矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

石坂浩二・森本レオ・西田敏行の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

石坂浩二森本レオ西田敏行

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

石坂浩二=ISHIZAKA KOJI

森本レオ=MORIMOTO REO

西田敏行=NISHIDA TOSHIYUKI

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

 

『これから30分、あなたの目はあなたの身体を離れて、この不思議な名前の世界に入っていくのです。』

「あ、このブログ読むのに30分も掛からないですよ。3分ぐらいで読めます。」

 

ヒント3:今回も名前以外に共通点があります。

 

『トーマスはー、今日も元気にー、走っていたー。(息を抜き気味に)』

「これは森本レオさんですね。あの、正解出る前から色々やんないでもらえますか?」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。

 

では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

 

『なぁ〜んだ、簡単だったなぁ。・・・で、名前以外の共通点って、何?』

「もうさっきからやってるじゃないですか。ナレーションですよ。」

『えっ!?ボケのつもりでやってたのに、芯食っちゃってたの?』

 

まぁ今までこのブログでもちょくちょく言ってきた事なんですけど、リターンネームの俳優さんはナレーターとしても活躍されている方が多いんです。

 

石坂浩二さんは古くは「ウルトラQ」や「ウルトラマン」、最近では「渡る世間は鬼ばかり」のナレーションもされていましたよね。

森本レオさんはドキュメンタリー番組から「きかんしゃトーマス」、「Qさま!」の問題読みまで、様々なナレーションの仕事をされています。

西田敏行さんは「人生の楽園」のナレーションをいかりや長介(ちょうすけ)さんから引き継いでもう17年も続けているんですねぇ。

 

他にも平泉成(ひらいずみせい)さんは「ペケ×ポン」の川柳のコーナー。

五ー(ゴー)!七(しち)、五ー(ゴー)

小倉久寛(おぐらひさひろ)さんは「痛快!ビッグダディ」、

『なんかさっきから、もう終わってる番組多くねぇか?』

小倉久寛さんは「Qさま!」の問題読みもたまにやってますよ。」

 

※など、声だけの出演で人気番組を支えてきたんですねぇ。

中尾彬(なかおあきら)さんの低くて渋い声といい、リターンネームは声が魅力的になるという性質もあるのかも知れません。

 『何だあの※印(こめじるし)・・・?』

 

そしてお笑いタレントでも、

南海キャンディーズ山里亮太(やまさとりょうた)さん(ツーペアネーム)は「謎解きバトルTORE!」のファラ男の声や、

ファ〜ラファラファラファラ・・・、これも終わってるよな?』

スッキリ!!」の天の声など、

『お〜早ようございま〜す!』

顔を出さなくていい声だけの仕事で少しずつトークの実力をアピールし、徐々に世間の評価を上げていきました。

『顔を出さなくていいって、遠回しに“ブサイク”って言ってないか?』

「シーッ!そういう事言うと、今の時代反感買いますよ!」

 

声だけの仕事と言えば、キム兄こと木村祐一(きむらゆういち)さんも「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんの声を務めています。

『ボーっと生きてんじゃね〜よ!』

 

他にも石井正則(いしいまさのり)さんが俳優業の傍ら「Mr.サンデー」など情報番組のナレーションを担当しています。

 

※など、声だけの出演で人気番組を支えてきたんですねぇ。

麒麟川島明(かわしまあきら)さんの低くて渋い声といい、リターンネームは声が魅力的になるという性質もあるのかも知れません。

『あー!名前が変わっただけで、※印の文章“くり返し”だ!歌詞カードのサビの部分みたいになってる!』

「リフレインって言ってもらえますか。」

『そんな事より、石井正則って誰?』

「知らないんですか?元アリtoキリギリスの・・・、」

『あー!あの小さいほうか!・・・だんだん弱く(マイナーに)なってきたな。』

「まぁテーマがテーマだけに、顔を出してない場合が多いからそう思うのも仕方ないでしょう。でも石井正則さんでそんな事言ってたら、この先大変な事になりますよ。」

『えっ?もっと弱くなるのか?』

 

「ここから先は、知っている人はよーく知っている、でも知らない人は全く知らない、ディープな世界に入っていきますんで、しっかりついて来てくださいね。」

『ホントに「ウルトラQ」みたいになるんじゃないだろうな?』

「実は女性アイドルの世界でもリターンネームの方が声だけの仕事、つまり声優に転身した方が多いって話なんですけどね。」

『それが何でディープな世界なんだよ?』

「いや声優に転身するって事は、リターンネームだけどあまり歌が売れなかったって事なんで、一般の方は知らない可能性が高いんですよ。」

『いいからとにかく言ってみろって。』

「じゃあいきますよ。」

 

