矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

笑福亭仁鶴さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第261回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第261回目の今日は笑福亭仁鶴さんです。

このお名前は芸名です。

 

ローマ字で書くとSYOFUKUTEI NIKAKU となり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

“なめらかネーム”は司会者運の強い名前です。 

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笑福亭仁鶴さんは「ヤングおー!おー!」の初代司会者に始まり、「バラエティー生活笑百科」など数多くの番組で司会を務めました。

更に全体を見るとSYOFUKUTEI NIKAKUと、A・I・U・E・O、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、ロイヤルネームと呼びます。

“ロイヤルネーム”はリーダー向きの名前です。 

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関西のバラエティー大阪ほんわかテレビ」では番組のリーダーとしてコントやロケなどにも挑戦し、晩年は出演シーンやセリフなどが少なくなったものの、他のメンバーを見守る御神体の様な存在となっていました。

また芸能界でのジャンルに関係なく、「何をやっても上手くいく」のではないかと思えるほど運の強い名前です。

本業の落語以外にタレント、司会者、ラジオのDJ、歌に映画にドラマにCMにと、人気絶頂期は正に八面六臂の大活躍でした。特にテレビ出演時は“視聴率を5%上げる男”とも呼ばれ、「どんなんかなあ〜?」「うれしかるかる。」「3分間待つのだぞ。」(ボンカレーのCMでのセリフ)など、数々の流行語も生み出しました。

 

本名は岡本武士といいます。

ローマ字で書くと OKAMOTO TAKESHIとなり、

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「し」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

普段は表に出ない本名なので芸能界での動向には影響が少なかったと思われますが、

母音ではなく文字で見ると(おかもとたけし)と、「お」と「か」が入る“お・か・きネーム”でもあります。

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このタイプは自分に厳しくなる名前なので、テレビタレントとして忙しい中でも本業の落語を疎かにせず、寄席(高座)にも上がり続けたのでしょう。

よく見ると芸名の仁鶴(にく)にも「か」が入っていますね。

 

◉師匠とは違う事務所に

 

実は“笑福亭”の看板は笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)さんもそうである様に、本来松竹芸能のものなのですが、1962年に仁鶴さんが六代目笑福亭松鶴(しょうふくていしょかく)さんに入門した頃、まだ吉本興業が今より小さい事務所で且つ落語家も少なかった為に吉本から勧誘を受け、それを師匠の松鶴さんが了承した為に吉本興業に所属する事となったのです。

そしてテレビタレントとして活躍する内に吉本興業の礎を築いたとされ、吉本の総帥・林正之助(はやししょうのすけ)さんも仁鶴さんだけには頭が上がらなかったそうです。

 

2017年に最愛の妻に先立たれ、その頃から自身も体調を崩した為に劇場の休演が続く様になり、「バラエティー生活笑百科」や「大阪ほんわかテレビ」などレギュラー番組にも名前を貸しているだけの状態が続いていました。

そしてとうとう復帰する事はなく、去る8月17日に帰らぬ人となりました。

多くの落語家、お笑いタレントに多大なる影響を与えた功績を讃えると共に、謹んでご冥福をお祈り致します。

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

千葉真一さん追悼企画・海外で活躍する日本人の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『今日も俺の出番か?やっぱり閉める所は湿るねぇ。』

「“締める”の字が違いますよ。えー今回は先日亡くなられた千葉真一さんを偲んでこんなクイズをご用意しました。」

『結局千葉真一の追悼企画もやんのかよ?』

 

早速ですがクイズです。

千葉真一野茂英雄オノ・ヨーコ

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

一見ジャンルもバラバラですが、この3人の名前に共通点があるんです。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

千葉真一  =CHIBA SHINICHI

野茂英雄  =NOMO HIDEO

オノ・ヨーコ=ONO YOKO

 

『今晩は、千葉真一です。』

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

 

『女房は、野際陽子(のぎわようこ)です。』

「前の奥さんね。もうかなり前に離婚されてましたよ。」

 

ヒント3:名前以外にも共通点があります。

 

『コオォォォーッ!』

「どうもおかしいなと思ったら、それ関根勤(せきねつとむ)さんがやってた千葉真一さんのモノマネですよね?」

『いや娘の関根麻里(せきねまり)がやってた、千葉真一のモノマネをする関根勤のマネだ。』

「どっちでもいいわ!」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。 

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『グーググーググー、グーググーググー、グーググーググーグー、コオォォォーッ!』

「いやエドはるみさんになってる!(伝わってんのかコレ?)」

『で、名前以外の共通点って、なに?』

 

