矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ロバート【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第65回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第65回目の今日はロバートの三人です。

 

この「勝手にお名前診断」はお一人ずつか、コンビの場合お二人ずつ紹介してきたのですが、今回はトリオにつき、三人まとめての紹介となります。

 

それぞれのお名前は秋山竜次さん、馬場裕之さん、山本博さん。

三人とも本名です。

 

お名前をローマ字にしてみましょう。 

 

秋山竜次=AKIYAMA  RYUJI

馬場裕之=BABA  HIROYUKI

山本博 =YAMAMOTO  HIROSHI

 

三人とも苗字の最後の文字と下の名前の最初の文字、

フルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

そして三人ともアイウエオに母音が足りないので“ロイヤルネーム”でもありません。ただの“ノーペアネーム”です。そのせいか特にリーダーが誰とは決めていません。

個人名で見ると一昨日紹介したダチョウ倶楽部と同じです。 

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しかしトリオ名が“リターンネーム”(しかもスピード出世の「オ」)ですので、結成間もない内に「はねるのトびら」のレギュラーになりました。

 

もともと秋山さんと馬場さんが組んでいたコンビにツッコミとして

板倉俊之(いたくらとしゆき)さん(現:インパルス)が加入し、ゼナイルというトリオで活動していた時期があったそうですが、板倉さんがボケをやりたいと脱退した所へ、山本さんが取り入ってロバートになったそうです。

 

各々の紹介の前に“ノーペアネーム”の特性を簡単に紹介しておきましょう。

①本業以外に走りがち。

②不安定になりがち。

③俳優業・司会業には向いていない。

トークは上手くない。

新ジャンルを開拓する。

 

この5つを頭に入れておいて頂ければこの記事は3分で読めます。

 

ではまず馬場裕之さんから。

この方は正に①の本業以外に走っています。

自他共に認める料理好きで、その腕前もプロ級。野菜も栽培し調味料も自分で作り、レシピ本を出版するなど、今や仕事はほぼ料理関係です。

あと③、④は言わずもがなでしょう。

 

続いて山本博さん。

先述の通り後から加入した山本さんですが、それまでにも相方を取っ替え引っ替えし、コンビを組んでは解散を繰り返していたそうです。②の不安定に該当しますね。

この方も③、④については言わずもがなでしたが、ある番組の企画でプロボクサーのライセンスを取得すると、本格的にボクシングに打ち込む様になり、挙句の果てに

ロバート山本というリングネームを名乗り、見事デビュー戦に勝利しました。

①の特性も発揮されたという訳です。

 

うーん、ここまでお笑いの“お”の字も出ていませんね。このままだと何の記事かも分からないので、最後はこの方に締めて頂きましょう。

 

秋山竜次さんです。

こんな二人を相方に持ってしまった為、何とかしてお笑いグループの名を維持しようと孤軍奮闘しています。

しかしノーペアネームの性質上、モノマネとは名が付くものの従来の型にはまらない芸を編み出します。

それが梅宮辰夫さんの顔写真を使った“体モノマネ”で、ピンでの活動の起爆剤となりました。

⑤の特性が発揮されたのです。

他にもYou Tubeクリエイターズ・ファイルなるものを展開し、様々な職種の(架空の)キャラクターになりきり、展覧会を開いたり書籍を出版するなど完全に独自の道を歩んでいます。

実は③、④についても他の二人よりはましという程度で、ピンでのレギュラー出演番組もないのが現状です。俳優業のオファーが少ないのはヘアスタイルが原因とも考えられますが、“体モノマネ”をやる時に顔写真から髪がはみ出さない様にする為に長髪にしているそうです。

お笑い優先の姿勢が仇となっているなら致し方ないでしょう。

 

以上、三人とも同じ名前タイプという事でまとめて紹介しましたが、本当にお笑い芸人らしい事をやっているのは秋山さんだけですね。馬場さんと山本さんは最早副業でコントをやっているという感じです。それでも秋山さんが二人に見切りを付けず、ロバートとしての活動を続けているのは、やはりトリオ名が結束力の高いリターンネームだからでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

 

森三中【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第64回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第64回目の今日は森三中の三人です。

 

この「勝手にお名前診断」はお一人ずつか、コンビの場合お二人ずつ紹介してきたのですが、今回はトリオにつき、三人まとめての紹介となります。

昨日紹介したダチョウ倶楽部の女性版と言っても過言ではないトリオですので、まとめて紹介しようかとも思いましたが、そこはさすがに分ける事にしました。

 

それぞれのお名前は大島美幸さん、村上知子さん、黒沢かずこさん。

(大島さんと村上さんは結婚後も旧姓のまま活動しています。村上さんの旦那さんは一般の方で本名非公表、黒沢さんの下の名前は本名では宗子で読みは同じです。)