まずは「魔法の天使クリィミーマミ」の太田貴子(おおたたかこ)さん、

『元「レッツゴーヤング」のサンデーズだな?』

ご近所物語」や「おジャ魔女どれみ」の宍戸留美(ししどるみ)さん、

『バトン持って唄ってた子だろ?』

きらりん☆レボリューション」の久住小春(くすみこはる)さん、

モーニング娘。時代にやってたじゃないか。』

 

「何で全部知ってるんですか?(キモっ!)久住小春さんだってモー娘。全盛期より後に入ったのに。」

『当たり前だろ?最近の“48”だとか“坂道”だとかは分からんが、80〜90年代のアイドルには詳しいんだよ!・・・それにお前、大事な人を忘れてないか?』

「えっ?誰ですか?」

『「マクロス」のリン・ミンメイこと飯島真理(いいじままり)だよ!』

「あーっ!リターンネーム、いやツーペアネームだ!」

『🎵おぼえてい〜ます〜か〜、だよ!』

「いやおぼえてたんですけど、飯島真理さんはアイドルって言うよりシンガーソングライターで・・・」

『この際そんな細かい事はどうでも良いんだよ!・・・どうやら俺のほうが詳しかった様だな。』

「お見それしましたー。(こんな展開になる筈じゃなかったのに。)」

 

えー今回はかなり世代によって、分からない方も多いんじゃないかという話になってしまいましたが、まとめますと俳優・お笑いタレント・アイドルとジャンルを問わず、リターンネームはナレーションや声優など、声だけの仕事で成功する方が多いという事です。

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『アンパ〜ンチ!』

「何で最後にアンパンチを?」

『「アンパンマン戸田恵子(とだけいこ)も元アイドルだろが!」

「ま、参りましたー。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

宮迫博之・梶原雄太・今田耕司の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

宮迫博之梶原雄太今田耕司

 

この3人の名前の共通点は何でしょう?

『あれ?この3人って・・・?』 

今回はお笑いタレント編です。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

宮迫博之 =MIYASAKO HIROYUKI

梶原雄太 =KAJIWARA YUTA

今田耕司 =IMADA KOJI

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

『今週お名前診断で出てた3人だよな?』

「何言ってるんですか?今田耕司さんはもう随分前でしょう。」

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ヒント3:名前以外にも共通点があります。

『名前の共通点はあれだろ?リタ・・・』

「シーッ!静かにしてください!」

 

ヒント4:一昨日のTKO木下隆行(きのしたたかゆき)さんも該当します。

『“一昨日の”って言った!今週見てたら簡単じゃん!』

「今日初めてこのブログを見た人だっているかも知れないでしょ?」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。

 

では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

 

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

 

『で、もう1つの共通点って何?』

「共通点じゃなく、“くくり”って言って貰っていいですか?」

『“くくり”?』

 

では発表しましょう、今回は・・・

 

You Tube始めちゃう芸人”でーす!

 

『何だこの「アメトーーク!」みたいなタイトルは?』

「今日(23日)たまたまゴールデンでスペシャルやってたんで、その影響受けちゃって。」

『影響受けんの早過ぎだろ!?』

「いや本当は今週(お騒がせ)お笑いコンビの特集やってて、You Tuberになった芸人さんの名前を見てたらリターンネームが多い事に気付いたからなんですけどね。」

 

宮迫博之さんは“闇営業”のペナルティによる謹慎が解けた後、今年に入ってYou Tubeでの活動を始めました。

梶原雄太さんはカジサックという別名義で本格的にYou Tuberとしての活動を続けています。

木下隆之さんも“パワハラ騒動”の後フリーとなってYou Tubeを始めました。

 

まぁここまではね、宮迫さんや木下さんはテレビに出にくくなったし、梶原さんも相方の西野亮廣(にしのあきひろ)さんがお笑い以外の事ばっかりやってるんで、You Tubeを始めるのも仕方ないかなぁと思うんですよ。

 

ただ今田耕司さんなんかは、コロナによる自粛の影響で多少仕事が無い期間があったとは言え、レギュラー番組たくさん抱えてますからね。

それでもYou Tubeを始めようとする所が、リターンネームの性質なんじゃないかと思った訳です。

『リターンネームの性質?』

ビートたけし(本名:北野武)さんやナンチャン南原清隆)さんなど、リターンネームの芸人さんは型にはまった司会が苦手で、自由に喋ったりボケたりするのが好きな人が多いんですね。