クイズで紹介した3人は、海外でも活躍されました。

千葉真一さんは日本のアクション俳優の第一人者としてJAC(ジャパン・アクション・クラブ)を創設し、その出演作品は海外の映画会社からも高い評価を受け、海外ではサニー・千葉という愛称で親しまれるほどの国際的スターだったのです。ジャッキー・チェンクエンティン・タランティーノなど多くの映画人にも影響を与えました。

ご自身も海外への進出には意欲的で、諸外国との合作映画に数多く出演するだけでなく、50歳を過ぎた頃にロサンゼルスへ移住し、本格的にハリウッドへの進出を果たしました。

同じ俳優で言うなら加藤雅也(かとうまさや)さんもハリウッドへの進出を果たした方です。まぁ決して成功とは言えない結果に終わったようですが、世界を舞台に勝負しようとした、並はずれたチャレンジ精神の持ち主と言えるでしょう。

 

ここ数年で多くの日本人メジャーリーガーが誕生し、目覚ましい活躍をする先駆けとなったのは・・・そう、野茂英雄さんですね。

『桃も煮物ものののも・・・、桃も煮物ももののものの・・・、桃もももにもののの・・・。』

「全然言えてないじゃないですか!桃も煮物も野茂のものなの。って言いたいんでしょ。」

『あ〜、舌噛んで死ぬとこだったよ。』

「無謀にも大谷健太(おおたにけんた)さんの早口言葉に挑戦しようとするからですよ。」

 

彼は日本のファンや球団側の反対を押し切って、自分の夢を叶える為に海を渡ったのです。もちろんメジャーで成功する保証なんてどこにもなかった筈でしたが果敢に挑戦したのです。

『野茂に、煮物(にもの)。』

「ん?」

『野茂の酢の物(すのもの)。』

「今度は早口言葉じゃないな。」

『野茂の物、このキノコ、野茂のもの〜。』

「歌ネタ王決定戦(2014)で優勝した手賀沼(てがぬま)ジュンさんの回文シリーズじゃないですか!」

(逆から読んでも同じ文になるので、ヒマな人は読んでみてください。)

 

芸術家であり音楽家でもあったオノ・ヨーコ小野洋子)さんは今から68年も前に20歳で渡米し、やがてジョン・レノンと結婚しました。

その後は反戦運動や女性解放運動などに参加していた事でも知られています。

『この飲み物、オノ・ヨーコの飲み物なの?おのののかの飲み物なの?』

「また早口言葉になってる!おのののかさん関係ないでしょ?」

 

リターンネームは海を越えて世界へ挑戦される方が多く、また高く評価される。つまり海外進出運が強いという事なんです。

 

『この飲み物、野茂の飲み物なの。』

「また野茂さん出てきた!」(これが一番言いにくいかも知れない。)

 

ミュージシャンの久保田利伸(くぼたとしのぶ)さんもその一人です。

有名アーティストへの数々の楽曲提供を経て、自身でも日本では希少なR&Bシンガーとしての確固たる地位を築きながらもニューヨークへ渡り、やがて全米デビューまで果たしたのです。

同じ歌手の方で言えば宇多田(うただ)ヒカルさんもそうですね。まぁこの方の場合はもともとニューヨークに住んでいましたし、日本デビューの前にアメリカですでにアーティスト活動をされていた経歴もありますので挑戦というよりは凱旋に近い意味合いになりますが、本格的に全米デビューし成功した、数少ない日本人アーティストに間違いありません。

 

そしてこの方もぜひここで紹介させていただきたい。

それはケント・モリさん、本名:森健人(もりけんと)さんです。

この方はマイケル・ジャクソンに憧れてダンサーを志し21歳の頃に渡米したのですが、他の方と大きく違うところは、それまで日本でプロのダンサーとしての実績がまったくなかった、つまり誰も彼の名前を知らず、誰のあと押しもないまますべてがアメリカで1から、いや0からのスタートだったのです。

それでも彼は見事プロのダンサーとなって活動を始め、マイケル・ジャクソンが生前最後に携わったオーディションに合格しながらも、マドンナとの契約期間中でもあったために共演を果たせなかった、という逸話まで残したのです。

 

同じダンサーでは菅原小春(すがわらこはる) さんも高校卒業後すぐにロサンゼルスに渡って修行を積み、今や世界的ダンサーとして有名になっていますね。

 

『で、なんでリターンネームは海外進出運が強いんだ?』

「リターンネームは海外へ行くと“なめらかネーム”になるからです。」

『ハッ!そんな馬鹿な事がある訳ないだろ?』

 

例えば久保田利伸さんが海外へ行くと姓と名の順番が入れ替わって「トシノブ・クボタ」になるわけです。

ローマ字で書くとTOSHINOBU KUBOTA・・・ね、つながりの部分の母音が同じなのでなめらかネームでしょ。

『ホンマや!』 

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なめらかネームは言いやすい、覚えてもらいやすいというメリットがありますが、リターンネームは個人名の場合特にメリットがなく、本人もおそらく気づかない曖昧なものです。しかし海外へ進出した自分を想像したとき、何となく「言いやすいな」とか「いい響きだなあ」と感じるあまり、成功する保証のない挑戦でも「よし、やってみよう!」という感情が高まるのではないでしょうか?

