矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

浅香唯さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第175回)※2020年7月9日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第175回目の今日は浅香唯さんです。

本名は川崎亜紀という名前で、現在は結婚して苗字が西川(にしかわ)になっています。

 

ローマ字で書くとASAKA  YUIとなり、

苗字の最後の文字「か」と、下の名前の最初の文字「ゆ」

フルネームの最初の文字「あ」と、最後の文字「い」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

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“ノーペアネーム”は歌手運が弱く、芸能活動も不安定になりがちです。

 

中学生の頃、「少女コミック」主催のオーディションに副賞の“赤いステレオ”欲しさで応募し、同誌に連載されていた漫画『シューティングスター』のヒロインの名を冠した“浅香唯賞”を受賞した事により、芸名が“浅香唯”となりました。

本人は芸能界には全く興味がなく、商品を手にして終わるはずでしたが、数々の芸能プロダクションからスカウトの電話が入り芸能界入りを決意します。

中学卒業と同時に上京し“フェニックスから来た少女”というキャッチフレーズで(実際は宮崎県出身)歌手デビューを果たしましたが、当時は既にアイドル飽和状態だった為に注目度も低く、1年間に発売したシングル4枚はいずれもオリコン100位以内にも入りませんでした。

それもその筈3枚目のシングルのタイトルは「ヤッパシ・・・H!」で、「愛の手前はヤッパシH!(アルファベットの“I”の前が“H”である事に掛けて)」という下品な歌詞を、スカート丈の短い衣装で唄うというかなりB級感満載のアイドルだったのです。

 

しかしそんな浅香唯さんに大きな転機が訪れます。

昨日紹介した南野陽子さんの「スケバン刑事Ⅱ」が大好評の内に終了してパート3が制作され、その主役に抜擢されたのです。

1年間ほぼ売れる見込みが無く正念場に立たされていた浅香唯さんにとってはまたと無い大チャンスでした。パート2の南野陽子さんがほぼ無名の状態からブレイクした事もあり、パート3の主役として抜擢されるだけでもブレイク間違いなしと言われていたのです。

 

これだけでも“運がいい”と言える話ですが、更に名前の持つ“運”を感じさせる話があります。

スケバン刑事Ⅲ」では「Ⅱ」に続いて2人の仲間と一緒に戦う3人体制が採用され、しかも3人が“姉妹”という設定が盛り込まれました。

そこで三姉妹という設定に相応しい、下の名前に同じ“音”を持つ3人のアイドルが選ばれたのです。

長女役には大西結花(おおにしか)さん(こちらも1年ほど燻っていた)

次女役には中村由真(なかむらま)さん(こちらは歌手デビュー前のほぼ新人)

そして物語の主役となる三女役に浅香唯(あさかい)さん

と、ご覧の通り名前に「ゆ」が付く条件が優先されたキャスティングでした。

このブログで推奨している「名前の法則」では、「ゆう」又は「ゆ」が付く名前を“ゆうゆうネーム”と呼び、俳優運の強い名前としています。

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しかしそんな事を当時の「スケバン刑事」スタッフが知る由も無く、単純に「ゆ」が付く名前で統一しようと選ばれたに違いありませんが、ほぼ同時期にデビューしたアイドル3人の名前に「ゆ」が付いていた事は偶然がもたらした運命と言えますね。もし浅香唯さんが本名でデビューしていたら、パート3のオファーも無かったのかもしれません。

 

これで「スケバン刑事」シリーズは

パート1が斉藤由貴(さいとうき)さんで“ゆうゆうネーム”、

パート2が南野陽子(みなみのようこ)さん、吉沢秋絵(よしざわあきえ)さん、相楽晴子(さがらはるこ)さんで3人とも“なめらかネーム”

パート3が浅香唯さん、大西結花さん、中村由真さんで3人とも“ゆうゆうネーム”、

2006年にリメイクされた劇場版が松浦亜弥(まつうらあや)さんで“なめらか(フォーカード)ネーム”と、女優運の強い“ゆうゆうネーム”か“なめらかネーム”のアイドルばかりだったという訳です。

(ちなみにパート3以外の主人公の名前=麻宮(あさみや)サキもなめらかネームです。)

 

余談ですが、テレビドラマ版「スケバン刑事」3部作が好評だった後を受けて制作された後続番組「少女コマンドーIZUMI」の主役に選ばれたのも五十嵐(いがらし)いづみさんというなめらか(フォーカード)ネームのアイドル女優でした。

ただ、タイトルからも分かる通り主人公がロケットランチャーをぶっ放すという設定に、視聴者が“やり過ぎ”と感じて引いてしまった為、ドラマは4ヶ月で打ち切られました。

五十嵐いづみさんの主役に選ばれた運はあっても、ドラマスタッフのセンスが問われる(「少女コマンドーIZUMI」は「スケバン刑事」の様に漫画原作はなく、ドラマの為に企画された作品)案件です。(斜体文字が加筆した部分です)

