矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ポルノグラフィティ(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第122回)※2021.4.15改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第122回目の今日はポルノグラフィティのお二人です。

 

それぞれのお名前は岡野昭仁さんと新藤晴一さん、

お二人とも本名です。

 

ローマ字で書くとOKANO AKIHITO、SHINDO HARUICHIとなり、お二人ともフルネームの最初と最後の母音が同じである事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。 

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バンド名のポルノグラフィティという名前はまず半濁音「ポ」の後にラ行「ル」が来て、濁音「グ」の後にラ行「ラ」が来る事から“ドレミネーム”と呼びます。 

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爆発的な人気を得る特性のある名前ですが、そのままでは長いので“ポルノ”という略称で呼ばれる事もあります。ただそうなると元々存在していた意味のある言葉になってしまい、またあまり良い意味の言葉ではない為に浸透はしませんでした。

そもそもインパクトのあるバンド名にする為、ポルノグラフィティ(直訳するとエッチな落書き)という名前を付けた結果でもあるので致し方ない所です。

 

2人が出会ったのは高校時代、新藤晴一さんがボーカルを務めるバンドにコーラス要員として誘った岡野昭仁さんのほうが歌が上手いことに気付き、新藤さんがボーカルを譲ったそうです。ツインボーカルという手立てもあったと思いますが、ギターに徹した所に“リターンネーム”の一歩下がる謙虚さが感じられます。

特にギターが弾けるなど、楽器で自分を表現出来る方は躊躇なくバックへまわる事が出来るようです。(野村義男さんの様に。)

はい。もちろん忘れた訳ではなく、デビュー当時は3人編成でしたよね。

もうひと方については後ほど触れる事にしましょう。

 

メジャーデビュー曲「アポロ」はレコード会社の予想を上回る程のヒットとなりました。バンドのデビュー曲が売れ過ぎると、得てして「一発屋」になりがちです。実際「アポロ」の印象が強過ぎて「アポログラフィティ」と間違われた事もあったそうですが、そんな懸念を払拭していきます。

特にサウダージ「アゲハ蝶」など、女性目線の曲がヒットして大人気バンドとなりました。

これはボーカル岡野昭仁さんが“リターンネーム”だった事に関係しています。

男性歌手においては“なめらかネーム”の方がやや強い傾向にあり、特に演歌やロックなどの男らしい歌には圧倒的に有利です。

それに比べると“リターンネーム”はルックスを含め、歌詞や曲調でもあまり「男らしい」アピールをしない方が多いのが特徴です。

美川憲一さんは極端な例ですが、野口五郎さん、井上陽水さん、稲垣潤一さん、氷川きよしさんなども「男らしい」アピールはしませんよね。)

なのでリターンネームの岡野さんに女性目線の歌詞がマッチしたのでしょう。曲調も他の曲とは一線を画したラテン調の曲で、ロックバンドには珍しいテイストを醸し出した事でポルノグラフィティの代表曲に数えられています。

 

さて最後になりましたが初期メンバーの白玉雅己(しらたままさみ)さん。

ローマ字で書くとSHIRATAMA MASAMIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」なので “なめらかネーム”です。

更にフルネームの最初と最後の母音も同じ「イ」なので“リターンネーム”でもあります。

つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この様なお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。 

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実は脱退したメンバーが1番良い名前だったんですねぇ。しかしポルノグラフィティはデビュー当時、アキヒト、ハルイチシラタマの名義で活動していて、他の2人が本名に戻した後もこの方だけは“Tama”という名義を名乗っていました。なのでせっかくツーペアの良い名前なのに知られる事がなかったんですねぇ。

脱退理由は「自身の追求」の為だったそうですが、“なめらかネーム”なので本当は目立ちたがりなのに、バンドの中にいては目立てない事に気付いたからかも知れません。

(これを読んでいるなめらかネームの方、2日連続で“目立ちたがり”扱いしてすいません。)

 

主だったソロ活動の少ないポルノグラフィティでしたが、デビューから20年を過ぎた今年ようやく岡野昭仁さんがソロデビューし、先日初のソロ配信ライブを行いました。

ユニットとして一線を走り続けて20年、40代後半になってからのソロデビューはもはや挑戦です。(斜体文字が加筆した部分です)

母音ではなく文字で見ると(おかのあひと)と、見事に「お・か・き」の3文字が入る“お・か・きネーム”でもあります。 

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自分への厳しさを正しい方向へ向け、新しい事へチャレンジしたのですね。そこで吸収したものをポルノグラフィティに還元するための期間限定プロジェクトだそうですが、是非とも成功させて欲しいものです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。