 

他にも監督した映画が国内よりも海外で高く評価され、「世界のキタノ」と呼ばれるまでになった北野武(きたのたけし)(ビートたけし)さんや、映画「メジャー・リーグ」の出演者になぜか抜擢された石橋貴明(いしばしたかあき)さん、身長の高さを活かすためロンドンに渡って成功したモデルの(はやし)マヤさんなどのように、本人が強く望んだわけではないのに海外に活躍の場が広がるというケースもあるようです。

 

その他にも指揮者として世界を股にかけて活躍されている西本智実(にしもとともみ)さんや、売れっ子芸人だったのになぜか渡米し、今でも時々帰ってきては日本の番組に出演する野沢直子(のざわなおこ)さんなど、とにかく世界に目を向けている方が多いんです。

ここ数年では國村隼(くにむらじゅん)さんが韓国映画に出演して映画賞を受賞したり、陣内智則(じんないとものり)さんがラスベガスでの公演を成功させたり、グラビアアイドルの篠崎愛(しのざきあい)さんが韓国で大人気になったり、セクシー女優の蒼井(あおい)そらさんがなぜか中国で人気が出たりと、ジャンルを問わず国を問わず、リターンネームの方々の海外での活躍が話題となっています。

 

『ピースの綾部雄二(あやべゆうじ)も海外に行ったじゃないか!』

“ノーペアネーム”だから成功してないじゃないですか!」

『たしかに〜。』

 

まぁ私がこの「名前の法則」を推奨するあまり、偏った考え方になってしまっているのは自分でもわかっているのですが、それにしてもこのリターンネームの方々の特徴は、他ではなかなか説明のつかない不思議な現象と言わざるを得ません。

海外へ行くと姓と名の順番が入れ替わって、なめらかネームになるからとしか考えられないのです。

 

「いやぁ〜千葉真一さんの追悼企画と言いながら、かなり話がそれてしまいましたね。」

『では最後に1曲、🎵俺〜、オレ〜、(ダダダダダ!)マツケンサンバ〜!』

「なんでまたマツケンサンバを?』

千葉真一の息子と言えば、マツケンじゃないか?』

マツケンじゃなくてマッケン、新田真剣佑(あらたまっけんゆう)さんでしょ!」

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

「改めて千葉真一さんのご冥福をお祈りします。」

『温(あたた)まった新田真剣佑、改(あらた)まって言(ゆ)う!』

「最後までふざけてすいませんでした。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

笑福亭仁鶴さん追悼企画・落語家兼タレントの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『今日のクイズはどんなんかなあ〜?』

「えー今回は先日亡くなられた笑福亭仁鶴さんを偲んでこんなクイズをご用意しました。」

 

題して、笑福亭仁鶴さん追悼企画「クイズ・どんなんかなあ〜?」です。

 『えっ?そのタイトルでいくの?先に言っちゃったの恥ずかしくなるじゃないか!』

 

早速ですがクイズです。

笑福亭仁鶴桂三枝(現:文枝立川談志

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回は人気落語家編です。この3人の名前に共通点があるんです。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

笑福亭仁鶴=SYOFUKUTEI NIKAKU

桂三枝  =KATSURA SANSHI

立川談志 =TATEKAWA DANSHI

 

『共通点は、なんやかんやちゃんや、わぁ〜!』

 

ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してください。

 

『答えが出るまで、3分間待つのだぞ。』

 

世間では8月19日に千葉真一さんが亡くなられた事でそちらに注目が集まってしまった様ですが、その2日前にあの有名な落語家笑福亭仁鶴さんも亡くなられていたんですねぇ。

そこでこのブログでは笑福亭仁鶴さんにスポットを当て、特別企画をお送りします。

 

『これで仁鶴師匠も、うれしかるかる。』

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解は苗字の最後の文字と、下の名前の最初の文字の母音が同じという点です。

その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は司会者運の強い名前です。 

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クイズで紹介した3人の落語家は、テレビ番組の司会者としても活躍されました。

笑福亭仁鶴さんは「ヤングおー!おー!」の初代司会者に始まり、

バラエティー生活笑百科」や、

『四角い仁鶴が、まぁ〜るくおさめまっせ。』

関西のバラエティー番組「大阪ほんわかテレビ」でもメインを務めていました。

『耳よりでっせ〜!』

テレビタレントとしても活躍する落語家の第一人者とされ、吉本興業が現在の様な大きなグループになる基礎を築き上げたとも言われています。

 