 

浅香唯さんは「スケバン刑事Ⅲ」の主題歌に起用されたSTARで、初めてオリコン10位以内にランクインし、『ザ・ベストテン』などの歌番組にも出演するようになります。同じく主題歌となった虹のDreamerでは、初のオリコンチャート1位を獲得して人気アイドルの仲間入りを果たしました。

ドラマも好評で半年間だった放映予定が1年に延期され、劇場版まで制作されました。

スケバン刑事』関連の仕事が終了した後も化粧品のCMソングに使用されたシングルC-Girlが大ヒットします。続くセシルはノー・タイアップながらオリコン1位に輝くなど隆盛を極め、中山美穂さん、工藤静香さん、南野陽子さんらと共に「アイドル四天王」とまで呼ばれ、B 級アイドルからトップアイドルへと駆け上がったのです。

 

アイドルとして順風満帆に見えた浅香唯さんでしたが、ある時期からアーティスト志向が芽生えたのか、もっと大人の歌(メッセージ性のある歌)が唄いたいと言い出します。

コンサートはヒット曲よりもアルバムの曲を中心に構成し、衣装替えもほとんどしないというスタイルに切り替えていきました。

しかしそれが結果的には裏目に出て、アイドル期のファンは離れていってしまいました。

 

ここで本名の川崎亜紀というお名前も診断してみましょう。

ローマ字で書くとKAWASAKI  AKIとなり、

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「あ」

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「き」の母音が違います。

本名も“ノーペアネーム”なんですね。

文字で見ると(かわさ)と、「き」の字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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アイドルとしての成功だけでは満足出来ず、アーティストとしての成功(ワンモア)も欲しかったのでしょうか。

また「か」と「き」が入る“お・か・きネーム”でもある為に自分に厳しくなり、運だけで勝ち取ったような成功では自分が許せなくなったのかも知れません。

事務所との契約が切れた後に一時休業し、復帰した時にはYUIという名義で活動していたそうですが、これはあまり知られていないでしょう。

“ワンモアネーム”も表に出ない本名では効果は弱い様です。

 

それでも人知れず消えていたかも分からないB級アイドルから「スケバン刑事」の主役に選ばれたお陰で、一時的にでもトップアイドルの座に立てたのですから幸せでしょう。元々商品目当てで応募したオーデイションだったのですから、芸能界で成功した時点で“ワンモア”だったのかもしれませんね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

南野陽子さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第174回)※2020年7月8日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第174回目の今日は南野陽子さんです。

このお名前は本名です。

(結婚はされていますがお相手が一般の方である事と、夫婦別姓を名乗っている可能性もある為、このお名前を本名としておきます。)

 

ローマ字で書くとMINAMINO YOKOとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

 

高校2年生の時に兵庫県から上京して堀越学園(芸能コース)に編入、最初は学園ドラマの生徒役でデビューしました。雑誌のグラビアでは水着姿を披露し、歌手としてもデビューするものの、当時は既にアイドル飽和状態だった為に注目度も低く、デビュー曲の「恥ずかしすぎて」オリコン最高位57位と奮いませんでした。

 

しかしそんな南野陽子さんに大きな転機が訪れます。

昨日紹介した斉藤由貴(さいとうゆき)さんの「スケバン刑事」が好評だった為にパート2が制作され、その主役に抜擢されたのです。斉藤由貴さんは既にCMや歌で人気が出てからの出演でしたが、南野陽子さんはまだまだ無名の存在でした。

なのでせっかく好評だったドラマを終わらせてしまうのではないかという不安の声もありましたが、そんな不安を吹き飛ばすどころかパート1を凌ぐ程のヒットとなったのです。

人気ドラマの続編に主役として抜擢されるだけでも“運がいい”と言える話ですが、それを更に膨らませるところになめらかネームの真髄を感じさせます。

そうです、なめらかネームの南野陽子さんはアイドル“歌手”としてデビューしながら、先に“女優”としてブレイクした方なのです。

(同じタイプのアイドルに「スチュワーデス物語」で一躍人気に火が付いた(ほり)ちえみさん(なめらかネーム)がいましたね。)

 

また、パート1では斉藤由貴さんの単独主演であった(ほぼ1人で事件を解決していた)のに対し、「スケバン刑事Ⅱ」では2人の仲間と一緒に戦う3人体制になった事により、当時おニャン子クラブに在籍していた吉沢秋絵(よしざわあきえ)さんと、相楽晴子(さがらはるこ)さん(こちらも当時まだ無名)も準主役としてキャスティングされました。

吉沢秋絵(YOSHIZAWA AKIE)さんと相楽晴子(SAGARA HARUKO)さんも、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じになります。何と偶然にも、主要キャスト3人ともなめらかネームだったのです。