 

まず大島さんと村上さんのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

大島美幸=OSHIMA  MIYUKI

村上知子=MURAKAMI  TOMOKO 

 

二人とも苗字の最後の文字と下の名前の最初の文字、

フルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

そして二人ともアイウエオに母音が一つずつ足りないので“ロイヤルネーム”でもありません。ただの“ノーペアネーム”です。

 

またトリオ名も“リターンネーム”ではないのでレギュラー運が弱く、実は売れるまでにもかなりの時間が掛かっています。

 

ではまず大島美幸さんから。

学生時代はいじめられっ子だったという悲しい過去を持つ大島さん。

よくぞ現在の様な“輝ける場所”(バラエティー)を見つけたなという感じですが、

※1.やはり話し上手なリターンネームではないので、フリートークは決して上手くありません。あまり自発的にボケる事も少なく、いじられてナンボです。

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※2.もし女性司会者向きでリーダー向きでもあるロイヤルネームだったら、トリオ内での回し役や司会者的ポジションについていてもおかしくないキャリアですがそれもありません。

女優向きかつアスリート向きの“なめらかネーム”でもないので、女優業のオファーはほとんど無く、運動能力も高くありません。

ただ逆にそれが幸いし、「イッテQ」でも面白く映っているという具合いです。

 

ちなみに旦那さんは構成作家鈴木おさむさんです。鈴木さんのほうからアプローチしたそうで、なんでも「早く結婚してしまわないと、世間が彼女の可愛さに気付いてしまう」と思って結婚したそうですが、鈴木さんにはご自身の美的感覚の“ズレ”に早く気付いて欲しいものです。

 

続いて村上知子さんですが、内容的には大島さんとほぼ同じです。

重複する部分が多い為、あらかじめ大島さんに関する記載の中に米印を付けておきました。

よって※1、※2の付いた箇所を繰り返し読んで頂ければおおむね村上さんに関する説明になります。(歌の2番か3番の歌詞みたい W)

唯一違う所は、かつて女優として“月9”ドラマに主演(?)した事があるという点ですが、私が推奨するこの「名前の法則」は継続性を重視するものです。1度ドラマの主役に抜擢されたからと言って「女優運が強い」などとは申しません。

おそらく当時のフジテレビのドラマ班も、

本当は稲垣吾郎(いながきごろう)さん主演だから相手役は少々冒険しても良いという安心感と、“月9”ドラマ自体が全盛期よりかなり視聴率が落ち込んでいた為の“気の迷い”だったのでしょう。

本当に「女優運が強い」ならその後も女優の仕事が続いていた筈ですから。

(余談ですが、ダウンタウン浜田雅功(はまだまさとし)さんに頭を叩かれると売れるという、まことしやかに囁かれている都市伝説的な話がありまして、まだ森三中が世間に認知されていなかった頃に「ガキの使い」に出演し、村上さんが頭を叩かれるのではなく、胸を揉まれていた光景を見た覚えがあります。セクハラどころではない、訴えれば間違いなく勝訴するレベルでしたが、それが森三中の名が世に知れ渡るきっかけになったのも事実です。何かにつけて森三中のキーマンになる方なんですね。)

 

最後になりましたが黒沢かずこさん。この方だけ名前タイプが違います。

ローマ字にして見てみましょう。

 

黒沢かずこ=KUROSAWA  KAZUKO

 

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

この方もまず※1の繰り返しです。

ただなめらかネームの為若干性質が違います。

黒沢さんが以前よく、何かに憑りつかれたように「キューティーハニー」や「Everything」などを、気持ち悪くアレンジして唄っていましたが、それはなめらかネームの女性歌手(ラブソング向きじゃない方)の性質が漏れ出てしまっていたからだと思われます。 

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最近はその症状も治まっている様で何よりですが、この方だけが未だ独身です。

あまり占い的な事を言うと責任が取れない恐れがあるので本当は言いたくないのですが、なめらかネームの女性は仕事熱心になるキャリアウーマンタイプが多く、その為恋愛は二の次になる傾向があります。(コントなどのネタを書いているのも実は黒沢さんです。)ルックスは決して悪くない黒沢さんが1番婚期が遅れている原因があるとしたらそこだと思います。

まぁ他の二人に釣られてバクバク食べている内に体型まで似かよってしまった今となっては、名前だけが原因ではないかも知れませんが。

 

以上、三人まとめて紹介させて頂きましたが、改めて思うのは「イッテQ」の様な身体を張って“輝ける場所”があって良かったと思います。「ヒルナンデス!」でも一応月曜日のレギュラーとして出演していますが、大人しいもんですよ。

