矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

石川さゆりさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第198回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第198回目の今日は石川さゆりさんです。

このお名前は芸名で、本名は石川絹代(いしかわきぬよ)といいます。

 

ローマ字で書くとISHIKAWA SAYURIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり石川さゆりさんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。

 

“リターンネーム”の芸能界での特徴は、女性の場合まず歌手業に強いという事です。 

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この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

 

1972年、中学3年生の時にテレビの「ちびっこ歌謡大会」に出場予定だった友人が急に出られなくなった為、代わりに出場したところ見事合格して芸能界へスカウトされました。

その直後には連続ドラマ「光る海」に沖雅也(おきまさや)さんの妹役でレギュラー出演していたそうで、歌手より女優デビューのほうが先だったのですね。

翌73年に「かくれんぼ」という歌でアイドル歌手としてレコード・デビューしましたが、当時は“花の中3トリオ”と呼ばれた森昌子(もりまさこ)さん・山口百恵(やまぐちももえ)さん・桜田淳子(さくらだじゅんこ)さんらが大人気だった為に、3〜4年ほど日の目を見る事が出来ずにいました。

 

しかしそこはツーペアの良い名前ですから、それで終わる訳はないのです。

76年に出したアルバムの中の1曲だった津軽海峡・冬景色がシングル・カットされて大ヒットし、77年の紅白歌合戦に初出場を果たします。

更に能登半島沈丁花(じんちょうげ)などもヒットして、演歌歌手としての道を歩み出したのです。

 

歌一筋の印象が強い石川さゆりさんですが、70年代後半頃まではよくドラマにも出演していました。ただ歌手業のほうが忙しかった為に1話だけのゲスト出演などが多く、なかなか軌道に乗る事はありませんでした。

もし「津軽海峡・冬景色」のヒットがなかったら、昨日紹介したいしだあゆみさん同様なめらかネーム+「ゆ」という音も入っている女優向きの名前なので、女優に転身していてもおそらく成功していたでしょう。

 

津軽海峡・冬景色」だけでも一生食べていけるのではないかという程の代表曲となったのですが、この方の一味違うところはもう1曲、一生もの級の大ヒットを生み出すところにあるのです。

86年に発売した天城越えが、石川さゆりさんにしか唄えない様な難しい歌と設定されたにも関わらず、逆に“唄いがいのある歌”としてじわじわとヒットし、カラオケの定番曲になったのです。

津軽海峡・冬景色」では『🎵凍えそうな鴎(かもめ)見つめ泣いていました』『🎵さよならあなた、私は帰ります』と泣いて身を引く弱い女性の心情を唄っていましたが、「天城越え」では『🎵誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺していいですか』と、女の強い情念を唄い上げました。

ツーペアネームの石川さゆりさんは、か弱い女性的な歌に適したリターンネームの力で「津軽海峡・冬景色」を唄い、男性並みの力強い歌に適したなめらかネームの力で「天城越え」を唄い上げたのではないかと思われます。

なめらかネームの女性歌手は男性的な歌を唄うと成功するというデータもあります。 

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歌手業に専念した分、名前の持つ力を全て歌につぎ込めたと思われるのです。

 

この2曲のヒットで紅白歌合戦の常連となり、1984年から36年連続(通算では42回)出場しています。

2007年からは「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」を1年おきに交互で唄い、年末の風物詩となりました。

ご本人は「お陰で新曲が唄えない」と内心複雑な気分になっているようですが、1曲もヒットに恵まれず辞めていく歌手も多い中で、なんと贅沢な悩みなんでしょうか。

 

芸名はツーペアネームですが、石川絹代という本名がノーペアネームなせいか、あまりお喋り好きではなく、目立ちたがりでもない様です。

やはりこの方も石川さゆりという芸名によって大きな幸運を掴んだ1人なのかも知れません。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

いしだあゆみさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第197回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第197回目の今日はいしだあゆみさんです。

このお名前は芸名で、本名は石田良子(いしだよしこ)といいます。

 

ローマ字で書くとISHIDA AYUMIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、苗字の最初と下の名前の最後の文字の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまりいしだあゆみさんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。 

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“リターンネーム”の芸能界での特徴は、女性の場合まず歌手業に強いという事です。