だからパート1を凌ぐ程のヒットになったんですねぇ。ええ、誰が何と言おうと間違いありません。

 

南野陽子さんはエンディングに使用された3曲が続けてオリコン10位以内に入るなど人気アイドルの仲間入りを果たし、上げ潮に乗って制作された劇場版の主題歌「楽園のDoor」で遂に1位を獲得しました。

その後も「話しかけたかった」や、同名映画主題歌のはいからさんが通る「吐息でネット。」など8曲連続で1位に輝き、トップアイドルの名を欲しいままにします。

(ちなみに映画「はいからさんが通る」は阿部寛(あべひろし)さんの俳優デビュー作で、オファーを受けた理由も『南野陽子さんと共演出来るから』だったそうです。)

 

しかし当の本人は忙しくなりすぎたせいか、事務所に内緒でアルバイト(喫茶店のウエイトレス)をするなど奇行に走り出し、「へんなの!!」のミュージックビデオでは髭を生やした(口のまわりにリング状に生えたカールおじさんタイプの髭)工事現場のおじさんのコスプレをするなど、それまで積み上げてきたものをぶち壊す様な行動に出始めます。

案の定セールスは下降線を辿り、歌手活動は途絶えてしまいました。

 

すると今度は映画「寒椿」で体当たりのラブシーンを演じ、ヌードまで披露したのです。

売れなかったアイドルが最終手段で脱ぐ事はよくありますが、一時代のトップにまで登り詰めたアイドルが脱ぐ(しかもまだ若いうちに)なんて事は滅多にありません。

歌手向きの“リターンネーム”ではないので決して歌は上手くなく、自分でも1位を獲り続けていた事に納得がいかなかったにせよ、女優向きの(身体で稼ぐタイプの)なめらかネームの本質として“ヌードも辞さない”覚悟を決める事が出来たのです。

結果、女優として演技の幅が拡がり映画やドラマの出演も増えていきました。

またアイドル時代は忙し過ぎてほとんど出演のなかったバラエティーにも「笑っていいとも!」のレギュラーに選ばれて進出しました。

母音ではなく文字で見ると(のようこ)と、「み」の字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

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女優業でブレイクしてアイドルの頂点に立ち、一度失いかけた人気をまた女優として取り戻す“ワンモアネーム”の力がそこで働いたのでしょう。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

とは言っても代表作はやはり「スケバン刑事」になる様です。

代表作とは何か?を簡単に説明すると「〇〇さんと言えば・・・」で最初に思い浮かぶ作品の事です。

同年代のアイドルでも荻野目洋子(おぎのめようこ)さんと言えば・・・ダンシング・ヒーローと、歌のタイトルがまず浮かぶ筈ですよね。

これは荻野目洋子さんが歌手向きの(ヒット曲に恵まれやすい)“リターンネーム”だからなのです。

それに対して女優向きの“なめらかネーム”の南野陽子さんは、最初に思い浮かぶ作品が「スケバン刑事」というドラマ作品になる。

同じ“ようこ”でも苗字の違いによって名前タイプが分かれ、代表作も歌とドラマに分かれる。これこそが「名前の法則」なのです。

 

最近になってもバラエティーにゲスト出演すると必ず「スケバン刑事」の話題を振られ、ヨーヨーを構えたポーズで決め台詞「おまんら、許さんぜよ!」を言わされる南野陽子さん。

まぁそれだけインパクトの強い“当たり役”だっただけに仕方ないですかね。

昨年は「半沢直樹」に出演、今季のドラマ「ネメシス」にも出演中、そして現在公開中の映画「いのちの停車場」にも出演と、50歳を過ぎても女優として現役バリバリな(ん)のです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

斉藤由貴さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第173回)※2020年7月7日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第173回目の今日は斉藤由貴さんです。

このお名前は本名ですが、現在は再婚して苗字が小井(いさらい)になっています。

 

ローマ字で書くとSAITO  YUKIとなり、

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「ゆ」

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事からノーペアネーム”と呼びます。

(平仮名で書くと“さいとう”となるので苗字の最後の文字が「う」だと思われがちですが「と」を伸ばしている音ですので、苗字の最後の文字は「と」、最後の母音は「オ」という事になります。)

 

芸能界に入る前は非常に内向的だった斉藤由貴さんを、何か変わるきっかけになればと家族が応募した「ミスマガジンコンテスト」でグランプリを受賞したのがきっかけでした。

最初はカップラーメンのCMに出演して注目されます。“ノーペアネーム”はCMに強い名前なのです。 

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特に若い女性タレントはCM出演をきっかけにブレイクする方が多く、宮沢(みやざわ)りえさんや広末涼子(ひろすえりょうこ)さんもそうでした。