メインの冠番組を持っていてもおかしくないキャリアですが、ダチョウ倶楽部と同じで難しいでしょう。三人いてもお喋りが上手い人がいませんから。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

 

ダチョウ倶楽部【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第63回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第63回目の今日はダチョウ倶楽部の三人です。

 

この「勝手にお名前診断」はお一人ずつか、コンビの場合お二人ずつ紹介してきたのですが、今回はトリオにつき、初めて三人まとめての紹介となります。

 

それぞれのお名前は肥後克広さん、寺門ジモンさん、上島竜兵さん。

寺門さん以外は本名(上島さんの「竜」の字は本名では「龍」で、読みは同じ)です。

 

まず三人のお名前を、まとめてローマ字にしてみましょう。

 

肥後克広 =HIGO  KATSUHIRO

寺門ジモン=TERAKADO  JIMON 

上島竜兵 =UESHIMA  RYUHEI

 

三人とも苗字の最後の文字と下の名前の最初の文字、

フルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

そして三人ともアイウエオに母音が一つずつ足りないので“ロイヤルネーム”でもありません。ただの“ノーペアネーム”です。いや三人いてこのケースは珍しい。

 

またトリオ名も“リターンネーム”ではないのでレギュラー運が弱く、ここ数年地上波でのレギュラー番組は皆無です。

 

ではまずリーダーの肥後克広さんから。

もともとダチョウ倶楽部は四人でスタートしたのですが、リーダーだった

南部虎弾(なんぶとらた)さん(現:電撃ネットワーク)が脱退した為三人になりました。

そこで年齢的には一番若いながらも身長が高く、真ん中に立つと何となく見映えが良いからという程度の理由だと思われますが、二代目リーダーに選ばれてしまいました。

まずリーダー向きのロイヤルネームでない為、リーダーらしさはありません。

司会者、俳優向きの“なめらかネーム”でもないのでMCはもちろん、俳優業もほとんどオファーがありません。

話し上手なリターンネームでもないのでフリートークも下手な上に天然ボケもひどく、

親交の深い有吉弘行(ありよしひろいき)さん曰く、

「実は上島竜兵よりポンコツ。」と言われる程です。

それでもリーダーを任されたのはお仕着せ以外の何物でもありません。

かつては森本レオさんのモノマネなどで注目されたんですが、最近は影を潜めているようですね。

 

続いて寺門ジモンさん。

この方だけが芸名を名乗っていますが、何故「ジモン」なのか分かりますよね。

苗字の「寺門」を音読みすると「ジモン」になるからです。

(余談ですが、最近バラエティーで活躍中のファーストサマーウイカさんが名前の由来を聞かれて「初夏(ういか)という本名を英語にして繋げました。寺門ジモンさん方式です。」と言ったところ、周りのタレントがキョトンとしていました。ジモンさんてそんなに関心持たれていないんでしょうか?)

で、本名は寺門義人(てらかどよしひと)という“なめらかネーム”です。

だから身体鍛えるの好きなんですね。なめらかネームは「身体で稼ぐ」タイプですから。

でもノーペアネームの芸名が邪魔しているせいか、本業のお笑い以外の道に走りがちです。いやこの方は走りがちと言うよりガチで走っています。

グルメ(肉には特にうるさい)や、クワガタの採集、自然の中での生活やサバイバルにも造詣が深く、ネイチャージモンと異名を取るほどです。

あまりにも趣味嗜好に力を注ぐあまり、たまにバラエティーに出演すると空気が読めないという弊害が起こってしまいます。この方の本業って何なんでしょうか?

 

最後に上島竜兵さんですが、ある意味この方が一番名前の特性を有効に発揮している気がします。

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ノーペアネームは「不安定」(ジモンさんの様に本業以外に走りがち)や、「レギュラー運が弱い」(関根勤さんや高田純次さんの様に)などマイナスの特徴もありますが、

「新ジャンルを開拓する」や「ギャグを編み出す」などプラスの面もあります。

上島さんは出川哲朗(でがわてつろう)さんと並ぶ“リアクション芸”の開拓者です。まあ肥後さん、ジモンさんとの共同作業ではありますが、ダチョウ倶楽部のリアクション芸と言えば、上島さんがその代表でしょう。

そして三人での共同ギャグ「聞いてないよぉ」や「じゃあ俺がやるよ・・・どうぞどうぞ。」以外に個人でも「くるりんぱ」や「ポイントゲッター」、キス芸(?)やジャンプ芸(床を強く踏むと周りの人がジャンプする)などの多彩なギャグを開発しています。