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テレビ番組だと共演者がいるし進行もしないといけないから自分の言いたい事は半分も言えない。

でもYou Tubeならカメラを独り占めして、言いたい放題喋り続けていられる。

喋りたがりのリターンネームにとって、これほど嬉しい環境は他にないかも知れません。

だから今田さんの様に、儲け度外視で始めちゃう人がいるんですよ。

 

他にも大物と言われるお笑いタレントでは、

石橋貴明(いしばしたかあき)さんや

東野幸治(ひがしのこうじ)さんもYou Tube始めちゃってます。

どちらもリターンネームに該当しますね。

石橋さんはもう一生遊んで暮らせるぐらいの貯蓄は(おそらく)ある筈ですし、東野さんも何年も忙しく働いてたんだから、ゆっくり休んでても良かった筈なのに始めちゃいました。

こんな大物がYou Tube始めちゃうのって、もう「喋れる場所が欲しい」としか理由が考えられないんですよね。

『リターンネームじゃない江頭2:50も「エガちゃんねる」ってYou Tubeやってるぞ!』

「あ、江頭さんは大物じゃないですから。」

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元々喋るのが得意じゃない“ノーペアネーム”の芸人さんは、テレビ(本業)以外に何かやろうとすると西野亮廣さんや又吉直樹(またよしなおき)さん、田村裕(たむらひろし)さんの様に“本出しちゃう芸人”になっちゃうんですけど、

『無理やり「アメトーーク!」風にしてるだろ?』

喋りたがりのリターンネームの芸人さんはYou Tubeを選んじゃうんですねぇ。

 

ヒロシもショートネームだけどリターンネームだな。』

「本名は齊藤健一(さいとうけんいち)っていうノーペアネームだから、キャンプの様子映してるだけでほとんど喋ってないですけどね。」

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『有作です。最近スランプで、替え歌が浮かばんとです。』

「元々要らないんです!」

『有作です・・・有作です・・・有作です・・・。』

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

爆笑問題【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第235回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第235回目の今日は爆笑問題のお二人です。

 

それぞれのお名前は太田光さんと田中裕二さん、お二人とも本名です。

 

まず太田光さんですが、

ローマ字で書くとOTA HIKARIとなり、

苗字の最後の文字「た」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「り」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

一方の田中裕二さんは、TANAKA YUJIとなります。

苗字の最後の文字「か」と、下の名前の最初の文字「ゆ」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

 

爆笑問題というコンビ名は、母音で見ると「ア」で始まり、「イ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

ただ「爆笑」と「問題」という、本来繋がるはずのない熟語を無理矢理くっ付けているので言いにくい言葉になるはずなのですが、繋がりの部分の母音が同じだと言いやすくなります。

ローマ字で書くとBAKUSYO MONDAIと、繋がりの部分の母音が同じ「オ」になっていますね。

アイドルグループでは日本語と英語を組み合わせた造語が名前になっている、

KinKi Kidsモーニング娘。なども繋がりの部分の母音が同じです。

これらは非常に珍しい“なめらかネーム”のグループという訳ですが、なめらかネームはグループ名でも通用することの証明だと言えます。

 

同じ大学の演劇学科に通っていた2人は、揃って中退した後の1988年3月にコンビを結成しました。

コント赤信号のリーダー・渡辺正行(わたなべまさゆき)さんが主催する「ラ・ママ新人コント大会」でデビューするとその場で太田プロにスカウトされ、同年7月にはフジテレビの深夜番組でテレビデビュー、若手芸人のホープとなりました。

しかし90年に太田プロから一方的に独立を決めた事が反感を買い、一時的に仕事が無くなってテレビから姿を消してしまいます。

アルバイトをしながら何とか生計を立て、93年に自分達の事務所“タイタン”を設立。社長には太田光さんの妻、光代(みつよ)さんが就任しました。

実はこの光代さんがタレント活動をしていた経験もあって、芸能界の事もある程度分かっていたので仕事をバンバン取ってくるやり手(敏腕)社長だったのです。

ボキャブラ天国」のレギュラーとして再ブレイクのきっかけを掴むと、98年4月にはNHKの「ポップジャム」のMCや「号外!!爆笑大問題」などの冠番組がスタートして一気にレギュラーが増え、否が応でも世間に「売れた!」という印象を与えました。