 

その後発売された「卒業」も同じカップラーメンのCMソングだった事もあり、新人アイドルのデビュー曲としては異例の30万枚を越えるヒットとなったのです。

ただし生放送の歌番組などに出演して歌唱する際、内向的だった斉藤由貴さんがド緊張していた事は言うまでもありません。

 

CM、歌の次はドラマ「スケバン刑事」の主役に抜擢されました。女優に憧れていた訳ではなかったので演技する事自体ほぼ初めてでしたが、刑事で元スケバンという特異な役と、大映ドラマの異次元的世界観が演技力云々を忘れさせる力があり、パート2(南野陽子さん主演)も制作される程のヒットとなったのです。

翌年にはNHK連続テレビ小説「はね駒(こんま)」に主演、こちらも平均視聴率40%を越えるヒットとなり、全国的な知名度を獲得しました。

母音ではなく文字で見ると(さいとうき)と、下の名前に「ゆ」が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。

名前に「ゆう」または「ゆ」が入る方は俳優業で成功する方が多いのです。 

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歌手としても「初戀(はつこい)」「情熱」「悲しみよこんにちはなどが相次いでヒットし、紅白歌合戦にも出場します。ただ歌手向きの“リターンネーム”ではなかった為か女優業中心となり、曲のセールスが下降し始めました。

そんな時、井上陽水(いのうえようすい)さんの「夢の中へ」をカヴァーして、デビュー曲の「卒業」を越える40万枚と、自身最大のヒットとなります。

これは井上陽水さんの曲の力も大きかったでしょう。「夢の中へ」は陽水さん自身も唄ってヒットした曲ですが、売り上げは約20万枚でした。“リターンネーム”は1歩下がると成功する名前なので、自身で唄うより他の人が唄ったほうがヒットするという事がある訳です。世代によって、井上陽水さんの歌だろうと言う方もいらっしゃるでしょうけどね。

 

「夢の中へ」のヒットの後はまたセールスが落ち着き、女優業に専念する様になります。

文字で見るともう1つ(さいとうゆ)と、「き」の字も入るので自分に厳しくなる“お・か・きネーム”でもあります。(斜体文字が加筆した部分です)

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家族が勝手にコンテストに応募した事がきっかけで入った芸能界でも、やると決めたからには出来る限り続けていこうという思いがあったのでしょう。

ただバラエティー向きのリターンネームではない為か、中山美穂さんや菊池桃子さん同様バラエティーにはほとんど出演がありません。まぁ女優としてあれだけ成功していればバラエティーで喋り倒す必要もないでしょう(井森美幸さんみたいに)。

 

余談ですが弟の斉藤隆治(さいとうりゅうじ)さんも芸能界デビューしていた事はご存知でしょうか?お姉さんの活躍を見て自分もとばかりに芸能界入りし、俳優・歌手としても活動しましたが思いのほか人気は得られず、実質5年程で引退した様です。

お名前を見る限りお姉さんと同じくノーペアネームですが、こちらは“ゆうゆうネーム”でも“お・か・きネーム”でもありません。

ちなみに歌手デビュー曲のタイトルは「ノーブレイク」でした。言い得て妙な気がします。

 

おっとりとした見た目とは裏腹に“恋多き女”として度々スキャンダルでも話題になる斉藤由貴さん。それでも時が経てば忘れられ、許されてしまう感があります。女優としての独特の存在感が必要とされ続けているからでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

菊池桃子さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第172回)※2020年7月6日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第172回目の今日は菊池桃子さんです。

このお名前は本名ですが、現在は再婚して苗字が新原(にいはら)になっています。

 

ローマ字で書くとKIKUCHI  MOMOKO となり、

苗字の最後の文字「ち」と、下の名前の最初の文字「も」

フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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ベースは芸能活動が不安定になりがちな“ノーペアネーム”ですが、この方の名前には色々なトッピングが乗っています。

苗字の最初の部分が50音表のタテ列、か行「かきくけこ」の「き く」になっているので、母音は違えど言い慣れている字並びである為、なめらかに言いやすいと感じられます。

この様なお名前を“タテなめネーム”と呼びます。

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しかし昨日紹介した中山美穂(なかやまみほ)さんの様に、苗字と下の名前の繋がりの部分(フルネームで呼ぶ時に一瞬途切れがちな部分)ではないので、特に効果は感じられないと思われます。“菊池”という苗字もよくありますからね。

 

下の名前は“もも”と同じ文字が続く“連チャンネーム”です。 

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こちらも言いやすいと同時に覚えてもらいやすい効果があると思われ、芸能人にとっては有利な名前と言えるでしょう。

 

そしてもう1つ、苗字と下の名前で分けて考えると KIKUCHI  MOMOKO と、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまるスライドネームでもあります。

