矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

松山千春さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第132回)※2021.4.26改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第132回目の今日は松山千春さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとMATSUYAMA  CHIHARUとなり、

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「ち」

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「る」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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“なめらかネーム”ほど目立ちたがりではなく、“リターンネーム”ほど話し好きでもない為か、デビュー当時はほとんどテレビに出ませんでした。

“ノーペアネーム”の男性歌手は矢沢永吉(やざわえいきち)さんや浜田省吾(はまだしょうご)さん、生前の尾崎豊(おざきゆたか)さんなど、テレビに出たがらない方が多いようです。(斜体文字が加筆した部分です)

それでも「季節の中で」「恋」「長い夜」「大空と大地の中で」など多くのヒット曲を生み出し、一流アーティストの仲間入りを果たします。

 

母音で見るとあまり良くない名前ですが、「まつ」という音が入る“まつ入りネーム”でもあります。

日本では古来、物の価値を松・竹・梅の3段階で評価していました。これは英語で言うGood・Better・Bestと同じで、その中で松はBest、最上級の物を表す言葉だったのです。

その影響か日本人は「松」という文字を見たり、「まつ」という音を聞いたりすると潜在的に高級感を感じてしまうようで、名前に松が付く有名人には単なる人気とか憧れという次元を超え「崇拝」されているといった感すらある、いわばカリスマ的存在の方々が多いのです。 

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松山千春さんも実家が観光名所になっているほど、地元・北海道ではスーパースターとして崇められています。

 

また文字で見ると「ま」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

“ワンモアネーム”はシンガーソングライターとして、他の歌手へ楽曲提供しても成功している方が多いのも特徴です。 

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ただこの方は「本当に作りたいと思った人にしか作らない」というこだわりが強かったのか、昨日紹介したさだまさしさんよりその数は少なく、1番知られているのは明石家(あかしや)さんまさんに頼まれて作った「ビックリ箱のうた」ではないでしょうか。

(実は「北の国から」の主題歌も、最初は北海道出身の松山千春さんに依頼が来たのを断った為に、さだまさしさんが担当する事になったという逸話があります。)

 

◉頭と共に明るくなった?

 

話を一旦母音の話に戻しましょう。

ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちです。松山千春さんはデビュー当時から拒み続けていたテレビ出演を、ある時期から頻繁に行うようになりました。それは薄くなった頭をごまかす為にスキンヘッドにした頃からだったのですが、完全なキャラ変というか、もう若い頃の千春さんの姿はそこにはなく、開き直ったかのようによく喋るおじさんになっていました。

「不安定」という言葉の裏には、人気が高まっても長続きしにくいという意味もあります。千春さんの場合はカッコ良くて歌も上手くて、人を感動させる歌を唄っていた(髪もフサフサしていた)若い頃の人気と、テレビに出始めてから(スキンヘッドになってから)の「このおじさん面白いなぁ」という人気が全く別の物になってしまったのです。

それが証拠に、若い時の様に歌が売れなくなってしまいました。コンスタンスにシングルのリリースを続けていますが、もう何十年と大きなヒットに結びついていません。

かつてはスーパースターと持て囃された歌手でも、ノーペアネームだと不安定になってしまうのでしょうか。

それでも若い頃から応援し続けているファンは、コンサートツアーがあれば往年のヒット曲を生で聴きたいと足繁く通うようです。

思わず目を閉じちゃったりするんでしょうかね?

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

さだまさしさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第131回)※2021.4.25改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第131回目の今日はさだまさしさんです。

本名は漢字で佐田雅志と書きます。

 

ローマ字で書くとSAD MASASHIとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また母音ではなく文字で見ると「さ」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。

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さだまさしさんはソロ歌手になる前にグレープというフォークデュオで活動していた時期があり、精霊流し」「無縁坂」などの大ヒット曲でも知られています。

ただ、どちらも悲しい歌だった為に「グレープは暗い」というイメージが付いてしまい、このままでは自分たちがやりたい音楽が出来ないと感じ、僅か3年程で解散しました。

グレープ・・・“ドレミネーム”なので大ヒットを飛ばし、“リターンネーム”でもあるので存続期間が長くなる名前でもありますが、自分達で解散の道を選んだのなら仕方ないですね。

 

ちなみにデュオの相方は吉田正美(現:政美)さんという方で、こちらもなめらかネームですね。この方もグレープ解散後、音楽活動を続けていたようですが、成功とは言い難いものだったようです。