そして“なめらかネーム”の特徴は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

 

オリンピックに出場経験もあるスケート選手の姉石田治子(いしだはるこ)さんの影響でスケートを習っていた12歳の頃に芸能界へスカウトされ、児童劇団に入団します。

16歳の頃にいしだ・あゆみ名義でレコード・デビューし(昔のレコードでよくあった、A面とB面に違う歌手の歌が入ったカップリングの様な形が多かった)、ドラマにも出演するなどタレント的な活動をしていましたが、20歳になった頃歌手活動に専念する為レコード会社を移籍し、名前も「・」を取っていしだあゆみとすると、移籍後第3弾のシングル「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットして紅白歌合戦にも出場しました。

その後も「あなたならどうする」「砂漠のような東京で」などがヒットして紅白には9年連続で出場を果たし、歌手として一時代を築きます。

 

ただ、新曲の売り上げは徐々に下降線を辿り始め、芸能活動を続ける為には何か打開策が必要となってきます。

丁度そんな頃から映画やドラマなど女優業に進出し、映画「青春の門 自立篇」では助演女優賞、マドンナ役として出演した「男はつらいよ」では主演女優賞を受賞するなど、演技力で高い評価を受けました。

ドラマでは「北の国から」や「金曜日の妻たちへ」などのヒット作に出演し、女優としての地位も確立します。いや歌手から女優へ完全にシフトチェンジしたと言っていいでしょう。

 

ここでお名前をもう一度振り返ってみますと、下の名前に「ゆ」という音が入っています。

これまでにこのブログでも何度か説明してきた通り、名前に「ゆう」または「ゆ」が入る方は元々他のジャンルでも俳優業で成功する事があります。 

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実際に歌手として密な活動が続いていたのは10年程度で、女優業に移行してからはもう40年近くが経っています。

そう考えると最初から女優向きの名前だったのかも知れませんね。

歌手として歌が売れなくなって、肩書きが女優に変わる方はたくさんいらっしゃいましたが、ここまでの成功例はなかなかいないと思います。

歌手運と女優運を兼ね備えたツーペアネーム+「ゆ」だからこそ成せる業、といった所でしょうか。

 

芸名はバラエティーにも強いリターンネームですが、バラエティーにはほぼ出演がありません。そこは石田良子という本名が“ノーペアネーム”なので、あまりお喋り好きではないのでしょう。 

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なめらかネームの様な目立ちたがりでもないので素の部分はほとんどテレビで見せません。

そんな奥ゆかしい方が何故芸能界でこれほど成功したのか。それはいしだあゆみという芸名がもたらした奇跡だったのかも知れません。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

小柳ルミ子さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第196回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第196回目の今日は小柳ルミ子さんです。

本名は漢字で留美子と書きます。

 

ローマ字で書くとKOYANAGI  RUMIKO となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

 

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”の芸能界での特徴は、女性の場合まず歌手業に強いという事です。 

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この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

 

また「こ」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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中学卒業後に宝塚音楽学校に入学した小柳ルミ子さんは、「宝塚を首席で卒業したら歌手にしてあげる」という芸能プロダクションの提示した条件を見事にクリアして、芸能界入りの切符を手にします。

ただ初舞台だけは踏みなさいと言われ、宝塚歌劇団に2ヶ月だけ入団し、夏川るみという芸名を名乗っていました。

退団後は顔を売る為とNHK連続テレビ小説(朝ドラ)にも出演し、満を持して歌手デビューするとわたしの城下町がいきなりの大ヒットを記録します。オリコン年間シングル売り上げの1位となり、レコード大賞最優秀新人賞まで受賞するのです。

翌年には瀬戸の花嫁もヒットして“2年目のジンクス”を打ち破り、歌手としての地位を確固たる物にしました。

この歌は唄い出しの『🎵瀬戸は〜日暮れて〜、』の部分を『瀬戸ワンタン、日暮れ天丼〜、』とする替え歌も流行るなどして広く知られたのです。

当時は20歳前後と若かった為にアイドル的存在と位置付けられる事もありましたが、年齢を重ねるうちに大人の歌手へと変貌していきます。

デビュー当時程の派手さはないものの「星の砂」「来夢来人」(スナックの歌ではない)などコンスタントにヒットを飛ばしていました。

 

