矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

シャ乱Q・LUNA SEA・L’Arc~en~Cielの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『さぁ、今日こそお名前じゃんけんかな?』

「いや、今日もクイズです。」

 

では早速ですがクイズです。

 

シャ乱QLUNA SEA・L’Arc~en~Ciel

この3組の名前の共通点は何でしょう?

 

今回もバンド編です。

 

ヒント1:今回もカタカナにしてみましょう。

 

シャ乱Q             =シャランキュー

LUNA SEA        =ルナシー

L’Arc~en~Ciel=ラルクアンシエル

 

ヒント2:最初と最後の文字に注目してください。

 

『なんかテンポ早くねぇか?』

「いいんです、今日はこの後が長いんで。」

 

もう皆さんお分かりですね。

それでは正解を発表致しましょう。

 

 

正解は「最初と最後の文字の母音が違う」という点です。

この様なお名前を最初の母音に戻らないという意味で、“ノーリターンネーム”と呼びます。

 

『なーんだ昨日と同じじゃないか。』

「いやぁ昨日こんな事を言い切っちゃったんで・・・

 

リターンネームのバンドはテレビによく出る、

ノーリターンネームのバンドは滅多に出ない。

 

今日はそのフォローをしないといけないと思って、昨日の続きにしました。」

『フォロー?』

「何せ一口にバンドと言ってもたくさんいるんで、この一文だけじゃとてもじゃないけど説明不足なんですよ。」

 

今回のもう1つの共通点は、テレビに出てたけど出ていた期間が短かった事です。

今回紹介した3組は、一時期たくさんテレビに出演していましたね。

でもリターンネームじゃなかったせいで長続きしなかったんです。

 

シャ乱Qはメンバーの不祥事とつんくさんがプロデュースで忙しくなった為、

LUNA SEA河村隆一(かわむらりゅういち)さんのソロ活動、

L’Arc~en~Cielはhide(ハイド)さんがVAMPSとしての活動も始めたからなどと理由は様々ですが、よく出ていた時期に比べると急激に減少した印象があります。

 

『本当に名前のせいかねぇ?』

 

では改めて“リターンネーム”のグループがよくテレビに出る事を証明しましょう。

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この記事でも紹介したTHE ALFEE(ジ・アルフィー)やTUBE(チューブ)、ウルフルズなどの様に長く出続けているグループを始め、

プリンセス プリンセス

SCANDAL(スキャンダル)といったガールズバンドはもちろん、

いきものがかり

flumpool(フランプール)、

back number(バックナンバー)などの比較的新しいグループもよく出ますし、

スピッツサンボマスターBEGIN(ビギン)なども結構よく出ますよね。

『うーん、flumpoolスピッツサンボマスターやBEGINはまさしく今日の「音楽の日」にも出てたな。』

「私も見ながらこの記事書いてました。だから遅くなってます。」

 

2人組のデュオでも昔のチャゲ&飛鳥や、ゆずコブクロなどリターンネームのデュオはよくテレビに出るのに対し、B’z(ビーズ)は滅多にテレビに出ません。

Wat(ワット)も一時期よく出ていましたが長続きしませんでした。

CHEMISTRY(ケミストリー)やスキマスイッチも一時の勢いは無くなった気がします。

 

『ドリカムやミスチルはどうなんだ?』

「よくぞ聞いてくれました!フォローしたかったのはそこなんです。」 

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以前紹介した濁音や半濁音の後にラ行が来る“ドレミネーム”

DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)

Mr.Children(ミスター・チルドレン)

GLAY(グレイ)

Every Little Thing(エヴリ・リトル・シング)

ポルノグラフィティ

ゴスペラーズ

AAA(トリプルエー)

Little Glee Monster(リトル・グリー・モンスター)

などは割とよく出ているほうですよね。ノーリターンでもドレミネームは別、という感じがします。

 

“ロイヤルネーム”のグループはどうなんだよ?」 

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TM NETWORK(ティーエム・ネットワーク)や

FUNKY MONKEY BABYS(ファンキー・モンキー・ベイビーズ)

クレイジーケンバンドなどですね。

最近ではOfficial髭男dismも割と出てますから、

出ない事もないって感じですかね。

 

何もテレビに出ない事は悪い事ではなく、昨日紹介した

ONE OK ROCK(ワンオクロック)やSuchmos(サチモス)、

RADWIMPS(ラッドウィンプス)や

BUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン)

などはテレビに出ないほうが合っていると思うんですよね。出なくても充分売れてる訳ですし。

そう考えると相性の問題で、テレビによく出るリターンネームのグループは、テレビとの相性が良いのではないかと思えるのです。相性が良いからこそずっと出続けられるし、ファンもテレビで唄ってるのを見て納得するんじゃないかと思います。

 

だからもしこれを見ている方で音楽の世界に飛び込もうとしている方、または知り合いにそういう方がいて「テレビに出たい」と思うならグループ名をリターンネームに、「あまり出たくない」と思うならノーリターンネームにすればいいのではないかと思います。

 

まとめますと、

リターンネームのグループはテレビによく出る、

ドレミネームのグループも割とよく出る、

ロイヤルネームのグループは出ない事もない、

ノーリターンネームのグループは滅多に出ない(出ても長く続かない)

という事になります。

 

『こんな事言い切っちゃって良いのか?』

「私もこんな事を言うからには、それだけのデータに基づいて言ってますから、ほとんどのグループが当てはまると言って間違いありません。」

『じゃあゴールデンボンバーは?ノーリターンネームだけどテレビよく出てるぞ。』

「あの人達は楽器も弾けないし、音楽グループよりコントグループに近いんで、今回のテーマには該当しません。」

『そんなの有りか!』

「それに「女々しくて」だけの“一発屋”ですから。紅白にももう出して貰えなくなりましたしね。」

『結構ひどい事言ってるぞお前・・・。』

「それより、昨日の最後に出したクイズの正解って何だったんですか?」

『おぉ!忘れてたよ。🎵離さないで、もうNo Return〜、だろ。』

「これだけで分かったらかなりの音楽通ですよね?」

『音楽通って言うか、アイドル通って言うか・・・。』

「アイドル通?」

『へへー、正解は河合奈保子(かわいなおこ)の「愛をください」でしたー!』

「まさかの80年代アイドル!」

『バンドの話ばっかりしてたから、バンド系の歌だと思ったんじゃなーい?』

「普通そう思うでしょ!」

『仕方ないだろ、ノーリターンって聞いて俺の頭にまず浮かんだのがこの歌だったんだから。』

「皆さん、苦情のある方はコメント欄までお寄せください。」

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

『🎵愛をくだ〜さい〜、愛をくだ〜さい〜、離さないで、もうNo Return〜、』

河合奈保子さんも最初と最後の母音が違います。まぁ個人名の場合はノーリターンネームじゃなくて“ノーペアネーム”ですけどね。」

『サビの部分だから簡単だと思ったんだけどなぁ。』

「メロディも無い文字だけでサビかどうかも分かんないでしょ!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。