まぁグレープはさだまさしさんがメインで唄っていた事もありますし、茶坊主(ちゃぼうず)というバンドを組んでその一員になったという理由もあったでしょう。

しかし「名前の法則」で判断すると、さだまさしさんの様なワンモアネームじゃなかったから、という事になります。

 

一方のさだまさしさんはソロ歌手として大成功を収めます。

なめらかネームの男性歌手は演歌やロックなどの「男らしい」歌を唄うのに適しています。 

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今もさださんの代表曲として知られる「関白宣言」は、文字通り結婚前に相手の女性に対して、いかに自分が亭主関白になるかを宣言するという、現代では考えられない内容の歌詞ですが、非常に「男らしい」ですよね。こんな「男らしい」歌を唄ってヒットさせる事が出来たのは、なめらかネームならではなのです。当時からさださんは眼鏡をかけた文学青年の様な風貌でしたので、こんな「男らしい」歌はイメージに合わなかったのですが、それでも大ヒットしたのは名前の効力があったからでしょう。例えが極端過ぎるかもしれませんが、もしリターンネームの美川憲一さんが「関白宣言」を唄っていたとしてもヒットしなかったでしょうからね。

その他にも「案山子(かかし)「親父の一番長い日」「道化師のソネットなど多くのヒット曲を生み出しました。

ワンモアネームはシンガーソングライターとして、他の歌手へ楽曲提供しても成功している方が多いのも特徴です。

山口百恵(やまぐちももえ)さんに提供した秋桜(コスモス)は大ヒットし、百恵さんの代表曲の1つにもなっています。

ヒットしたのは百恵さんの人気のお陰である事は間違いありませんが、当時の百恵さんから曲のオファーが来たという事は、それだけ世間からも認められていたという事でしょう。

有名な「北の国から」のテーマも、北国出身じゃないのにオファーが来たぐらいですから。

 

◉唯一の失敗?映画監督

 

上記の通り「関白宣言」などのヒットで多額の印税収入を手にしていたさださんは「映画を撮りたい」と思ってしまいます。

中国での大ロケーションを敢行したドキュメンタリー映画「長江(ちょうこう)」の撮影に挑み、自らメガホンを取りました。

興行的には決して悪くない結果だったのですが、何しろ制作費が掛かり過ぎた為に印税収入でもまかないきれず、さださんは莫大な借金を背負うハメになってしまいます。

(これはさださんが映画業界における資金調達の仕組みを理解していなかった為、制作費の大半を自己負担で賄おうとしたからだそうです。)

そしてその借金を返済する為、年間100回以上ものコンサートを毎年行なうようになります。いや行なわざるを得なくなります。コンサートのMCでトークに力を入れるようになったのもこの頃からで、歌以外の魅力も磨かなければという強迫観念からくるものでした。話し上手なリターンネームではないさださんがあれだけお喋りになったのもそんな理由があったんですね。2013年7月には日本武道館でソロ・コンサート通算4000回という記録を達成し、ようやく映画で抱えた借金を30年近くかけて完済したそうです。

文学青年の様な風貌でもさすがはなめらかネーム、年間100回以上ものコンサートを30年も続ける体力があったんですねぇ。

 

今年69歳になったさだまさしさんですが、歌手活動以外にもインスタグラムやYou Tubeなど精力的に取り組んでいます。

NHKで定期的に(月に1回)放送されている「今夜も生でさだまさし」も10年以上続く長寿番組となりました。月に1度とは言え日付けが変わる0時前後から(普通の60代のおじさんなら眠くなる時間から)の生放送を続けているのですから、やはり体力のある方なのですね。(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

抜き打ちクイズ「ミラクル7」?

「さて、今日も「お名前診断」の2回目を・・・」

『あ〜〜っ、面倒くせぇなぁ〜。』

「あれ?どうしたんですか有作さん。」

『いやぁ〜っ、風間俊介(かざましゅんすけ)は、ディズニーの話になると出てくるな。』

「何ですかその納言(なごん)の“街ディスり”みたいなネタは?」

『あれだけディズニー好きすき言ってるけど、日本語版の吹き替えとかいっぺんもやらせて貰ってねぇんだぜ。』

「そんな補足情報まで入れなくていいです。」

『てな訳で、「ヤマザキ春のパンまつり」の終了時期が押し迫った今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?あなたの不満有作です。』