歌手一筋でも充分な程の功績を残しつつ、一方で映画「誘拐報道」に出演するとアカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得し、翌年「白蛇抄」では最優秀主演女優賞を受賞するなど、宝塚時代の演技経験を活かして女優としても活躍しました。

歌手で成功して女優としても成功する、ワンモアネームの特性が活きたのでしょう。

その後発売した「お久しぶりね」「今さらジロー」などもヒットしたのです。

 

でもそれだけではありません、リターンネームはバラエティーに強い名前でもあるのです。

当時無名のバックダンサーだった大澄賢也(おおすみけんや)さんと結婚すると、「セイシュンの食卓」の1コーナーで夫婦で踊りながら料理を作るという、それまで積み上げてきた輝かしい歴史を投げ捨てる様な乱心ぶりを見せます。

しかしそれが評判となり、他の番組でも夫婦揃って出演する機会が多くなりました。また大澄賢也さんも俳優・タレントとして名を上げていったのです。

 

ここ数年は年間2000試合以上を観戦するヘビー・サッカー・ウォッチャーとして、サッカー関連の番組への出演が増えています。

 

小柳ルミ子さんの事を歌手と呼ぶ人もいれば、女優と呼ぶ人もいるでしょう。バラエティータレントだと思っている人もいるかも知れません。

それだけ何をやっても許されるのは、デビュー当時の大ヒット曲があるからなのです。

歌手にとってヒット曲に恵まれるというのはそれだけ大きな事なのです。

そして歌や芝居だけでなく、時には夫婦生活や趣味まで仕事に変える。それが芸能界で50年も生き続ける秘訣なのです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

シンプル過ぎるクイズ「これは一体何でしょう?」

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「今日はいつものクイズと趣向を変えて、こんな問題からいきましょう。」

 

では早速ですがクイズです。

 

チャオ ベッラ チンクエッティ

 

さて、これは一体何でしょう?

 

『何だこのざっくりした問題は?』

「シンプルなクイズでしょう。これが何かを答えるだけでいいんですよ。」

『チャ、チャオ ベッ、べラ・・・。』

「ベッラ、です。」

『小さい「ッ」の後に「ラ」は日本人言えねぇだろ?』

「だってイタリア語なんですもん。」

『チ、チ、チンチンクエッティ?』

「そこは詰まらないでください。」

『言いにくいなぁ。早口言葉か?』

「言いにくいですけど何かの名前なんです。」

 

では1つ目のヒントいきましょう。

 

この名前になる前はTHE ポッシボーでした。

 

『わざわざ改名してチャオベラ何とかって言いにくい名前にしたのか?』

「気の迷いだったんでしょうかね?」

『それよりTHE ポッシボーがヒントにならねぇんだけど。』

「仕方ないなぁ。じゃあ関連する名前を追加しましょう。」

 

2つ目のヒントです。

 

T&Cボンバー、も同じ系統の仲間でした。

 

『T&C?洗剤の会社か?』

「それはP&Gですね。仕方ない、もう少しヒント出しましょう。」

 

“T”は太陽の“T”です。

 

『いや太陽は“SUN”だから“S”だろ?』

「あーこれ言っちゃうと分かっちゃうかなぁ?これも前の名前と関係してるんですよ。」

『いやお前が思ってるほどヒントになってないのよ、さっきから全然。』

「じゃあもう大サービスですよ。」

 

キュート、これも仲間です。

 

『ここへ来てキュートって、普通の英単語じゃないか!』

「字体は違いますよ。でも正式に書くと絶体分かっちゃうんで、わざとカタカナにしてます。」

 

チャオ ベッラ チンクエッティ(THE ポッシボー

T&Cボンバー

キュート

 

さて、これらは一体何の名前でしょうか?

知ってる人にはクイズにもならないくらい簡単ですよね。

 

『多分読者もまだ分かってないと思うぞ。』

「えーっ!?嘘でしょ?しょうがないなぁ、これならどうです?」

 

T&Cボンバーの前の名前は太陽とシスコムーンです。

 

『あぁ、なんか記憶の片隅に残ってた物がうずき出した様な・・・。』

「もう1つおまけに・・・

 

メロン記念日、もいっときましょうか。」

 

『おお!分かってきたぞ!』

「とどめにもう一丁!」

 

こぶしファクトリー、でどうだ!?