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このタイプは大きな転向や路線変更をする方が多いのですが、その点については後ほど触れる事にしましょう。

 

叔母さんが経営していた飲食店のレジ横に飾られていた写真を、たまたま音楽関係者が見掛けてスカウトされて芸能界に入った菊池桃子さん。

女優や歌手に憧れていた訳ではなく「見てみたい」という好奇心だけのほぼ無欲な状態でした。

それでも80年代のアイドル史に名を残したのですから、本人に魅力があったという事でしょう。昨日の中山美穂さん同様、女優運や歌手運の弱い“ノーペアネーム”の売れ方として、運ではなく魅力で売れた方と言えます。器用さは無くとも容姿だけで成り立つ「お人形さんの様な」と形容されるタイプの典型と言ってもいいでしょう。

芸能界デビューして早々に、「Momoco」という雑誌が創刊されてそのイメージガールに選ばれた事からも事務所の力の入れ様が分かるというものです。

 

映像作品デビューは「パンツの穴」という、これまた昨日の記事になぞらえた訳ではありませんが、中山美穂さんのドラマデビュー作「毎度おさわがせします」の様に、思春期の性に対する好奇心や悩みを描いたコメディタッチの映画でした。当時はそういうのが流行っていたんですかねぇ。ちなみにこの映画は第2弾、第3弾と続編が作られましたが、菊池桃子さんは有名になるとすぐに清純派アイドルとして売り出したので第1弾しか出演していません。

 

歌手としては1984年、「青春のいじわる」という曲でデビューします。続く「SUMMER EYES」「雪に書いたLOVE LETTER」「卒業GRADUATION−」などが相次いでヒットし、同年代のアイドル(井森美幸さんや森口博子さん)から一歩抜きん出ました。

“リターンネーム”ではないので決して歌は上手いという訳ではなく、曲の良し悪しに関わらずどの歌もまんべん無く売れる状況になっていたので、この方も代表曲を1曲挙げるとなると意見が別れると思います。

 

ただヒット曲を連発していたにも関わらず、シングルのリリースは12曲で一旦途切れます。実はそこに“スライドネーム”の路線変更をする性質が出てしまうのですが、ある時突然ラ・ムーというロックバンドとしての活動を始めたのです。

(厳密に言うと先述の通りお人形さんの様なタイプでしたので、「事務所の意向で始めさせられた」が正解だったかも知れません。)

これにはファンもただ驚くだけでついていけませんでした。

以前紹介した本田美奈子.(ほんだみなこ)さんもMINAKO with WILD CATSというバンドで活動したものの上手くいかなかった様に、アイドルからロック歌手への転身は難しいのです。歌唱力の高い本田美奈子.さんでも上手くいかなかったのですから、もともとロックとは無縁の菊池桃子さんの声質で上手くいく筈もありません。スライドネームでも路線変更が必ず成功する訳ではないという事です。

まぁラ・ムーのデビュー曲「愛は心の仕事です」も、ロックかと聞かれたら疑問符が浮かぶ様なスローテンポな曲調だったんですけど。(斜体文字が加筆した部分です)

ロックバンドへの転向がはっきり言って失敗に終わった後、女優業に専念する事になるのですが、女優運の強い“なめらかネーム”ではないので主演ドラマがヒットしたという話も無く、こちらも代表作と呼べる物は無い様です。

 

実はもう1つトッピングがありまして、苗字に「き」の字が入るので自分に厳しくなる“お・か・きネーム”でもあります。 

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元々好奇心だけで入った芸能界でも、やると決めたからには少々うまくいかない事があっても続けていこうという思いがあったのでしょう。

 

そして1993年、鈴木雅之(すずきまさゆき)さんとのデュエットで発表した「渋谷で5時」が、最初はB面(カップリング曲)ながらカラオケで人気となり、後にA面として再発売される程のヒットとなりました。これはスライドではなく“ワンモアネーム”(“連チャンネーム”は同じ文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもある)の特性が発揮されたのでしょう。

ちなみに鈴木雅之さんから「特徴のある声だから」と指名を受けたそうで、やはりロックに転向させたのは間違いだったという事ですね。

 

最近はストーカー被害や再婚、事務所独立など芸能以外で話題になる事が多い様です。

どれもアラフィフになってからのぼる話題ではない気もしますが、それだけ衰えていない証拠でしょう。良い意味で不器用な“お人形さん”のままでいて欲しいと願う、根強いファンが多いのではないでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

中山美穂さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第171回)※2020年7月5日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第171回目の今日は中山美穂さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとNAKAYAMA  MIHO となり、

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「み」

フルネームの最初の文字「な」と、最後の文字「ほ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事からノーペアネームと呼びます。 