ただそれらのギャグがあまりに使い勝手が良い為、本人が居ない所で(無許可で)使われてしまうのがたまに傷です。もし権利を取って使用料が支払われたなら相当な額になるのではないでしょうか。

まあそうやって他のタレント達に使われているお陰で、レギュラー番組が無くてもダチョウ倶楽部の存在感が保たれていると言えるでしょう。

 

以上、三人とも同じ名前タイプという事でまとめて紹介しましたが、改めて思うのはやはり個別で紹介する程ではなかったですね。記事のボリューム的にも丁度良かったと思います。

「ヤァーッ!」や「つかみはOK!」などのギャグが流行り、一番ノリに乗っていた頃には冠番組もありましたが、やはり喋れる人がいない為に番組はすぐ終了し、それ以降ほぼレギュラーの無い不定期出演ばかりです。最近では新商品や新作映画の紹介イベントに出演した模様が、ワイドショーなどで紹介された時しか見かけない様になってしまいました。

それでも熱湯風呂やおでん芸など、インパクトを残すあたりは流石リアクション芸の開拓者だ、という事で締めておきましょう。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

博多華丸・大吉【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第62回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第62回目の今日は博多華丸・大吉のお二人です。

 

横山やすし・西川きよしや、中田ダイマル・ラケット夢路いとし・喜味こいしなど、

昔の漫才コンビの名前は各々の名前(芸名)を続けて言うコンビ名が主流でした。

現在でもオール阪神・巨人中田カウス・ボタン、宮川大助・花子などベテラン漫才師には多く見られますが、若手でこのタイプのコンビ名は非常に少なくなりました。

少なくなったとは言え、漫才師らしい良い名前です。

 

それぞれのお名前(芸名)をローマ字で書くと

HAKATA HANAMARU、HAKATA DAIKICHIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じである事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

芸名で見ると二人ともなめらかネームのコンビという事になります。

 

吉本興業の福岡支社創設当時から在籍し、博多を拠点に活動していた頃から地元では大人気でしたが、その頃は

鶴屋華丸亀屋大吉というコンビ名だったそうで、今よりもっと古めかしい印象ですね。

その名前のせいという訳では無かったかも知れませんが、東京への進出は自信がなかったそうで、躊躇していた期間が長かった為、結果的にはかなり遅咲きになってしまいました。

ようやく東京進出の決心がついた時、屋号を現在の“博多”に変えたそうです。

 

そして先に全国的な知名度が上がったのは博多華丸さんのほうでした。

「R–1ぐらんぷり」で得意の児玉清さんのモノマネを活かしたネタで優勝したのです。

その華丸さんですが、実は本名が岡崎光輝(おかざきみつてる)という名前で、

ローマ字で書くと=OKAZAKI  MITSUTERUとなり、

全体を見ると、5つの母音が全て入っている事がわかります。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

 

このロイヤルネームは「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような活躍をされている方が非常に多いのです。

昨日紹介した内村光良(うちむらてるよし)さんは“ノーペアネーム”の“ロイヤルネーム”でしたが、華丸さんの本名は苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「イ」ですので、“なめらかネーム”でもあります。

芸名がなめらかネームで、本名がなめらかネームのロイヤルネームという、今まで私が見てきた芸能人の中でも最高レベルの良いお名前です。

本当に博多でくすぶっていたのが勿体ないくらいの。

 

一方の博多大吉さんですが、本名は吉岡廣憲(よしおかひろのり)といい、

ローマ字で書くと=YOSHIOKA  HIRONORIとなり、

苗字の最後の文字「か」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「よ」と、最後の文字「り」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

これも名前のせいでは無いとは思いますが、

カンニング竹山(たけやま)さんが福岡吉本にいた頃、華丸さんと竹山さんが人気を争っている中、大吉さんはほぼ裏方的な役割だったそうです。竹山さんが福岡吉本を辞めてからようやく出番が増えたそうですが、そんな日陰の存在だったんですね。

 

◉“亀”だった大吉の猛追

 

華丸さんがR–1で優勝後も川平慈英さんのモノマネなどで人気を博し、大吉さんは「じゃないほう芸人」とまで言われましたが、トーク番組のひな壇など地味な仕事をコツコツこなしていました。

本名は「不安定」になりがちなノーペアネームですが、芸名の“博多大吉”でいる時間が長くなるにつれ、なめらかネームの仕事熱心な実直さが身についたものと思われます。

そして若手が出る大会だと諦めていた「THE MANZAI」にビートたけしさんから出場を勧められて見事優勝し、コンビとしての知名度も跳ね上がります。

 