 

『ごめん、それは分かんないわ。』

「古いのだけしか分かんないんじゃないですか!」

 

読者の皆さんはもうお分かりでしょうか。

では最後に、チャオ ベッラ チンクエッティとは「美少女5人組」という意味だそうです。

そう、これらはグループの名前なんです。

 

はい、それでは正解を発表致しましょう。

 

正解はハロー!プロジェクトの、既に解散したアイドルグループの名前でした。

そして共通点は「最初と最後の文字の母音が違う」という点です。

つまりどれも“ノーリターンネーム”なんですね。

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昨日紹介したビーイング系のグループは、テレビに出ない事をコンセプトにしていたから“テレビに向かない”ノーリターンネームで良かったのですが、ハロー!プロジェクトの様なテレビに出る事を前提としたアイドルグループの名前はそれじゃあまずいんですよ。

『何が言いたいんだ?』

 

ここからは私の提唱する

リターンネームのグループはテレビによく出る、

ノーリターンネームのグループは滅多に出ない。

という法則が正しいという前提でご覧下さいね。

 

今回紹介したグループは活動中もテレビ出演の機会が少なく、知名度をなかなか得られないまま解散していったグループばかりなんです。

アイドルなら本来ジャニーズ事務所のグループの様に“テレビと相性の良い”リターンネームを付けるべきだったんですが、つんくさん(本名:寺田光男さん)は当然この法則を知らなかったので、計らずも“テレビと相性の良くない”ノーリターンネームばかりを付けてしまっていた。

その結果、ハロー!プロジェクトモーニング娘。以外のアイドルグループはテレビになかなか出られず、いずれも苦戦した挙句に解散してしまったのではないか?というのが私の見解です。

THE ポッシボーは苦戦して改名してもチャオ ベッラ チンクエッティという言いにくい名前になって結局解散しましたし、

太陽とシスコムーンも同様に改名後もT&Cボンバーと、ノーリターンネームである事は変わりませんでした。

『偶然じゃねぇの?』

 

偶然にしては他にも

メロン記念日

Berryz工房

℃-ute(キュート)、

こぶしファクトリー

など、ことごとく最初と最後の母音が違うんですよねぇ。

『そんな事言ったらモーニング娘。も最初と最後の母音が違うじゃないか。』

モーニング娘。“なめらかネーム”のグループなんです。」

 

英語の“モーニング”と日本語の“娘”。本来繋がる筈のない単語をムリヤリ繋げた部分の

“グ”と“む”の母音が同じ「ウ」なので続けて言いやすいんです。

Kinki Kids三代目J SOUL BROTHERSもそうですね。

 

つんくさんのこのネーミングは秀逸だなと思ったんですが、それ以降はインパクト重視の奇をてらった様な名前ばかりで、どれもメジャーになりきれていないんですよね。

実際の話、モーニング娘。の全盛期が終わって以降、ハロー!プロジェクトからはヒット曲が生まれていませんし、人気グループも生まれていません。

モーニング娘。自体もメンバーチェンジを繰り返し、名前の後に西暦の下2桁を付けて毎年変えながら(今年はモーニング娘。20)続けていますが、活動はハロプロのファン以外にはほとんど知られていません。

現行の他のグループも、こぶしファクトリーが解散した事で似た様な名前のつばきファクトリーも存続が危惧されますし、去年デビューしたBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)もまだ出処がない感じですね。

 

『だけどよぉ、AKB48とか乃木坂46もリターンネームじゃないぞ。』

「あそこは最初にブレイクしたAKB48の名前を踏襲しているから良いんだと思いますよ。」

『踏襲?』

SKE48NMB48欅坂46日向坂46と、ネーミングの傾向が同じだから、同じ系統のグループだなって分かるじゃないですか。

モーニング娘。と同じ傾向のネーミングはカントリー娘。ココナッツ娘。だけだったんですよね。だから同じ系統のグループだと認識されにくいのでしょう。

 