光代さんはタレント時代、本名の松永光代(まつながみつよ)で活動していましたが、結婚して姓が“太田”になった事で、人を前面に出して自分が一歩下がると成功する“リターンネーム”になったんですね。

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では太田光さんから見ていきましょう。

“ノーペアネーム”は俳優運が弱い名前です。なのでドラマや映画で太田さんを見たと言う人は少ないでしょう。

また司会者運やレギュラー運も弱い名前なので、意外と単独(ピン)での仕事は少ないのが現状です。 

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元々明るい性格ではなかった為、田中さんと出会う前の高校時代は3年間で1言も喋らず、友達もいなかったそうです。

その為か毒舌で知られている割には“リターンネーム”の様なトーク力はなく、たまに空気の読めない発言をして周囲を困らせます。ベテランながら1人で司会の仕事が来ないのもそういった所が原因でしょう。

ボケやギャグも思い付きで雑な物が多い為、相方の田中さんの様に“取説”を把握している人でないと処理出来ない場合がほとんどです。

結局、コンビでの仕事や漫才(横に田中さんがいる状況)がメインになるんですね。

 

さてもう一人の田中裕二さんですが、こちらもノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。基本自分からはボケない典型的なツッコミ型人間なので、誰かがボケてくれないと力を発揮出来ません。なので結局こちらも、コンビでの仕事や漫才(横に太田さんがいる状況)がメインになるんですね。

スポーツ番組「S☆1」の司会を務めていた時も隣に小島瑠璃子(こじまるりこ)さんがいましたし、みのもんたさんの後を受けた「秘密のケンミンSHOW」も久本雅美(ひさもとまさみ)さんが隣にいます。こちらもベテランながら1人で司会の仕事は少ない様です。

 

名前に「ゆう」という音が入る為、俳優業で成功する可能性を秘めた“ゆうゆうネーム”でもありますが、何せ小柄な事もあって配役も制限される為か、太田さんよりはドラマ出演が多いかなという程度です。

キングコング梶原雄太さんもそうですが、男性の場合“ゆうゆうネーム”の特性を活かすにはある程度の身長が必要と思われます。

一般女性と10年連れ添った後に離婚し、2015年にはタレントの山口(やまぐち)もえさんと結婚しました。極度の天然ボケなのでツッコミ甲斐もあって、相性も良いんじゃないでしょうか。

ちなみに山口もえさんは“ロイヤルネーム”なので結婚運が強く、玉の輿に乗るタイプです。 

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こちらも2度目の結婚で1人目はIT社長、2人目が田中さんですから納得(?)ですよね。

 

MCクラスで活動を続けているベテランコンビの中では珍しく漫才もずっと続けていて、東西対抗形式のネタ番組では必ずと言っていい程東軍のトリを務めています。

意外なのはあれだけ世相を斬る様な漫才をやっていながら、2人ともSNSなどはやっていないんですね。太田さんに至っては携帯電話も所持していないというから驚きです。

 

今週は何かとお騒がせコンビ特集となり、最後に爆笑問題となってしまいましたが、このお二人は別に問題は起こしてはいません。起こしていそうですけど起こしていないんで、皆さん勘違いなさらない様に。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

TKO【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第234回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第234回目の今日はTKOのお二人です。

 

それぞれのお名前は木下隆行さんと木本武宏さん、お二人とも本名です。

 

まず木下隆行さんですが、

ローマ字で書くとKINOSHITA TAKAYUKIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり木下隆行さんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。

 

一方の木本武宏さんは、KIMOTO TAKEHIROとなります。

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

TKOというコンビ名は、2人ともイニシャルがT.Kになる事から“O”を加えてTKOとしました。

ボクシングや格闘技に詳しくない方の為に一応説明しておきますと、選手の力の差が大きすぎる場合や、負傷の為試合続行が不可能とレフェリーが判断した時に適用されるテクニカルノックアウト(Technical Knock Out)というルールの略です。

横文字でカッコいい名前に見えますが、お笑いコンビとしては決して良い名前ではありません。

母音で見ても「エ」で始まり、「オ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。

2人は1971年と72年生まれでビートたけしさんや明石家さんまさん、とんねるずダウンタウンなど、お笑いタレントがカッコいいとされる様になった時代を見てきた世代なので、モテたい一心でそんなカッコいい名前を付けてしまったんでしょう。