華丸さんが俳優業にも進出する一方で、大吉さんはほぼタレント業一筋に貫いてきました。トーク番組などでも一言で決めるコメント力の高さが認められ、評価はどんどん上がっていきます。

そしてとうとう2016年のタレントパワーランキングでは、コンビでタモリさんに次ぐ2位、個人でも大吉さんが9位、華丸さんが14位と、大躍進しました。

福岡時代から“亀屋”を名乗り、常に相方の華丸さんを追う立場だった大吉さんが、遂に追い抜いた瞬間でもありました。コンビでも個人でも、博多の人気芸人から全国区の人気芸人になったのです。

 

現在はNHKの情報番組「あさイチ」でもコンビで司会を務めています。NHKで司会を任されるなんて、好感度と信頼が高くないと務まりませんよ。

遅咲きであっても実力のある人はいつか認められ、1度人気に火が付くとぐんぐん上昇する。それがなめらかネームの良い所です。

今時の横文字(カタカナ)名前もカッコ良く見えますが、見た目ではなく実力と、「音」の響きが大事だという事を実証してくれたコンビだと思います。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

 

ウッチャンナンチャン【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第61回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第61回目の今日はウッチャンナンチャンのお二人です。

 

それぞれのお名前は内村光良さんと

南原清隆さん、お二人とも本名です。

 

まず内村光良さんですが、

ローマ字で書くと=UCHIMURA TERUYOSHIとなり、

苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の最初の文字「て」、

フルネームの最初の文字「う」と、最後の文字「し」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

しかし全体を見ると、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

 

続いて南原清隆さんはNANBARA KIYOTAKAとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

コンビ名はダウンタウンナインティナイン同様、名前の中に「チャン」という同じ音が繰り返される“反復型”です。

最近はコンビ名もサンドウィッチマン千鳥の様に最初と最後の母音が同じリターンネームが増えていますが、一昔前まではこういった反復型がお笑いコンビの良い名前として主流でした。

個人名もロイヤルネームとリターンネームで非常に良い組み合わせですが、このコンビの大きな違いはベテランになってからの司会ぶりに現れています。

 

まず内村光良さんから診ていきましょう。

 

ロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。

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この記事の中でもお笑いタレントで1番司会者に向いているのは

明石家さんまさんや所ジョージさんの様な“なめらかネーム”だと申しましたが、ロイヤルネームも負けず劣らず司会業で活躍されています。 

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そしてこの記事でも触れた通り、リーダーになる傾向も強い為か、

内村さんはコント番組などで常に後輩タレントを従えているイメージが強く、あまり同期や先輩と絡んでいるシーンは見かけません。

名前の性質上、目上の人より後輩と絡むほうが楽なのでしょう。だから南原さんと共演する番組も減っていったのかも知れません。

滅多に怒らない温和な性格ながら「イッテQ」などでもリーダー的ポジションに立っている事が多く、また自分がボケて笑いを取るよりも、後輩たちにパスを回してチャンスを与える“司令塔”の様な役割に徹している様に見受けられます。

その点がなめらかネームのさんまさんの司会ぶりとも大きく違う所ですね。

また「紅白」でも総合司会として“真ん中に立つ”など、ロイヤルネームの特性を活かしきっていると言えます。

 

一方の南原清隆さんはコンビでの活動が減ってきた頃、「笑う犬の生活」や「内村プロデュース」などで活躍していた内村さんに一時は大きく水をあけられていました。

2011年、ようやく「ヒルナンデス!」の総合司会に選ばれましたが、

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この記事をご覧頂くとお分かりのように、司会者としてはやや弱いリターンネームの為か、コーナーの進行はほとんど各曜日のレギュラー陣が担当しているので、一人で司会をしているとは言えません。

どちらかと言うとビートたけしさんや石橋貴明(いしばしたかあき)さんの様に型にハマった司会が苦手で、内村さんと違って自分がボケるほうが好きなタイプです。

とは言え「ヒルナンデス!」はVTRのコーナーも多く、南原さんが活躍している印象はほとんどありません。番組の顔として名前だけ貸している、といった感すらあります。

(「ヒルナンデス!」の“ナン”はナンチャンの“ナン”です。)

それ以外では「ネタパレ」でも一応司会ですが、共同司会の

陣内智則(じんないとものり)さんのほうがよく喋って進行もしています。御意見番的ポジションでありながらたけしさん程の威厳もなく、ただ若手のネタを見て笑っているだけの状態です。

内村さんが“司令塔”ならこちらは現役を引退した“監督”と言った所でしょうか。

名前タイプが違うと司会ぶりはこんなにも違うのですね。南原さんにはもっと前に出て欲しいものです。

 