私がこんな事を言うのも大きなお世話でしょうが、正直ハロプロのアイドルグループはモーニング娘。とその派生ユニット(ミニモニ。など)以外で誰もが知っているようなヒット曲を出せたグループがありません。

その原因が全てネーミングのせいだとは言いませんが、せめてもう少しシンプルな名前にしてあげた方がいいと思います。

出来ればつんくさんにはこの「名前の法則」を知って、参考にして欲しいものです。

アイドルを目指して芸能界に入った若い女の子達の人生が、そのネーミングに掛かってるんですからね。

 

今回紹介出来たノーリターンネームのグループはほんの一部です。

まだまだたくさんいますので、この

リターンネームのグループはテレビによく出る、

ノーリターンネームのグループは滅多に出ない。

という法則はこれからも追求していきたいと思います。

 

『もう終わりか?しまった!ボケるタイミングを見失った!』

「また今度ボケさせてあげますから。」

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

ではまた次回をお楽しみにー。

 

B’z・ZARD・WANDS・・・ビーイング系グループの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『今日は何をやるんですかねー?』

「今日は週末恒例の(最近あまりやってないけど)クイズやりますよ。」

『クイズかー。ヤだなー、こわいなー。』

「それは先週で終わったでしょ?クイズの何がこわいんですか?」

『知らない名前出てきたらヤだなー、こわいなー。』

「もうほっといて進めますよ。」

 

では早速ですがクイズです。

B’zZARDWANDS

この3組の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はグループ編です。

 

ZARD坂井泉水(さかいいずみ)は「か」が付くから謎の死を・・・ヤだなー、こわいなー。』

「今日はそういう話じゃありません!」

 

ヒント1:いつもならローマ字に変換する所ですが、今回はカタカナにしてみましょう。

 

B’z         =ビーズ

ZARD    =ザード

WANDS=ワンズ

 

WANDSって言うとあれだな。ミポリンと一緒に唄った世界中の誰よりきっとだな。』

「異色のユニットでしたけど大ヒットしましたね。」

『🎵世界中の誰より〜きっと、恥ずかしいその寝顔〜、』

「ん?なんか違うなぁ。」

『🎵目覚めて〜初めて〜気付く、撮られ〜た事に〜、オゥオ〜!』

「そりゃ目覚めるまで気付かないでしょうけど、寝顔撮られた〜って歌じゃないでしょ。」

 

ヒント2:最初と最後の文字に注目してください。

 

『最初と最後に注目するって事は“リターンネーム”か?』

「うーん、いい所まで来てますねぇ。」

 

では分からない方の為にもう少し例を追加しましょう。

 

T−BOLAN(ティー・ボラン)

FIELD OF VIEW(フィールド・オブ・ビュー)

ZYYG(ジーグ)

REV(レフ)なども該当します。

 

『REV(レフ)なんてグループいたか?』

「REVは出口雅之(でぐちまさゆき)さんという方のソロユニットでした。日本テレビの野球中継のテーマソング「果てしない夢を」で、当時巨人軍の監督だった長嶋茂雄(ながしましげお)さんを迎えたスペシャルユニットにも参加していましたね。」

『うーん、どうでしょう?』

「どうでしょう?じゃなくて参加してたんです。」

『最近はですね、一茂(かずしげ)がわがままばかり言うんで困ってますー。えぇ。』

「一茂さんがあんなわがままになったのはお父さんにも責任あると思いますよ。」

 

もう皆さんお分かりですね。

 

それでは正解を発表致しましょう。

 

 

正解は「最初と最後の文字の母音が違う」という点です。

 

『なーんだリターンネームじゃないって事か。・・・あれ?前にもこんな事があった様な・・・それは初めて来た場所なのに、一度来た事がある様な錯覚に陥る、デジャヴというものだったんです。ヤだなー、こわいなー。』

「デジャヴじゃなくて本当にあったんです!」

 

以前私はこんな記事を書きました。

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そしてリターンネームじゃないグループを“ノーリターンネーム”と名付けました。

『脳足りんネーム?』

「前回と同じ事(ボケ)言ってますよ。」

『キャァーッ!』

 