松竹芸能でほぼ同期のよゐこや、後輩のオセロますだおかだなどリターンネームのコンビがどんどん売れていく中、大阪に取り残されて苦渋を味わう事となってしまいます。

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京進出のチャンスを何度もふいにして、もう駄目かと諦めかけた頃のある日、木下さんが眼鏡を掛けて鏡を見た所、笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)さんに似ている事に気づいて木本さんに連絡し、「これで行ける」とモノマネのネタにして引っ下げ、2006年に最後のチャンスと称して東京進出。他にもせんとくんのマネなどで人気を集め、2009年頃からようやく全国的な知名度を獲得する事が出来ました。

母体のTKOが良い名前でなかった分、ツーペアネームの木下さんが引っ張ったのです。

ただコンビでは「キングオブコント」に何度も出場するも高評価は得られず、実力の割には人気が伴わない状態が続き、全国ネットのレギュラー番組などにはほとんど恵まれなかったのです。

 

では木下隆行さんから見ていきましょう。

俳優業に強いなめらかネームに加え、下の名前に「ゆ」という音が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。 

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このタイプは俳優業で大成功する可能性を秘めています。

木下さんはここ数年、たくさんの映画やドラマに出演していました。もうバラエティーよりドラマのほうが多いのではないかと思う程でした。

その為に勘が鈍っていたのか、「さんまのお笑い向上委員会」のスペシャルに出演した時もほとんど発言出来ず、あるタレントから指摘されてしまいます。

後日その事を同じ事務所の後輩からイジられ、カッとなった木下さんはペットボトルを投げつけ、暴行及びパワハラ問題となってしまいました。

下の名前に「たか」という音も入っているのでプライドが高く、後輩から馬鹿にされる事が許せなかったんでしょうね。

松竹芸能のアットホームな雰囲気を損ない、居づらくなってしまったからと3月15日付で事務所を退所しました。

俳優としての地位まで一瞬で失ってしまった様で、勿体ない事をしたと思います。

 

さてもう一人の木本武宏さんですが、ノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。

リターンネームの様な話術もないときています。

最近は相方に負けじと俳優業にも取り組んでいますが、ドラマなどでも1話だけのゲスト出演が多く、これと言って話題になる事もありません。

雨上がり決死隊の様にコンビでやっていたレギュラー番組もなく、ネタを作っていたのも木下さんだったので1人になるとほぼ何もない状態です。これからが正念場ですね。

 

木下さんはフリーとなってYou Tubeでの活動を始めました。俳優として活動していた間も、どこかにリターンネームの喋り好きの部分が残っていたのかも知れません。今のところチャンネル登録者数は伸び悩んでいる様ですが、よく考えてみると不祥事ではないのでテレビ復帰も早いかもしれませんね。

木下さんの名前をひらがなで書くと“きのしたたかゆき”と「き」と「た」が2文字ずつ入る(ダブル)“ワンモアネーム”でもあるので、再起に期待しましょう。 

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木本さんは事務所に残っているのでバラバラになりましたが、TKOは解散していない様です。

とは言えもともと木下さんのモノマネで何とか東京進出を果たした様なコンビですから、次々と若手が台頭してくるお笑い界で、2人並んで座れる様な席があるとは思い難いですけど。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

キングコング【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第233回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第233回目の今日はキングコングのお二人です。

 

それぞれのお名前は西野亮廣さんと梶原雄太さん、お二人とも本名です。

 

まず西野亮廣さんですが、

ローマ字で書くとNISHINO  AKIHIRO となり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「あ」、

フルネームの最初の文字「に」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

一方の梶原雄太さんは、KAJIWARA YUTAとなります。

フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。

 

まずこのキングコングというコンビ名、

母音で見ると「イ」で始まり「ウ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。

しかし、「ダウンタウン」や「ナインティナイン」の様に漫才コンビでは昔から良い名前とされてきた「ング・ング」と同じ音が繰り返される“反復型”に属するタイプでもあった為か、コンビ結成後すぐに漫才の新人賞を総ナメにして人気を集めました。

デビュー2年目の2001年にはフジテレビのコントバラエティーはねるのトびら」(開始当初は深夜枠)の中心メンバーに選ばれて東京進出を果たし、同期のダイアン山里亮太(やまさとりょうた)さんが嫉妬する程の漫才エリートコンビだったのです。

 

では西野亮廣さんから見ていきましょう。

ノーペアネームは司会者運の弱い名前です。

はねるのトびら」では番組のリーダーとして進行役を務めていましたが、これはロバートインパルスドランクドラゴンなど他のメンバーの中にリーダー向きの“ロイヤルネーム”が1人もいなかった事が関係しています。 