先述の通りウッチャンナンチャンは「反復型」の為、リターンネームのコンビ程の結束力もありません。内村さんの司会者としての評価や好感度は最近また急上昇していますので、今のままでは南原さんがまた大きく水をあけられ、コンビ格差が生まれないか心配です。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

内村光良・矢部浩之・恵俊彰の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

内村光良矢部浩之恵俊彰

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はお笑いコンビのどちらかお一人ですが、名前以外にも共通点がある方々です。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

内村光良=UCHIMURA TERUYOSHI

矢部浩之=YABE HIROYUKI 

恵俊彰 =MEGUMI TOSHIAKI

 

『オーッ!アイドルじゃなくて良かったー!』

「久しぶりにお笑いタレントです。」

『めちゃメチャ“誰かがやらねば”って感じだな!』

「今の若い人は知りませんよ。」

『ホンジャマ、いってみようカ!』

「(やっぱり乃木坂46のほうがよかったかな。)」

 

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ヒント2:この方々は明石家さんまさんの様な「良い名前」の条件を満たしていませんが、ある特殊な条件を満たしています。

 

ヒント3:全体の母音に注目して下さい。じっくり見て頂ければそれぞれの名前に共通するポイントが見えてくる筈です。

分かりやすくする為、母音だけ色を変えてみましょう。

 

内村光良UCHIMURA TERUYOSHI

矢部浩之=YABE HIROYUK

恵俊彰 =MEGUMI TOSHIAKI

 

 

もうお分かりですね。それでは正解を発表しましょう。

 

正解は「あ・い・う・え・お」です。

 

もう1度3人の名前をよくご覧下さい。

どの名前も、5つの母音が全て入っているでしょう。それがこの3人の共通点なのです。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼ぶ事にします。

 

『ロイヤルネームは分かったけど、名前以外の共通点て何だ?』

「それはズバリ、司会者です。」

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この記事でも紹介した通り、お笑いタレントで司会者としても活躍されている方(特に1人で司会を任されている方)はさんまさんや所ジョージさんの様な“なめらかネーム”の方が多かったのですが、ロイヤルネームも負けず劣らず司会業で活躍されている方が多い事が分かったんです。

『確かにウッチャンは「紅白」でも総合司会みたいなのやってたし、今ノリに乗ってるよな。』

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「そしてこの記事でも触れた通り、ロイヤルネームはリーダーになる傾向が強かったのですが・・・」

『今日過去記事多くねぇか?』

「ロイヤルネームが久しぶりなんで、きっと忘れかけてる読者の方もいますし、今回初めてご覧になる方もいらっしゃるでしょうからね。」

 

内村光良さんはコント番組でも後輩タレントを従えて、常にリーダー的ポジションに立っている事が多く、矢部浩之さんも「めちゃイケ」では、なめらかネームの相方

岡村隆史(おかむらたかし)さんを抑えて番組のリーダーになっていました。

このお二人は司会ぶりにも名前の特性が現れていると言えます。

 

恵俊彰は?』

「恵さんの場合は帯番組の司会をやっているという意味で、この方のほうが近いんじゃないかと思います。」

 

ますだおかだ岡田圭佑(おかだけいすけ)さんです。

 

出た‼︎ワァオ!

「言うと思った・・・。」

『今年はねずみ年だから、チューーッ‼︎

「ハイハイ、もういいですか?」

『でも、帯番組の司会なんてやってたっけ?』

「何言ってるんですか!『クイズ!脳ベルSHOW』の司会やってるじゃないですか!」

脳ベルSHOW?』

「BSフジで月曜〜金曜の、しかもプライムタイムの夜10時からやってるんですよ!何で知らないんですか?」

『うち、BS見れないから・・・。』

「あ、何かスイマセン。・・・そうだ!地上波でもやってますよ!」(一部地域のみ)

『え?何時から?』

「朝の4時です。」

『寝てるわそんな時間!』

「え〜っ?頭の体操になるから見て欲しいのになぁ。」

『岡田以外には誰が出てるんだよ?』

江藤博利(えとうひろとし)さんとか藤巻潤(ふじまきじゅん)さんとか・・・。」

『誰?・・・and、誰?』

「あと裕子と弥生とかザ・リリーズとか・・・。」

『知らんしらん!もっと有名な人は?』

「あ、この前『黒猫のタンゴ』で有名な

皆川(みながわ)おさむさんが出てましたよ。」

『その「黒猫のタンゴ」を知らんわ!』

「えーっ⁉︎じゃあもう無理ですー。」

『どんなメンツだよ!・・・て言うか、「脳ベルSHOW」を紹介する記事になってる!』

「まぁ今回はクイズの3人と岡田さん紹介出来たからOKです。」

 