今回はその応用で、90年代に長戸大幸(ながとだいこう)さんプロデュースで一世を風靡し、Being(ビーイング)系と呼ばれたグループを集めてみました。

すると、始めからテレビに出ない事をコンセプト(戦略)としていた為か、ノーリターンネームのグループばかりだったのです。

 

これまでこのブログでは最初と最後の文字の母音が同じ“リターンネーム”の人気バンドやグループを紹介してきました。 

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この記事でも紹介したTHE ALFEE(ジ・アルフィー)やTUBE(チューブ)、ウルフルズなどはよくテレビの歌番組に出演していたイメージがありますね。

 

しかし今回紹介したノーリターンネームのグループは、ほとんどテレビに出演しませんでした。

これはもしかすると、テレビに出ない事をコンセプトにしていたからプロデューサーの長戸大幸さんの頭の中で、無意識にノーリターンネームになったのではないか?と思われるのです。

『単なる偶然じゃねぇの?』

 

偶然にしては他にも

MANISH(マニッシュ)、

TWINZER(ツインザー)、

BAAD(バード)など、

ことごとく最初と最後の母音が違うんですよねぇ。ここまでハズすのは逆に難しいんじゃないかと思うくらいに・・・。

 

逆にテレビに出る事を前提としたジャニーズ事務所のグループ名は、圧倒的にリターンネームが多かったんですよ。 

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そしてほとんどのグループの名付け親であった、ジャニー喜多川(きたがわ)さんもリターンネームなんです。

そこへいくとビーイング長戸大幸さんはリターンネームじゃありませんね。

多くのグループ名を考える立場の人は、無意識に自分の名前と同じタイプの名前を選びがち、という事なのでしょうか?

 

今回紹介出来たノーリターンネームのグループはほんの一部です。

まだまだたくさんいますので、この

リターンネームのグループはテレビによく出る

ノーリターンネームのグループは滅多に出ない

という法則はこれからも追求していきたいと思います。

 

『ディーンはテレビ結構出てるぞ!』

DEEN(ディーン)は短い名前ですけど母音が「イ」だけで構成されているのでリターンネームと言うより“ストレートネーム”になりますね。・・・でもそんなにテレビ出てますか?」

『俺が言ってるのはディーン・フジオカだけど。』

「あ、ディーン違いね。ややこしいわ!」

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

コブラっていうのはねぇ、首の辺りをつかむと動けなくなるんだよねぇ。ハッハッハッ・・・。」

「それは藤岡弘、さんでしょ!?

藤岡弘さんの名前には「、」(読点)が付きます。

・・・て言うか、コブラの首ってどこ?」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

佐藤浩市さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第195回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第195回目の今日は佐藤浩市さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとSATO  KOICHIとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

(平仮名で書くと“さとう”となるので、苗字の最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「と」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“サトー”となり、最後の母音は「オ」という事になります。)

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

 

俳優・三國連太郎(みくにれんたろう)さんを父に持つ佐藤浩市さんは、幼少期から三國さんに連れられて撮影所に何度も足を運ぶ内に、いつしか自分も俳優になりたいと考える様になりました。

しかし三國連太郎さんは佐藤浩市さんを残して家出という形で離婚した為、俳優としては尊敬しても父としては失格の烙印を押して軽蔑していました。

 

東京の多摩芸術学園の映画学科に通いながらNHKのドラマで俳優デビューを果たすと、翌1981年公開の映画「青春の門」で主役級に抜擢されて注目を浴び、映画のヒットによって制作が決まった続編の「青春の門 自立篇」に主演しました。

自分でも映画館に行き、スクリーンに映った自分の姿を見て「俳優として生きていこう」と、父と同じ世界に飛び込む決意を固めたそうです。

 

映画にドラマにと次々と出演を重ね、86年に映画「人間の約束」で初めて親子共演となりましたが、上記の通り確執もあった為、直接関わり合う事もほぼありませんでした。

お互い距離を置きながらも切磋琢磨していく中、96年に2度目の共演の機会が訪れます。

映画「美味しんぼ」で海原雄山役に三國連太郎さんがキャスティングされた時、主演の山岡士郎役を佐藤浩市さんに演じさせるよう指名したのです。

しかしそこでもまだわだかまりは消えておらず、お互い他人行儀に「三國さん」「佐藤君」と苗字で呼び合う距離感だった為、会見などでも気まずい雰囲気が流れていました。

 