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めちゃイケ」はナイナイの矢部浩之(やべひろゆき)さんがロイヤルネームなのでリーダー役を務めていましたからね。

西野さん単独での司会は関西ローカルの深夜番組「ガリゲル」(すでに終了)以外はほとんどないのが現状です。

漫才やバラエティーで誰かがボケた時のツッコミは上手くても、リターンネームではないので喋りたがりでもボケたがりでもなく、自分から話を面白くする事は苦手なタイプです。

また俳優運も弱いので、ドラマなどの出演も僅かしかありません。

 

で、結局本業以外に活路を見出してしまうんです。

笑っていいとも!」にレギュラー出演していた頃、タモリさんに絵の才能を認められてから絵本作家を志し、約5年かけて処女作となる「Dr.インクの星空キネマ」を制作しました。その後も定期的に作品を発表し、2016年には「えんとつ街のプペル」が絵本としては異例の40万部を売り上げ大ヒットしました。

絵本以外にも小説・エッセイ・ビジネス書なども出版し、画家としても個展を開いたり、クラウドファンディングで資金を募って町を作ったりと、多岐に渡って活動しています。

ピースの又吉直樹さんや麒麟の田村裕さんなど、ノーペアネームは本業以外で成功する傾向があるんですねぇ。 

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なかでも西野亮廣さんは常に新しいことに挑戦しているイメージがあります。まぁそういった挑戦が非難を受ける事も多く、好きな人と嫌いな人がはっきり分かれる方ではあります。

 

さてもう一人の梶原雄太さんですが、

“リターンネーム”なので基本喋りたがりのボケたがりです。(センスがあるかどうかは別にして)バラエティーに強い名前ですが、「はねるのトびら」が10年以上(ゴールデンに昇格してからも7年)続いた為安心している感がありました。

2012年に終了して気付いてみるとコンビのレギュラー番組は1〜2本、相方は絵本作家など他のジャンルに手を出して成功していた為に焦り始めます。

名前に「ゆう」という音が入る為、俳優業で成功する可能性を秘めた“ゆうゆうネーム”でもありますが、個人での活動が少なかった為かその特性は発揮されなかった様です。

14年には「キングコングのあるコトないコト」も終了、16年には西野さんが芸人引退を発表といよいよ追い詰められた時、梶原さんの選んだ道はYou Tubeでした。

カジサックという別名義までつけて本格的にYou Tuberとしての活動を始めたのです。

西野さんと違って喋りたがりなので、カメラの前で1人で喋り続けていられるYou Tubeを選んだという事でしょう。2019年末までに登録者数100万人達成出来なかった場合は芸人引退というペナルティを自ら掲げ、見事その目標をクリアーしました。

まぁ他の芸人さんの力を借りている感はありますけど。

 

今やコンビでの活動はYou Tubeで週に1度配信している「毎週キングコング」のみになってしまいました。一応漫才も劇場では続けていくそうですが、コンビ名がノーリターンネームなので、テレビとの相性はあまり良くないという事の様です。 

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この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

チュートリアル【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第232回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第232回目の今日はチュートリアルのお二人です。

 

それぞれのお名前は徳井義実さんと福田充徳さん、お二人とも本名です。

 

まず徳井義実さんですが、

ローマ字で書くとTOKUI YOSHIMIとなり、

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「よ」、

フルネームの最初の文字「と」と、最後の文字「み」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

一方の福田充徳さんは、FUKUDA MITSUNORIとなります。

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「み」、

フルネームの最初の文字「ふ」と、最後の文字「り」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

 

最近まで「例の件」で扱いにくい状態が続いていたコンビなので、この「お名前診断」でも“保留”にしていたのですが、もう復活と見なして良いようなので今回取り上げさせて頂きます。

 

まずこのチュートリアルというコンビ名、

母音で見ると「ウ」で始まり、「ウ」で終わっているので“リターンネーム”です。

昨今のバラエティーで活躍しているコンビはほとんどがこの“リターンネーム”で、非常に重宝される上にコンビ仲も良くなるので継続期間も長くなります。

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また「チュー」という音が入る名前はネプチューンくりぃむしちゅーチュートリアルと、「しゃべくり007」のレギュラー3組にいずれも当てはまる事からも「良い音」を持っている名前と言えるでしょう。

女性では森山中(もりさんちゅう)も「チュー」が入りますね。

 