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母音ではなく文字で見ると(なかやま みほ)と、苗字と下の名前の繋がりの部分が50音表のタテ列、ま行「まみむめも」の「ま み」になっているので、母音は違えど誰もが言い慣れている字並びである為、なめらかに言いやすいと感じられます。

この様なお名前を“タテなめネーム”と呼びます。 

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全く同じ部位(苗字と下の名前の繋がりの部分)が「ま み」になる方は

中島(なかじま)みゆきさんと中島美嘉(なかしまみか)さん、

た行「たちつてと」の「ち つ」になる方は

長渕剛(ながぶち つよし)さんがいらっしゃいます。

特殊な名前タイプゆえデータは少ないながらも、歌手業(アーティスト)に強いタイプと思われます。

 

幼稚園の頃から芸能界に憧れ、劇団のオーディションなどを受けていた中山美穂さんは、オーディションには受からなかったものの中学1年の時に原宿でスカウトされて芸能界入りを果たします。

デビューは「毎度おさわがせします」という、思春期の性に対する好奇心や悩みを描いたコメディタッチのドラマでした。そこで物語のカギとなるツッパリ少女役を演じて強烈なインパクトを与えます。

時代は違いますがこの感じは同じ“ノーペアネーム”かつ“タテなめネーム”(「あいうえお」の「う え」)の上戸彩(うえとあや)さんが「3年B組金八先生」で性同一障害の生徒役を演じてインパクトを与えたのと似ていますね。

 

歌手デビューはその後、「C」というタイトルの曲でした。決して歌は上手いという訳ではなく、若い女性タレントによくある「歌も売れたら儲けもの」的な感覚だったと思われます。

ただ「毎度おさわがせします」のツッパリイメージがあったお陰か、映画「ビーバップ・ハイスクール」のヒロイン役に抜擢され、その主題歌「BE–BOP–HIGHSCHOOL」がヒットして歌手活動も軌道に乗りだします。常に女優業が先行していたのですね。

 

そういった影響からアイドルとしてヒット曲を連発するようになるのですが、曲の良し悪しに関わらず中山美穂が唄えばヒットする、どの歌もまんべん無く売れる状況になってしまいます。

その為に代表曲を挙げるのが少々難しいんですねぇ。

例えば同時期に活躍した“リターンネーム”荻野目洋子(おぎのめようこ)さんならダンシング・ヒーローという、誰もがいの一番に浮かぶ代表曲がありますが、中山美穂さんの1番売れたシングルは世界中の誰よりきっとで、中山美穂WANDS名義の曲になるんです。

もう1曲のミリオンセラーただ泣きたくなるのは、90年代前半のCDが飛ぶ様に売れた時代と、ドラマ主題歌が相次いでヒットしていた時代という好条件が重なっていたからと考えられ、真っ先にこの歌を挙げる方は少ないのではないでしょうか。

「You're My Only Shinin' Star」を挙げる方もいらっしゃるかと思いますが、これは元々シングルのB面だった曲がたまたま売れたラッキーヒットなので、代表曲と呼ぶのは憚られます。

まぁこのブログ特有のレベルの高い話で、どれも代表曲と言ってしまえばそれまでなのですが、この1曲と絞ろうとすると、ユニット名義だったりB面だったりする所に女性歌手向きの

“リターンネーム”との違いが出ていると言えます。

 

またドラマにおいてもまんべんなく視聴率を稼いでいたので、これまた同時期に活躍していた“なめらかネーム”南野陽子(みなみのようこ)さんの「スケバン刑事」の様な、誰もがいの一番に浮かぶ代表作が無いというか、人によって意見が別れてしまうんです。

これも同じノーペアネームの藤原紀香(ふじわらのりか)さんに近いものがあって、ドラマよりも藤原紀香というブランドが先に立ってしまい、気がつくと代表作が見当たらないという現象が起きるんですね。

ただ上戸彩さんや藤原紀香さん、そして中山美穂さんに共通して言える事は、もちろん本人に魅力があったからです。女優運や歌手運の弱いノーペアネームの売れ方としては、名前先行(中山美穂が出てるドラマだから見る、中山美穂の歌だから聴くといった具合)に、ブランド品の様になってしまうんですね。運ではなく魅力で売れる方々、と言えると思います。

そしてその中でも、女優業と歌手業を両立させたと言えるのは、苗字と下の名前の繋がりの部分が「ま み」とタテなめネームになっている中山美穂さんだけ、という訳です。

上戸彩さんは「う え」が苗字の頭2文字なので歌では成功したとは言えませんし、妹の中山忍(なかやましのぶ)さんもアイドルとしては泣かず飛ばずでしたからね。

 

2002年に辻仁成(つじひとなり)さんと結婚してしばらくフランス・パリでの生活を送っていましたが、14年に離婚が成立して以降、日本での芸能活動を再開しています。

以前の様な「派手!!!」さはないにせよ19年からは歌手活動も再開、アラフィフになっても女優業と歌手業の両立が出来る、数少ないアイドルなのです。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