一応まとめますと、

黒柳徹子(くろやなぎてつこ)さんや

上沼恵美子(かみぬまえみこ)さんも帯番組の司会やってますから、ロイヤルネームは帯番組の司会向きなのかも知れませんね。

『何だその適当な締め方は⁉︎』

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ホンジャマカ石ちゃんもロイヤル・・・』

「あ、その話はまた今度という事で・・・。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

 

 

前田敦子・百田夏菜子・和田彩花の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

前田敦子百田夏菜子和田彩花

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回は女性アイドルグループのメンバー編です。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

前田敦子 =MAEDA  ATSUKO

百田夏菜子=MOMOTA  KANAKO

和田彩花 =WADA  AYAKA

 

ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してください。

 

『お久しブリーフライングゼット!不満有作です。』

「何言ってるんですか?」

ダンディーの「お久しブリーフ」に、AKBの「フライングゲット」と、ももいろクローバーの「Z」を掛け合わせたんだよ!』

「なーんだ。」

『そんな事よりよぉ、最近3番目弱くないか?』

「どういう意味ですか?」

『前回は確かZARDELT、の後にI WiSHだっただろ?

その前は堀ちえみ南野陽子、の後にいしのようこだぜ。去年の年末なんて小宮から途中で方正に変えてたし・・・。』

「いや正直芸能界広しと言えど、似たようなタイプの人3人揃えるの難しいんですよ。」

『今回も前田敦子百田夏菜子は分かるけど、和田彩花って誰?』

「エッ⁉︎知らないんですか⁉︎あのアンジュルムのリーダーだった子ですよ!それもスマイレージ時代からのメンバーで・・・」

『分からんわ!アンジュとかスマイルとか言われても。』

ハロプロエッグの・・・」

『もういいから進めろ!』

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解は苗字(姓)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じという点です。

その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。

 

更に今回ご紹介した3人に、名前以外の共通点があります。

『大体分かるよ、センターかリーダーって事だろ?』

「え⁉︎何で分かったんですか⁉︎」

『いやお前さっき“リーダー”って言ってたからな!』

blog.housoku.work

そうなんです、先週この記事でも説明した通り、なめらかネームのアイドルは歌で成功したと言える方が少なかったのですが、それはソロアイドル全盛の80年代までの話で、グループアイドル主流の昨今は、どうやら事情が変わってきているようなんです。

ZARD坂井泉水(さかいいずみ)さんやEvery Little Thing持田香織(もちだかおり)さんの様に、ユニット名に隠れて個人名が前に出ない場合、なめらかネームでも恋愛の歌をヒットさせる事が出来るという話はしましたよね?

 『ああ、この記事の時だろ?』

blog.housoku.work

それと同じ様に、グループ名に隠れて個人名が前に出ない昨今のアイドル界では、なめらかネームが大活躍し、グループのセンターやリーダーにまでなっているんです。

既に紹介したAKB48の初代センター前田敦子さんや、

ももクロ不動のセンター百田夏菜子さんを始め、

SUPER☆GiRLSの前センター、

前島亜美(まえしまあみ)さん、

東京女子流新井(あらい)ひとみさん、

フェアリーズ

伊藤萌々香(いとうももか)さん……などなど。

さらにあのモーニング娘。もメジャーデビュー曲のセンターは

安倍(あべ)なつみさんではなく、

福田明日香(ふくだあすか)さんという方でした。

『え?なっちじゃなかったの?』

「嘘だと思うならYou Tubeで調べて下さい。」

『昨日もそんな事言ってなかったか?』

 

他にもセンターとは意味が異なりますが、グループのリーダーとしては、

AKB48の初代総監督

高橋(たかはし)みなみさん、

SUPER☆GiRLSの初代リーダー

八坂沙織(やさかさおり)さん、

℃-uteのリーダーだった

矢島舞美(やじままいみ)さん、

Dream5のリーダーだった

重本(しげもと)ことりさん、などなど。

 

そしてアンジュルムのリーダーだった和田彩花さんは、前身のスマイレージ時代からリーダーを務め上げ、卒業前にはハロー!プロジェクト全体のリーダーにまでなっていました。

『よくそんなに知ってるなぁ、さてはお前アイドルオタ・・・』

「全て名前の研究の為です!」

この様にアイドルグループのセンターやリーダー(特に初期)には、なめらかネームが立っていた確率が非常に高いのです。

そう、これはなめらかアイドルの逆襲なのです!

『さらっとなめらかアイドルとか言ってるけど、そんな言葉ないからな。』

「更に!」

『あ、まだ続くのね・・・うん。』

現在、AKB48の三代目総監督を務めるのは、みーおんこと、

向井地美音(むかいちみおん)さんです!