桂三枝さんは「新婚さんいらっしゃい!」や、

『いらっしゃ〜い!』

パンチDEデート」、

『オヨヨ!』

クイズ!年の差なんて」など多くのヒット番組を生み出しました。

ヤングおー!おー!」の司会も10年以上務め上げ、あの有名なゲーム「たたいてかぶってジャンケンポン」の発案者でもあるのです。

また「新婚さんいらっしゃい!」は“同一司会者によるトーク番組の最長放送世界記録”としてギネス記録に認定され現在も更新中です。

 

立川談志さんは・・・

『司会なんてやってたっけ?』

「何を言ってるんですか!「笑点」の初代司会者ですよ!」

『えっ!?そうなの?』

「あの番組のスタイルも談志さんが「寄席でやっている大喜利をテレビで出来ないか?」と企画して実現したもので、言わば生みの親でもあるのです。」

『へえ〜、そら知らなんだ。』

毒の効いたコメンテーターとしても活躍し、爆笑問題太田光(おおたひかり)さんやツービート時代のビートたけしさんの才能をいち早く見出すなど先見の明もあったのです。

 

お三方ともなめらかネームの人気運が作用してタレントとして大人気になりましたが、本業の落語もおろそかにする事なく取り組み、寄席にも上がり続けました。

屋号が入った完全な芸名であっても、なめらかネームの本業に対して前向きに取り組む実直さが出ていたと思われます。

『👌グー!』(これも桂三枝さんのギャグです)

 

他にタレントとして成功した落語家と言えば、

明石家(あかしや)さんまさんも笑福亭松之助(しょうふくていまつのすけ)さんに弟子入りしていたので最初は落語家(笑福亭さんま)としてスタートしていますし、

伊集院光(いじゅういんひかる)さんもラジオのDJから人気に火がつきましたが、元は三遊亭楽太郎(さんゆうていらくたろう)(現:円楽(えんらく))さんに弟子入りし、三遊亭楽大(さんゆうていらくだい)という名前まで貰っていた、れっきとした落語家です。

あと落語家ではありませんが講談師の神田松之丞(かんだまつのじょう) (現:神田伯山(かんだはくざん))さんもテレビ出演で人気に拍車が掛かり、滝沢(たきざわ)カレンさんと一緒に冠番組を持つなど司会者としても活躍しました。

 

改めてなめらかネームはテレビ向き、タレント向きの名前だと言えると思います。

『おぼえてるよぉ。』

「うわっ!ビックリしたぁ〜。誰ですかそれ?」

『つるべはなめらかネームじゃないだろ!』

 

笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)さんは本名が駿河学(するがまなぶ)という“ツーペアネーム”の非常に良い名前なんですね。

『本名出すのあり?』

「失礼ながら関西では若い頃から人気だったものの、全国区のタレントになるまでには時間かかってますからね。「笑っていいとも!」に出演したのも30代後半でしたから。」

『「いいとも!」に初めて出た時の事、おぼえてるよぉ。』

鶴瓶さんの、他にないんですか?」

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

「改めて笑福亭仁鶴さんのご冥福をお祈りします。」

『天国の景色は、どんなんかなあ〜?』

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

ミステリー・矢名樹ヒロタカは何故ブログを休んでしまったのか?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『すいません、矢名樹さん!“空白の一日”についてお聞かせください!』

「はい?何の事ですか?」

『とぼけてもダメですよ!先日、あなたはブログの更新を休みましたよね?』

「あぁ、その件についてはクイズにしてありますのでこちらをご覧ください。」

『クイズ?』

 

Q.私、矢名樹ヒロタカは8月23日、このブログ「お名前だけお借りします。」の更新を休んでしまいました。さて、その理由は何だったでしょう?

 

A.うたた寝してしまったから

B.急に母親の容体が悪くなったから

C.急にブログを書くのが嫌になったから

D.ご飯がおいしかったから

E.空が青かったから

F.中田翔(なかたしょう)が巨人に入ったから

 