京都出身の幼なじみで幼稚園から高校まで同じところに通っていた(大学を一浪して通った予備校まで同じだった)2人は、徳井さんが吉本のNSCを卒業後に一旦芸人を辞めた後、福田さんの誘いでコンビを結成して1998年に再スタートしました。

関西のお笑い賞レースなどではほとんど表彰される事もなく、徳井さんの顔だけで持っていた様な(2003〜5年の吉本男前ランキングで3年連続1位となり殿堂入り)コンビでしたが、2006年の「M−1グランプリ」で優勝して一気に全国的な知名度が上がり、人気コンビの仲間入りを果たしました。

 

では徳井義実さんから見ていきましょう。

 

“ノーペアネーム”は俳優運が弱い名前です。

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その為かあれだけのイケメンでありながらドラマや映画ではこれと言った出演作もなく、俳優としては成功したとは言えません。

また司会者運やレギュラー運も弱い名前なので、「M−1」優勝後から個人で司会者の座につくまでにはかなり時間が掛かりました。

2012年から始まった「今夜くらべてみました」の司会を後藤輝基(ごとうてるもと)

さんとSHELLYさんの3人で担当してから司会の腕を認められ、徐々にレギュラーも増えていきます。

そうして昨年までは週に13本ものレギュラー番組を抱える程の超売れっ子になりましたが、10月に“税金未払い問題”が発覚して活動自粛を強いられ、レギュラーはゼロとなってしまいました。

最初にノーペアネームは芸能活動が安定しないと申しましたが、せっかく掴んだ地位がまさかここまで急落するとは思いませんでした。

 

さてもう一人の福田充徳さんですが、こちらもノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。リターンネーム程のトーク力もないので、「しゃべくり007」でも1番カメラで抜かれる回数が少ない目立たない存在です。

それでも相方に負けじと頑張る訳ではなく、本業に対して真摯に取り組もうとしないノーペアネームの悪い面が出て趣味であるバイクに興じるようになります。

2013年にはオートバイのレースに参戦し、なぜか優勝までしてしまいました。お笑いもそれぐらい頑張って欲しいものです。

チュートリアルのネタを作っていたのも徳井さんだったので、NON STYLE石田明さんの様に相方が自粛中に1人で舞台に立つ事も出来ず、只々レギュラー番組をこなすのみでした。

この方に関してはこれぐらいですかね。あまり皆さんも興味無いでしょう。

私個人的にはノーペアネームの芸人はギャガータイプが多いので、持ちギャグの1つでもあればもう少し何とかなるんじゃないかと思います。

 

活動自粛が解けた徳井さんは先週14日放送の「今夜くらべてみました」で約1年ぶりに地上波でのレギュラー番組復帰を果たしました。「衝撃のアノ人に会ってみた!」など自粛期間中に終了した番組もありますが、徐々に他の番組にも復帰してチュートリアルも復活するのではないでしょうか。

今回の騒動(自粛から復帰まで)が相方の福田さんにあまり影響がなかった様な気もしますけど。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

雨上がり決死隊【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第231回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第231回目の今日は雨上がり決死隊のお二人です。

 

それぞれのお名前は宮迫博之さんと蛍原徹さん、お二人とも本名です。

 

まず宮迫博之さんですが、

ローマ字で書くとMIYASAKO HIROYUKI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。

 

一方の蛍原徹さんは、HOTOHARA TORUとなります。

苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の最初の文字「と」、

フルネームの最初の文字「ほ」と、最後の文字「る」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

最近まで“例の件”で扱いにくい状態が続いていたコンビなので、この「お名前診断」でも“保留”にしていたのですが、もう復活と見なして良いようなので今回取り上げさせて頂きます。

 

まずこの雨上がり決死隊というコンビ名、“死”という文字が入る事からも分かる通り、決して良い名前ではありません。

母音で見ても「ア」で始まり、「イ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

漫才コンビで、やすし・きよしダウンタウンなどの同じ音が繰り返される“反復型”にも属さない“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。

 

実際のところ、雨上がり決死隊は“吉本印天然素材”の中の1組として関西では早くから知られていましたが、全国的な知名度を獲得するまでにはかなり時間が掛かりました。

同じ天然素材のナインティナインに先を越され、一時期は仕事もほとんど無くなり、2人とも“自殺”までよぎった事もある程でしたから。

“雨上がり”の部分はRCサクセションの「雨上がりの夜空に」という歌を2人とも好きだった事から名付けたそうですが、どう考えても“決死隊”は良くないですね。

1999年「ガキの使いやあらへんで!」に出演した時、一か八か先輩のダウンタウンに“お前呼ばわり”して暴れまくると、それが「面白い」となって注目され始めました。

同時期にジミー大西(おおにし)さんが画家に転身する為芸能界を引退、関西の人気番組「痛快!明石家電視台」の枠が空いた所へ後任のレギュラーとして選ばれた辺りから仕事が増え始めたのです。