柳沢慎吾さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第170回)※2020年7月2日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第170回目の今日は柳沢慎吾さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとYANAGISAWA  SHINGOとなり、

苗字の最後の文字「わ」と、下の名前の最初の文字「し」

フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「ご」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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「1人警視庁24時」や「1人高校野球」などのネタで、バラエティーで活躍しているイメージが強いこの方ですが、本職は俳優です。

 

素人時代に「ぎんざNOW!」という番組の「素人コメディアン道場」でチャンピオンに輝き芸能界へ。

「3年B組金八先生」にヤンキー生徒役で一話のみのゲスト出演でデビューを果たすと、コメディ仕立ての30分ドラマ「翔んだカップル」にギャグメーカーとしてレギュラー出演し「しゃがれ声(ハスキーボイス)の面白い奴がいる」と評判になり、以降続いた「翔んだライバル」「翔んだパープリン」などのシリーズに欠かせない存在となりました。

そして本格ドラマ「ふぞろいの林檎たち」に出演して中井貴一(なかいきいち)さん、時任三郎(ときとうさぶろう)さん、石原真理子(いしはらまりこ)さんなどの有名俳優と共演を果たします。

人気ドラマとなって続編も制作された事から(後々まで自慢の様に語り草にする)俳優業としての代表作になりました。

 

しかし、“ノーペアネーム”は芸能活動が「不安定」になりがちです。

ふぞろいの林檎たち」以外は脇役やゲスト出演ばかりで、俳優業でブレイクとまではいきませんでした。

そんな中バラエティーの出演機会が増え、本人も素人時代の血が騒ぎだしたのか、水を得た魚の様に生き生きとし始めます。

そしてとんねるずの「ねるとん紅鯨団」の名物企画「集団見合いパーティー」の芸能人大会で、告白してフラれた相手に対し「あばよ!・・・いい夢見させてもらったよ!」と捨て台詞を言い放ち、これが大ウケします。

その後は他の番組でも要求される一発ギャグの様になり、バラエティー出演時の大きな武器となりました。

それからというもの、ウケる事に味を占めたのか「アイ・アイゲーム」の山城新伍(やましろしんご)さんのモノマネ(語尾にやたらと“チョメチョメ”をつける)なども披露する様になり、やがて「1人芝居」を開拓するに至ったのでした。

ノーペアネームは本業以外に力を入れる性質がある様です。

(斜体文字が加筆した部分です)

「1人警視庁24時」や「1人高校野球」は芸人からも面白いと絶賛され、もはや柳沢慎吾さんの代名詞となりましたが、一発芸としてはかなり尺を取る(フルでやると5〜6分かかる)為に生放送には向かず、かと言って下手にハショると面白さが半減してしまうという欠点があります。

またノーペアネームはMC運やレギュラー運が弱いという特徴があります。

そのせいかあれだけ面白い芸を持っていながら、何故かこれという代表的なレギュラー番組が少ないのです。

例えば、もしあなたの周りにテレビをほとんど見ない人がいたとして、その人にこの方を説明する時に「何曜日の何時にこの番組出てるよ」って、言える番組が少ないんです。

今でこそYou Tubeがあるのでいつでも見れますが、以前は知らない人の前でうっかり柳沢慎吾さんの話をすると、あのネタを一から説明しなけらばならないという、大変な目に遭っていたのです。

逆に言えば、先日紹介した高田純次(たかだじゅんじ)さん同様、準レギュラーやゲスト出演ばかりでも視聴者に強い印象を与えられる方、と言えます。 

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ノーペアネームは不安定なポジションでも実力を発揮出来る能力を持っているタイプでもあるのです。 

また、ノーペアネームはトークにおいて長尺のネタよりも瞬発力で勝負するタイプが多く、お笑い芸人でも“ギャガー”と呼ばれる方々はほとんどノーペアネームです。

ますだおかだ岡田圭佑(おかだけいすけ)さんなど)

柳沢慎吾さんもよく喋る割にはトーク自体は決して上手い訳ではなく、バラエティーに出演した時も意外と空気が読めずに流れを無視してしまいがちです。1人芸を極めるあまり他人との会話が下手になってしまったんでしょうか。そして隙があればすぐに得意の1人芝居に持ち込むのです。

ただ、これも岡田圭佑さんに共通して言える事ですが、番組の序盤で持ちネタを披露してしまう為、後半は息切れして口数が減ってしまうのが欠点です。

 

・・・と色々言いましたが、これらは芸人に対して言う事でしたね。

柳沢慎吾さんはあくまでも俳優ですので、皆さんもお間違いなく。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

中山秀征さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第169回)※2020年7月1日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第169回目の今日は中山秀征さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとNAKAYAMA  HIDEYUKIとなり、