『いや選択肢多すぎだろ!Fなんて絶対関係ないよな!?』

「Fは今回有名人の名前が出てこない恐れがあるんで無理矢理入れときました。」

『それよりホントにこの中に答えあるんだろうな?』

「もちろんありますよ。」

『うーん、じゃあBだ!急に母ちゃんの容体が悪くなったからだろ!?』

「ブッブー!残念!正解はAのうたた寝してしまったから、でしたー。」

『(ドテッ!)うたた寝かよ!』

「いやぁーやっちゃいましたー。」

『「こけちゃいましたー」の谷口浩美(たにぐちひろみ)みたいに言ってんじゃねぇよ!』

「まさかうたた寝するとはねぇ〜。」

『ブログすっぽかす程のうたた寝って、何時から寝てたんだよ?』

「え〜と、夜の9時ぐらいまでは記憶あるんですけどねぇ。目が覚めた時には0時11分だったんで日付けも変わっちゃってたんで・・・」

『目覚ましとか掛けてなかったのかよ!?』

うたた寝なのに目覚ましかけてたら、うたた寝にならないでしょ!」

『それもそうだな・・・って、なんで逆ギレしてんだよ!』

「だってしょうがないじゃないですか。」

えなりかずきか!って、このツッコミ前にもしたぞ。』 

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「この時にもお知らせした通り、私の著書「有名人 名前の法則」第2弾の最終段階(念校ゲラ)の確認をして送り返す期限が23日の月曜で、22日の日曜日には発送しないといけないんで土曜の夜から日曜の朝まで徹夜だったんですから。」

『曜、よう、ヨーってラッパーか!』

「日曜の夜はまだ緊張感が残ってたんで記事上げられたんですけど、23日には無事送り返せた安心感で気が緩んでしまって・・・」

『いやブログの負担を軽くする為にお名前診断の2回目やってたんだろがよ!おめぇの気の緩みのせいで連続更新途絶えちゃったじゃねぇか!』

「まぁこのブログ始めた日から692日かな。連続更新続けてたんで残念なんですけどねぇ。でも毎日続ける事を優先させる為にお名前診断の2回目なんてやってたから、最近は内容が希薄になっちゃってたんでそれもどうかなって・・・」

『なんかあんまり残念そうじゃねぇな。』

「どっかで1回目の記事にチョロッと加筆しただけの記事にスターとかつけてもらうのも申し訳ないなぁと思ってましたし、無理して毎日更新続けなきゃいけないってプレッシャーで日付が変わるギリギリで焦って書いたりもしてましたし。」

『ギリギリでって、KUT-TUNか!』

「連続更新が途絶えたお陰でプレッシャーから解放されたというか肩の荷が降りたというか・・・」

『じゃあ今はどんな気持ちなんだよ!?』

「すがすがしい気持ちです。」

貴乃花(たかのはな)か!』

 

えー毎日ご覧頂いている読者の方は「あれ?矢名樹ヒロタカばっくれやがったか?」なんて思ったかも知れませんが、ばっくれた訳でもサボった訳でもなく、単にいつも書いてる時間にうたた寝してしまったからでした。

「読者の皆さま、ご心配おかけしました!」

『心配なんてしてねぇよ!それよりこれからどうするんだよ?お名前診断も260回までだから、あと10回で追いつくぞ!』

「まぁ連続更新も途絶えた事だし、これからは気楽にマイペースでいきますよ。」

 

という訳でこのブログはこれからも続くと思いますので、またひとつよろしくお願いします。

『🎵またひとつ〜って、世良公則(せらまさのり)か!』

「分かる人いるかなぁ?あ、こちらもよろしくお願いします。」

『明日はもう週末だぞ。俺の出番あるんだろうな?』

「さぁどうでしょうね?」

 

ZARD(坂井泉水さん)(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第250回)※2021年1月28日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第250回目の今日はZARD坂井泉水さんです。

坂井泉水というお名前は芸名です。

 

本名は蒲池幸子といいます。

ローマ字で書くとKAMACHI SACHIKOとなり、

苗字の最後の文字「ち」と、下の名前の最初の文字「さ」、

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は活動が「不安定」になりがちです。 

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一度はOLとして就職したものの、倉木麻衣(くらきまい)さんのお父さんで映画監督などもしていた山前五十洋(やまさきいそみ)さんにスカウトされて芸能界に入り、本名の蒲池幸子名義でモデルやレースクイーンとして活動していました。

モデルやグラビアアイドルなど、女性が水着になる仕事(身体で稼ぐ仕事)に強いのはなめらかネームです。

蒲池幸子というノーペアネームの本名のままで活動していたせいかモデルとして日の目を見る(売れる)事はなく、セミヌードの写真集を出すなど『脱ぐ』一歩手前までいっていました。(売れなかったからこそその写真集を買った人が少なく、現在でもオークションサイトでは高額で取引きされているのです。)

 

そんな中で「歌手になりたい」という気持ちが捨てられず、事務所の代表取締役からビーイング社長の長戸大幸(ながとだいこう)さんを紹介され、B.B.クイーンズのコーラス隊(後のMi−Ke)のオーディションを受けました。

本名を母音ではなく文字で見ると(まちさちこ)と、「か」の字が入っています。

この様な名前を“お・か・きネーム”といい、自分に厳しくなる方が多いのです。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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また(かまこ)と、「ち」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

無名のモデルのままでは終わりたくない、歌手としてもう一つの道にチャレンジしたいと思う気持ちが強かったのでしょう。 

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そこで合格はしなかったものの、長戸大幸さんに歌の上手さを見出され準備中だったプロジェクトのメンバー候補に選ばれたという訳です。