 

では宮迫博之さんから見ていきましょう。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前と先程申しましたが、司会者運はやや弱い名前です。

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今田耕司(いまだこうじ)さんや後藤輝基(ごとうてるもと)さんなどの様に、隣にアシスタント役の局アナではなく、タレントやフリーアナウンサーがいる共同司会の形が多くなるのが、リターンネームのお笑いタレントが司会を担当する時の特徴です。

宮迫さんの場合、当然と言えば当然ですが、隣にいつも蛍原さんがいました。

行列のできる法律相談所」の司会は隣に日本テレビ女子アナウンサーがアシスタント役でいる形でしたが、東野幸治(ひがしのこうじ)さんと後藤輝基さんの3人で、毎週交代制のローテーションで回していましたね。

単独でも司会をする技術はあったと思いますが、何故かそのオファーは少なかった様です。

 

リターンネームの“歌が上手くなる”という特性も発揮されたのか、芸人の中でも抜群に歌が上手い事でも知られていましたが、ヒット曲の「ムーンライト」「全てが僕の力になる!」山口智充(やまぐちともみつ)さんとのユニット、くずとして発表したものでした。

 

ただ、名前に「ゆ」という音が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。 

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このタイプは俳優業で大成功する可能性を秘めています。

宮迫さんは一時期(特に2000年代)は、たくさんの映画やドラマに出演していました。「アメトーク!」が30分番組としてスタートしたのが2003年、1時間番組になって「アメトーーク!」となったのが2006年ですから、宮迫さんの俳優業での成功がなければ、雨上がり決死隊もどうなっていたか分からなかったでしょう。

 

さてその宮迫さんに引っ張ってもらってここまで来た(失礼に聞こえますが本人が仰っていた事です)もう一人の蛍原徹さんですが、ノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。(映画出演は宮迫さんのバーターで出た「妖怪大戦争」の“豆腐小僧”役のみ)

それでも相方に負けじと頑張る訳ではなく、本業に対して真摯に取り組もうとしないノーペアネームの悪い面が出て、趣味であるゴルフに興じるようになります。 

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宮迫さんも俳優業より本来のバラエティーに力を入れる様になり、コンビでの仕事も順調で安定して来たかに見えた頃、去年の“闇営業”問題で直接関わってはいなかったものの、相方が出演できなくなって事実上1人となる大ピンチに陥りました。

 

しかし、蛍原さんのお名前をもう1度よく見てください。

ひらがなで書くと「ほとはらとおる」と、

「と」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあったのです。 

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この“ワンモアネーム”は歌手の方の場合、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功する“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、お笑いタレントの場合もそうなのでしょうか。

“闇営業”問題で宮迫さんが出演出来なくなったのが去年の6月頃でしたから、もう1年半近くコンビでやっていた仕事を1人でこなしています。(「アメトーーク!」などゲストMCに助けてもらったりはしていますが)

ロンドンブーツの場合はほぼ淳さんが仕切っていたので亮さんが抜けても心配ありませんでしたが、蛍原さんがここまでやるとは正直思いませんでした。ノーペアネームの、いや蛍原さんの底力を見た様な気がします。

 

“闇営業”の件に関しては宮迫さん以外の芸人とも関わる話なので一概に名前のせいとは言えませんが、それにしても半年以上表舞台に出られないという、重いペナルティをくらったものです。

私個人の意見としては、人前で芸をして笑わせてお金を貰うという、芸人としての本質の仕事をしただけなのでそんなに悪い事とは思わないんですけどね。

 

ようやく謹慎も解けた宮迫さんは今年に入ってYou Tubeでの活動を始めました。もともとリターンネームは喋るのが好きな人が多いので、カメラの前で1人で喋り続けていられるYou Tubeは性に合っていたのかも知れません。今やすっかり軌道に乗っている感があります。

もうテレビに戻ってくる可能性は低いんでしょうか。コンビ名がノーリターンネームだから、継続期間も短かかったという事でしょうか。

相方・蛍原さんは雨上がり決死隊という名前を残して、あなたが帰ってくるのを待っていますよ。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。