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「ひ」

フルネームの最初の文字「な」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事からノーペアネームと呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が安定しない名前です。 

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ただ苗字と下の名前で分けて考えると NAKAYAMA  HIDEYUKI と、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまるスライドネームでもあります。

 

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多く、中山秀征さんはそれほど大きな路線変更はなかったと思いますが・・・。

 

実はこの方、元々は俳優志望だったんですねぇ。3ヶ月でデビュー出来なければ辞めるつもりで東京の児童劇団に入団し、ちょうど3ヶ月後に2時間ドラマの準主役でデビュー出来た事で意志を固め、群馬から神奈川の中学に転校しました。

その後渡辺プロダクションの新人オーディションに合格して本格的に俳優を目指すのですが、俳優からタレントまで幅広く扱う大手芸能プロダクションだっただけに、お笑いタレントを目指していた松野大介(まつのだいすけ)さんと、ABブラザーズというコンビで活動を始める事になるのです。

ABブラザーズ小堺一機(こさかいかずき)さん司会の「いただきます」(「ごきげんよう」の前身番組)のアシスタントなど、半分お笑い、半分アイドルのようなポジションで人気を博しましたが、やはりどっちつかずの中途半端な存在だったのでお笑い第三世代(とんねるずダウンタウンウッチャンナンチャンなど)には勝てず、長続きはしませんでした。

ABブラザーズという名前もコンビが持続する“リターンネーム”ではなかったからとも考えられます。

 

なお相方の松野大介さんは

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「だ」

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「け」の母音が違うので同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”ですが、

MATSUNO DAISUKEと A・I・U・E・O、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、ロイヤルネームと呼びます。

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独立心の強いロイヤルネームのせいか、渡辺プロダクションから独立して現在は小説家になっていますが、基本はノーペアネームなので安定はしていない様です。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

ABブラザーズが自然消滅の様な形で事実上の解散となり、中山秀征さんは本来やりたかった俳優の道に進んでいきます。

脇役ながら「世界で一番君が好き!」や「東京ラブストーリー」などの人気ドラマにも出演

しました。その一方で「DAISUKI!」などバラエティーでの活躍が目立ち始め、どちらかと言うとバラエティータレントとして知名度が上がっていきます。

そして知名度が上がったお陰で日本テレビのドラマ「静かなるドン」で遂に主役の座を射止めました。

俳優志望から意図せずお笑いタレントにスライドしたものの、また俳優にスライドしたのです。

母音ではなく文字で見ると(なかやまひでき)と、下の名前に「ゆ」が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。 

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これまでにこのブログでも何度か説明してきた通り、名前に「ゆう」または「ゆ」が入る方は元々他のジャンルでも俳優業で成功する事があります。

(アイドル歌手だった浅野ゆう子さんやミュージシャンだったユースケ・サンタマリアさん、お笑い芸人の宮迫博之さんなど)

まぁ演技力云々についてはさておき、ゴールデンタイム(日本テレビの金曜8時がまだドラマ枠だった頃)の主役なんて立派なものじゃないですか。

「静かなるドン」の後も主役級のドラマが続いたかと言うと、そうもいかなかったんですけどね。

 

結局世間的にはタレントとしてのイメージが強かった為、またバラエティーに重きを置くようになります。技術よりも軽妙なトークが功を奏し、MCの座にまで行き着く事となりました。

一時はお昼の帯番組「おもいっきりDON!」→(後に「DON!」にタイトル変更)のメイン司会も担当し、大物司会者の仲間入りを果たしたかに見えましたが、人気があったにも関わらず番組が2年程で終了してしまいました。

ノーペアネームは不安定になりがちなだけでなく、MC運やレギュラー運が弱いという特徴があります。

そのせいか中山秀征さんがこれまでMCを務めた番組は午前中か深夜枠、さらに一部地域では見られないローカル番組が多く、全国ネットのゴールデンの番組では意外と出演が少ないのです。なので“秀ちゃん”という愛称も全国的にはイマイチ浸透していない感があり、馴染みの薄い地方からすると、ちゃん付けで呼ぶ程親しみは感じていないのに、とむしろ呼びにくい愛称になってしまっているのが現状です。

 

90年代頃の、テレビ界に今より活気があった時代には週10本前後レギュラーを抱えていた中山秀征さんも、今や地上波全国ネットのレギュラーは日曜朝の「シューイチ!」のみと、文字通り週1本になってしまいました。

それでも90年代におそらく荒稼ぎしていたと思われるので幸せでしょう。視聴率2ケタが難しいとされる現代において、あの毒っ気の無さ(褒め言葉ですよ)では生き残るのは難しいかも知れません。

これからも井森美幸(いもりみゆき)さんと一緒に群馬県の親善大使として頑張って欲しいと思います。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。