 

そして1991年、シングルGood-bye My Lonelinessでデビューしました。

ZARDというユニット名はカタカナにすると「ザード」となり、「名前の法則」的に見ると最初と最後の母音が違うのでグループ存続期間が長くなる“リターンネーム”にはなりません。

ほとんどテレビに出ないグループに多い“ノーリターンネーム”です。

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由来は「Lizard」(トカゲ)、「Hazard」(危険) 、「Blizzard」(吹雪)などのマイナス要素を持つ単語がロックのイメージに繋がるとして、プロデューサーの長戸大幸さんが付けたと言われています。

最初はギター、ベース、ドラム、キーボードもいるれっきとしたバンドとして「ミュージックステーション」に出演した事もありましたが、いつの間にか坂井泉水さんのソロプロジェクトになっていました。

よって他のメンバーの名前は割愛し、ZARD坂井泉水さんとして診断します。

ローマ字で書くとSAKAI IZUMIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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“なめらかネーム”の女性歌手は男性顔負けの男らしい歌や、スケールの大きな歌を唄うと成功する反面、恋愛の歌をヒットさせるのは難しいというジンクスがあります。

しかしZARDのヒット曲には男女の恋愛を唄ったものがたくさんありました。

それは坂井泉水さんの名前がZARDというユニット名に隠れていたからと考えられます。

これこそ“なめらかネーム”の女性歌手がジンクスを破り、恋愛の歌をヒットさせる事が出来る裏技なのです。

(同じタイプにEvery Little Thing持田香織(もちだかおり)さんがいます。)

せっかく坂井泉水という芸名を付け、ほぼソロ活動だったのにZARDという名義を使い続けたのは、プロデューサーやレコード会社の偉い方々の頭の中で、無意識の内に「この名前では恋愛の歌をヒットさせるのは難しい」と感じたからなのかも知れません。

 

1993年、負けないでのPRの為「ミュージックステーション」に出演したのを最後に、歌番組には一切出演しなくなりました。本人が極度の上がり症だった為、特に生放送の番組には向かないという理由もあったそうですが、やはり“ノーリターンネーム”のグループはテレビとの相性が良くない様です。

芸名を母音ではなく文字で見ると(さかいいずみ)と、「い」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

ワンモアネームはグループで成功してソロとしても成功するという特性もあります。

最初はバンドだったZARDがソロユニットに移行したのですから、グループで成功してソロでも成功したとも考えられますね。

テレビには出なくても揺れる想いポカリスエットのCMソングに、マイ フレンドはアニメ「スラムダンク」のエンディングテーマに起用されて大ヒットします。

またアルバムも9作でミリオンヒットを記録と、90年代を代表する女性アーティストとなりました。

しかし芸名にも(さいいずみ)と、「か」の字が入る“お・か・きネーム”なので自分に厳しくなり、ZARDの楽曲の作詞はほとんど自身で担当し(他のアーティストにも提供していた)、レコーディングにも妥協を許さず、ほぼスタジオで生活する様な日々が続いていたのです。

(お気づきでしょうか?本名も芸名も文字で見るとワンモアネームでありお・か・きネームでもあるんですね。偶然とは言え芸名を名乗る様になっても本質は変わらなかったと考えられます。)

そんなスケジュールが祟ったせいか2000年を迎えた頃から体調を崩し始め、活動も途絶えがちになります。

2006年には子宮頸癌が発覚し、入院して手術を受けました。手術は成功したものの1年後に肺に転移していた事が分かり再入院となります。

 

そして2007年5月27日、入院先の病院で高さ約3メートルの場所から転落し、後頭部強打による脳挫傷の為、40歳の若さでこの世を去ったのです。

 

亡くなった後、多くのヒット曲を提供した織田哲郎(おだてつろう)さんや、親友でもあった同じビーイング所属の歌手:大黒摩季(おおぐろまき)さんらが列席し「ZARD/坂井泉水さんを偲ぶ会」と題した音楽葬が催されました。

ベスト盤などのアルバムも今だにセールスを続けています。

今年2月6日(坂井泉水さんの誕生日)にはデビュー30周年を記念して「ONLINE HANABI SHOW」なるイベントが配信されました。

坂井泉水さんの歌声は、人々の心に「永遠」に生き続けるでしょう。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

西野カナさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第249回)※2021年1月27日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第249回目の今日は西野カナさんです。

このお名前は芸名です。

(本名は非公開ですが、下の名前は加奈子という説が有力です。)

 

ローマ字で書くと NISHINO KANAとなり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「か」、

フルネームの最初の文字「に」と、最後の文字「な」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。 

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女性歌手で成功する運の強い名前は大きく2つのタイプに別れます。

恋愛の歌や女性らしい歌を唄うと成功する“リターンネーム” 

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ロックやR&B、恋愛とは無縁の歌を唄うと成功する“なめらかネーム” 

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西野カナさんのお名前はどちらにも当てはまりません。

では何故歌手として大成功を収めたのでしょう?