「時事ネタ入れるならもっと他にあるでしょ。緊急事態宣言とか・・・。」

『そんなのこのブログで扱うネタじゃねぇだろ?』

「パンまつりもこのブログで扱うネタじゃないですけどね。」

『いやぁ〜っ、瑛人(えいと)は早くも“一発屋”のにおいがするな。』

「“街ディスり”じゃなくて“芸能人ディスり”じゃないですか!どうしたんですかそんなにやさぐれて・・・?」

『やさぐれもするだろこんだけ長いこと干されりゃよぉ!もう3週間も俺の出番ねぇんだぞ!』

「まぁそれは私のわがままで「お名前診断」の2回目やらせてもらってるんで、申し訳ないと思ってますよ。」

『何より俺のファンに申し訳ないだろ?』

「(そんな人いるんですかねぇ?)あ、あぁ、そうですね。で、今日は一体なんで(のこのこ)出てきたんですか?」

『いや出番なくて暇だから「ミラクル9」見てたらよぉ、「54字の物語クイズ」ってのやってたからインスタントされて俺もやりたくなっちゃって。』

「インスタントじゃなくてインスパイアね。「54字の物語」ってあれでしょ?9×6マスの原稿用紙に納まる超短編小説でしょ?」

『そうそう、それをクイズにして何の事を言ってるか考えましょうってやつだよ。で、俺もオリジナルのクイズ作ってきたからよぉ。』

「それこそこのブログに関係なくなるんじゃないんですか?」

『そこは俺もちゃんと考えて、ある芸能人の気持ちにしてあるから。』

「芸能人の気持ち?」

『つまり誰かの“独白”(ひとり言)になってるって事だ。とにかくやってみりゃわかるって。』

「そんな思いつきの企画で大丈夫かなぁ?」

『それでは第1問。クイズ、シュート!』

「あぁ、そこも「ミラクル9」風にやるんですね。」

『「ミラクル9」っつっても、今は“密”を避ける為に7人ずつでやってるからホントは「ミラクル7」なんだけどな。』

「そんな細かい事はいいですから早く問題いってください。」

『よーし、いくぞ。・・・あ、ホントは原稿用紙風だから縦書きなんだけど、このブログだから横書きにするぞ。』

「いいから早く!」

『じゃあこれを読んでみろ。』

 

 右を見ればサングラ

 ス、左を見ればロン

 毛。もう何十年と変

 わらない。あーぁ、

 久しぶりにメインで

 唄いたいなぁっと。

 

「なるほど、こういう事ね。最後のほう無理やり54字にしてる気がしますけど。」

『さぁこれは誰のひとり言かな?』

「サングラスとロン毛に挟まれてる人でしょ?あの人しかいないんじゃないですか?」

『ナニっ!?もうわかったのか?』

THE ALFEE坂崎幸之助(さかざきこうのすけ)さんでしょ?」

『正解!よくわかったな。』

「一昨日「お名前診断」で紹介したばっかりですからね。」

『え?あっ!そうだったな・・・。』

「(自分が出てない間このブログ読んでないなこの人・・・。)」

『いやぁ〜っ、ぼる塾が出てきてから3時のヒロインの出番が減っちまったな?』

「ごまかした!て言うかまたディスってる!」

『あれじゃぁ3時のヒロインじゃなくて、1時(いっとき)のヒロインだな?・・・ウマい!』

「いやクイズの間にディスり挟まないでください!」

『それでは第2問。クイズ、シュート!』

 

 ハァ〜、リーダーと

 後輩が先に行っちま

 ったよ。あとは3人

 。次は一番年上の俺

 か。あぁ、俺も若い

 嫁が欲しかったな。

 

『最初のヒントでーす!』

「いやもうほぼ分かってますけどね。」

『“先に行った”ってどこに行ったのかしら?』

「あぁ、声優さんがヒント出す感じをやりたいんですね。」

『わかった!きっと天国ね?』

「いや切なくなるわ!もう答えますよ、高木(たかぎ)ブーさんでしょ?」

『正解!よくわかったな。』

「本当は54字のうち何文字か隠してそこをクイズにするんでしょ?なのに全部見えてますから。」

『いやぁ〜っ、ギャル曽根(そね)の大食いはもう見飽きたな。』

「だからクイズやりたいのかディスりたいのかどっちなんですか!?」

『わかったって。おめぇの胃袋が特殊だからたくさん食えるのはもうわかったって。』

「食べっぷりがいいから今でも需要があるんでしょう。」

『あんなの、やってる事はほぼYou Tuberじゃねぇか!』

「いやYou Tuberがギャル曽根さんとか大食いタレントの真似をやりだしたんでしょ。」

『いやぁ〜っ、「有吉ゼミ」っつっても、あの番組から学ぶ事なに一つねぇなぁ。』

「番組までディスらないでください。」

『もうTIMの救済番組だろ?』

「そんな事ありません!あばれる君も救ってます!」

『それでは第3問。クイズ、シュート!』

「わがままな進行だなぁ。」

 