『あの・・・読者がひいてる感じ、分かるかな?』

 

もちろんなめらかネーム以外の方がセンターに立つケースもあるのですが、それはそれでまた非常に興味深い傾向が見られます。

例えばSKE48の場合、現在は

松井珠理奈(まついじゅりな)さんがセンターですが、

松井玲奈(まついれな)さんがいた頃はWセンターという形をとっていました。何と偶然にもこのお二人、どちらも“リターンネーム”なんです。

ソロの女性歌手としては強い運を持つリターンネームですが、グループのセンターにはいま一つ不向きで一人ではセンターに成りきれないということなのでしょうか。

NMB48にも実は同じことが言えます。

一貫して山本彩(やまもとさやか)さんがセンターを務めていたイメージが強いのですが、初期にはみるきーこと

渡辺美優紀(わたなべみゆき)さんとのWセンターという形が多く、AKB48との兼任やソロ活動に力を入れるようになってからは特に、

りりぽんこと須藤凜々花(すどうりりか)さんや

みるるんこと白間美瑠(しろまみる)さんなどにセンターを譲ることも増え、はっきりと山本彩さんがセンターだと言える楽曲は意外と少ないのです。

 

『あ!皆さん、飛ばし読みしないで!もうすぐ終わりますから。』

 

では、乃木坂46の場合はどうでしょう。

初期は生駒里奈(いこまりな)さんがセンターを務めていましたが、実はかなり無理をして気を張っていたようで、その重圧から解放された途端、失神して倒れてしまうほどでした。

欅坂46のセンターは平手友梨奈(ひらてゆりな)さんです。

本来ならメンバーを代表してバラエティーなどにも積極的に出演して広告塔になるのがセンターの役目、の筈なのですが本人が出たがらないのか、事務所の戦略なのかは分かりませんが、歌番組以外ではほとんど出演がありません。しかも顔を出したくないほどシャイなのか、前髪が顔の半分ぐらいまで掛かっているので、どんな表情で唄っているのかもよく分からない程ミステリアスなのです。

『アイドルの話になると本当に長えなぁ。』

これらの事由から検証すると、デビューしていきなりグループのセンターに立つということは相当なプレッシャーがあると思われ、そのプレッシャーに耐える為にはなめらかネームの女性特有の強い精神力(和田アキ子さんのような)が必要なのではないかと考えられるのです。

 

そういった内面的な部分は本人の問題として、最も重要なのはグループ全体の将来を考えた時に人気グループになれるかどうか、つまりセンターとしてグループを引っ張っていけるかどうかです。そこへ行くとなめらかネームの方は人気運が強く、ある程度知名度が上がるとすぐに人気が急上昇する即効性も持ち合わせています。

『止まんねぇなぁ・・・』

まあ、もともとなめらかネームの女性は美人でスタイルも良い方が多く、ただ弱点と言うか「恋愛の歌がヒットしない」というジンクスがあっただけで、グループの一員として歌唱している限り個人名は前面に出ませんので、グループの「顔」となるセンターには打ってつけの存在と言えるでしょう。

 

実際のところ、AKB48の初期メンバーで最初に“神7”と呼ばれた

前田敦子さん、大島優子(おおしまゆうこ)さん、

高橋みなみさん、篠田麻里子(しのだまりこ)さん、

小嶋陽菜(こじまはるな)さん、

板野友美(いたのともみ)さん、

渡辺麻友(わたなべまゆ)さんの内、実に5人もの方がなめらかネームだったのです。そりゃあ人気も出るわけですよ。

他にも大島麻衣(おおしままい)さんや

宮澤佐江(みやざわさえ)さん、

今も現役の峯岸(みねぎし)みなみさんなどがいて、とにかくなめらかネームが多かったんです。

80年代になめらかネームのソロアイドルがほとんど鳴かず飛ばずで消えていった事を思うと、考えられない様な事態ですね。

最初から個人名で勝負するのは難しくても、グループの中に入ればセンターに立てたりリーダーになれたりして目立つ事が出来るなめらかネーム。この「名前の法則」の奥の深さを感じさせます。

 

『あ、終わった?終わった?』

「はい、終わりです。」

『よし!やっと俺の番・・・』

この様に・・・

『その終わりかよ!俺全然喋ってねぇだろ!』

「本当はBEYOOOOONDSの話とかもしたかったんですけど、この辺でやめときます。」

『ビ、ビヨ〜〜〜ンズ!?』

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『明日は違うジャンルの話しますから、矢名樹の事は嫌いでも、このブログの事は嫌いにならないで下さい!』

ではまた次回をお楽しみにー。