 

幼い頃から海外生活に興味を持っていた西野カナさんは、小学校5年生の時にグアム、高校1年生の時にはロサンゼルスにホームステイしていました。

2005年、16歳の時に角川映画ソニー・ミュージックアーティスツが共同開催したオーディションに母親が応募し、女優のオーディションだったにも関わらず応募総数4万人の中からその歌声が見出され、デビューのきっかけとなりました。

高校生の3年間は準備期間として、津軽民謡を習うなどしてボイストレーニングを行い、いつも母親と一緒に協力して練習に励んでいたそうです。

そして2008年2月にシングルIでデビューするのですが、CD発売に先駆けてダウンロード版が日米で同時配信されるのです。

(この辺が今まで紹介してきた女性歌手の方々との世代の違いですな。)

9月にはデビュー約半年にしてシンディ・ローパーのジャパンツアーに参加し、全4会場でオープニングアクトを務めたそうです。また12月には史上最年少で地元三重県の「みえの国観光大使」に任命されたそうです。

 

ここまでご覧頂いてお分かりの通り、かなり恵まれた環境に育ち、デビューに当たっても優遇された感がありますね。

実はあくまで噂ですが、西野カナさんのお父様が三重県で有数の資産家だそうで、オーディションで4万人の中から選ばれたのもお父様の根回しがあったからではないかと言われています。

浜崎あゆみさんの回でも書きましたが、名前の適性には向かないジャンルでも、本人が人一倍努力するか、「大人の大きな力」が働いた場合は大成功を収めるケースがあります。

西野カナさんの場合も、どうやらお父様の「大きな力」が働いていた様ですね。

(いやあくまでネット上の噂ですよ、私が言ってるんじゃありません。私に言わせればもっと違う角度から攻めた話になりそうです。詞の完成度が高過ぎてゴ・・・いや止めておきましょう。)←これは読んで貰わなくてもいいひとり言です。

 

まぁデビューに当たっては「大きな力」が働いていたとしても、その後の活躍には目を見張るものがありましたね。

5枚目のシングル遠くても辺りから若い世代に注目され始め、君に会いたくなるから」「もっと・・・」Best Friend」「会いたくて 会いたくてなどが立て続けにヒットしました。

ヒットした、と言ってもこれまた今までに紹介してきた女性歌手の方々との違いで、CDセールスよりも圧倒的に『着うた』などのダウンロードが多かったのです。

ノーペアネームは“新ジャンル”に強い名前です。

ブログやインスタグラムなどのSNSや、ダウンロードやYou Tubeなどのデジタル配信といった、比較的新しいメディア(平成以降にうまれたもの)にノーペアネームは強いのです。

渡辺直美(わたなべなおみ)さんが“インスタグラムの女王”と呼ばれ、かつて眞鍋(まなべ)かをりさんが“ブログの女王”と呼ばれた様に。)

西野カナさんもダウンロード数で圧倒的な強さを見せ“ケータイ世代の歌姫”と呼ばれました。CDセールスのランキングではAKB48に勝てなくても、ダウンロード数のランキングでは上回る事が多かったのです。

やがてテレビの歌番組にもどんどん出演する様になり、「ミュージックステーション」でタモリさんから「逢えてない」と指摘された通り、恋愛がテーマになっていながら実は成就した事がない、切ない歌詞の内容がより若い世代の共感を呼びました。

テレビ出演が増えた事でファッションを真似る若い女子も増え、一時はファッション・リーダー的存在でもあったのです。

2014年に発売した24枚目のシングルDarling の歌詞を明石家さんまさんが気に入って番組でよく唄っていた為にロングヒットを記録し、2015年発売の「トリセツ」では難しい乙女心を取扱説明書で表現したユニークな歌詞が話題となり、2016年発売の「あなたの好きなところ」ではレコード大賞を受賞と、正に一時代を築いたと言える程の大活躍でした。

 

しかしノーペアネームは安定しない名前です。そんな人気絶頂の最中、突如無期限の活動休止を発表するのです。

後から分かった事ですが、活動休止から約1年後に一般男性との結婚を発表しました。おそらく理由は親密な交際と結婚の準備だったのでしょう。

活動休止して結婚と、結果的にはかの山口百恵(やまぐちももえ)さんや松田聖子(まつだせいこ)さんら昭和を代表するアイドルと同じ事をした訳ですが、これも時代の違いなのかえらくあっさり辞めてしまった印象があります。