2000年代に入ってようやく親子関係に改善の兆しが見え始め、自然に和解する様な形となっていきました。

それまでシリアスな役が多かった中、三谷幸喜(みたにこうき)さん監督の「THE 有頂天ホテル」や「ザ・マジックアワー」などでは新境地とも言えるコメディーにも挑戦し、時代に応じて役柄も変化していくのは役者の宿命と言わんばかりに、ジャンルの枠を取り払った事でその後もオファーが殺到して、今や日本映画には欠かせない存在となりました。

また、三國連太郎さんのライフワークとも言える「釣りバカ日誌」にもゲスト出演するなど、親子の距離も縮まっていきました。

 

しかし2013年、三國連太郎さんが90歳でこの世を去ります。

喪主を務めた佐藤浩市さんは葬儀の前日も「撮影を休む事は故人の意思にそぐわない」と映画の撮影を休まず、弔辞の中で「これからも役者を続けていく中で今日の事を思い出せば、お前の雑な芝居も少しはマシになるだろうと、最後にまた三國連太郎に教えられた気がします。」と述べました。

それはまるで映画のワンシーンの様で、父を亡くした息子役を演じているのではないかとさえ思えました。家庭を顧みないほど俳優に生涯を捧げた父への、悔しさもこもった最後の言葉だったのです。

 

佐藤浩市さんの息子寛一郎(かんいちろう)さんも2017年に俳優としてデビューし、現在公開中の映画「一度も撃ってません」では親子共演も果たしています。

親子三代で俳優とは、血筋は争えないものなのですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

中井貴一さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第194回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第194回目の今日は中井貴一さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとNAKAI  KIICHIとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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昭和20年〜30年代に二枚目俳優として活躍した佐田啓二(さだけいじ)さんの長男である中井貴一さんは、3歳になる直前にお父さんが交通事故で亡くなった為にその活躍ぶりをほとんど見ておらず、俳優になる事も考えていませんでした。

大学在学中の20歳の頃に映画監督の松林宗惠(まつばやししゅうえ)さんのスカウトを受け、1981年の映画「連合艦隊」で俳優デビューをしました。

 

83年のテレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」で生真面目かつ不器用な主人公を演じ、共演の時任三郎(ときとうさぶろう)さん、手塚理美(てづかさとみ)さん、石原真理子(いしはらまりこ)さんらの人気とも相まってドラマは大ヒットし、その後パートⅣまで制作されるほどの人気シリーズとなりました。

お父さんの様な“色気のある”二枚目俳優ではなく、純朴な青年でもヒット作に恵まれたのです。

映画では85年、「ビルマの竪琴」で主役の水島上等兵を演じて話題となり、

また88年には大河ドラマ武田信玄」で、主演予定だった松平健(まつだいらけん)さんの降板により、上杉謙信役から急遽主演(武田信玄役)に昇格し、40%に近い平均視聴率を記録するなど、これまた大ヒットとなりました。

その後も大河ドラマには都合5作品にも出演する常連になったのです。

 

ちなみにお姉さんの中井貴惠さん(こちらもなめらかネーム)も女優として活動されていましたが、87年の結婚を期に休業(事実上の引退)をされました。

 

育ちの良さから滲み出る清潔感もあって、時代劇の武士や戦争映画の青年将校など、真っ直ぐな生き様の役が多かった中、90年代頃から映画では「極道戦争 武闘派」でのヤクザ役、ドラマでは「Age,35 恋しくて」で家庭がありながらも不倫に溺れる主人公を演じるなど、演技の幅を拡げていきました。

 

2000年以降、年齢も40代に差し掛かり、普通のベテラン俳優なら脇にまわって若手俳優を支えるポジションに落ち着きがちですが、今もドラマや映画ではほとんど主役を演じ、ワイドショーのキャスター役や総理大臣役など、年齢に合わせて役が用意されているのではないかと思えるほどの(高倉健さんが68歳の時に「鉄道員(ぽっぽや)」に主演した様な)レベルに達しています。

始めは親の七光りでスカウトされて入った様な世界でもおよそ40年に渡り、58歳になった今も一線で活動し続けているのです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。