それにしても応援していたアーティストに急に辞められたファンの心理はいかがなものでしょう。ぽっかり穴が空いた様な気持ちでしょうか。

中にはこう思っているファンもいるでしょうね。

「🎵あーなんで〜、好きになっちゃったの〜カナ〜、」とか、

「“永久保証の私”じゃなかったの?」なんて。

 

今年6月1日にこれまで発表した全曲がサブスクで解禁されました。

活動休止からもう2年半経ちましたが、離婚でもしない限り復帰はないのでしょうか。

お相手も一般男性なので苗字も非公開の為、結婚後の本名も分かりません。どこまでも占い師泣かせの方です。(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

平原綾香さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第248回)※2021年1月26日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第248回目の今日は平原綾香さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとHIRAHARA AYAKAとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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この記事でも紹介している様に“なめらかネーム”の女性歌手は、男性顔負けの男らしい歌や、恋愛なんてそっちのけのスケールの大きな歌を唄ったほうが成功する傾向があります。

 

祖父はトランペット奏者、父はサックス・クラリネット・フルートなどを演奏する現役のマルチリードプレーヤー平原まことさん、姉はアメリカを拠点に活動するシンガーソングライターのAIKAさんと、音楽一家に生まれた平原綾香さんは、小学生の頃からピアノやクラシックバレエを習っていました。

高校の文化祭で「天使にラブソングを」のミュージカルに出演し、リタ役を演じて唄っていたところ、レコード会社「ドリーミュージック」社長の目に留まった事が芸能界へ入るきっかけとなります。

多くのミュージシャンも学んだ洗足学園音楽大学へ進学して2003年、19歳の時にイギリスの作曲家ホルスト管弦楽組曲「惑星」の一部の旋律に日本語の歌詞を付けた「Jupiter」で歌手デビューしました。

この歌は「果てしない時を越えて輝く星が 出会えた奇跡教えてくれる」や「この宇宙(そら)の御胸に抱かれて」などといった、スケールの大きな歌詞が特徴的であり、男女間の恋愛などちっぽけなものと感じさせる様な内容でした。

女性にしては低音の唄い出しから始まる歌唱法も印象的で、ノンタイアップからスタートしたにも関わらず様々なテレビ番組の挿入歌に使われる様になっていきます。

そうして発売から1年後には紅白歌合戦にも出場し、2年半でCD売り上げが100万枚を突破するなどの大ロングセラーとなりました。

 

デビュー曲が大ヒットすると、その曲のイメージが強くなり過ぎて2曲目以降がなかなかヒットせず、最悪の場合世間からも忘れられてしまう、いわゆる“一発屋”になりがちです。

平原綾香さんもそのジンクスに苛まれた1人でしょう。「Jupiter」のヒットが続いていた間も新曲を次々とリリースしましたが、やはり越える事は出来ませんでした。

紅白歌合戦への連続出場も、NHK朝ドラ「おひさま」の主題歌「おひさま〜大切なあなたへ」を唄った2011年を最後に途絶えてしまいます。

 

しかし、なめらかネームは女優運の強い名前でもあります。

2014年からはミュージカル女優としての活動も始め、2017年には水樹奈々(みずきなな)さんとのWキャストで「ビューティフル」の主演を務めました。

翌年にもミュージカル「メリーポピンズ」で主役のメリーポピンズを演じると、ディズニー映画「メリーポピンズ・リターンズ」の日本語吹き替え版のキャストにも選ばれ、その主題歌「幸せのありか」まで担当したのです。

 

母音ではなく文字で見ると(ひあやか)と、「ら」が2つ入る“ワンモアネーム”になります。 

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歌手として大ヒットを飛ばして成功し、ミュージカル女優としても成功する、正に“ワンモア”な活躍ですね。

最後に「か」が付く“お・か・きネーム”でもあるので自分に厳しくなり、ヒットが続かなかった時期も耐えてミュージカルに挑戦したのでしょう。 

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ミュージカルで成功した後、歌手方面でも「MUSIC FAIR」の番組オリジナルユニット、LA DIVA森山良子(もりやまりょうこ)さんや新妻聖子(にいづませいこ)さん、サラ・オレインさんらと共に参加し、コンサートなども行っていました。

更に昨年は森崎(もりさき)ウィンさんとミャンマーのテレビドラマ主題歌にもなったMOSHIMOという曲を、今年はカナダのアーティストダニエル・パウター「Save Your Life」という曲を発表するなど、デュエットでの歌唱が増えています。

“ワンモアネーム”はグループで成功してからソロでも成功するという特性もありますが、平原綾香さんの場合はソロで成功した後にミュージカルで劇団の一員となって成功したり、グループやデュオとしても活動するなど、通常のワンモアネームの逆パターンを歩んでいると言ってもいいでしょうね。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。