 永次という名で45

 年、生まれ変わって

 名前も一華に変わっ

 たのよ。あ、でも芸

 名はむかしのまま◯

 ◯◯◯. ちゃんよ。

 

「そうそう!こうやって何文字か隠すんですよ。」

『それでは最初のヒントでーす!』

「それでももう分かっちゃったけどなぁ。」

『“生まれ変わった”ってどういう事かしら?』

「どうしてもそれやりたいんですね。」

『わかった!きっと性転換したのね?』

「いやもう大ヒントじゃないですか!KABAちゃんでしょ?」

『ブー!(高木)ブー!残念、不正解です。』

「何でですか?性転換した人なんて限られてるでしょ。それに永次(えいじ)ってKABAちゃんの前の本名じゃないですか。」

『正解は、KABA.ちゃんでした〜。』

「合ってるじゃないですか!」

『よく見てください、正解はKABAの後に「.」がついていますねぇ。だからあなたの言ったKABAちゃんは「.」がないので不正解です。』

「うわっ!ずる〜!てか、せこ〜!」

『KABAの後に「.」(ドット)で昔のアニメ「カバトット」に掛けていたんですねぇ。』

「本当ですかそれ?」

『多分そうだよ。』

「勝手に適当な事言わないでください!」

『🎵カバとトットは仲良しーこよし、カバとトットカバトット〜!・・・知ってる人は一緒に唄ってね〜!』

「いやほとんどの読者は知らないと思いますよ。」

『🎵チョチョ〜ンがデンガラリンのデンガラリンのデンガラリンの、チョチョ〜ンがデンガラリンの、デンガラリンのドン!』

「あぁ、ふざけてるみたいですけど本当の歌詞ですこれ。」

『いやぁ〜っ、映画の主題歌っつっても、予告編とエンドロールのBGMだよな。』

「何を言いだしたんですか?」

『主題歌っつーからいいシーンのバックでかかるのかと思ってたのに全然かかんなくてよぉ、やっとかかったと思ったらもうエンディングだぜ。もう出演者とスタッフの名前の文字しか映ってないでやんの。テレビの地上波で「本編ノーカット」っつっても、エンディング長いから丸ごとカットだよ。「永遠の0(ゼロ)」やった時もサザンの主題歌聴けなかったんだから。』

「いやそれを私に言われても・・・。」

『という訳で、最後は前回好評だった「並べ替えクイズ」でーす!』

「いやそれはこの前私が・・・。」

『ある有名人の名前が一旦かなに変換され、並べ替えられた後で別の漢字やカタカナが当てられています。さて、元の有名人は誰でしょう?』

「私がやったまんまじゃないですか!」

『それでは第1問!』

 

 野武士が神さ

 

「野武士が神さ・・・のぶしがかみさ・・・あっ!もう分かりましたよ。」

『なにっ!?もうわかったのか?』

坂上忍(さかがみしのぶ)さんでしょ?」

『正解!よくわかったな。』

「さっき「有吉ゼミ」の話してたから、何気にヒントだったのかなって思って。」

『おう、そうそう。そこに気づくとは流石だな。』

「(自分では気づいてなかったな?)」

『それでは第2問!』

 

 オカマ、待つ湯

 

「あんまり行きたくないなぁ。オカマ、待つ湯・・・おかままつゆ・・・あっ!分かりました。」

『なにっ!またか?』

松岡茉優(まつおかまゆ)さんでしょ?」

『何でそんなにすぐわかるんだよ!』

「ふっふっふ、伊達に毎日芸能人の名前にふりがな付けてませんからね。」

『くそー、これならどうだ!第3問!』

 

 顔もイモリ

 

「これも嫌だなぁ。顔もイモリ・・・かおもいもり・・・井森美幸(いもりみゆき)さんと見せかけて・・・。」

『まさか?』

桃井(ももい)かおりさんでしょ?」

『正解だよ!』

「やったー!私の勝ちですね。」

『いやぁ〜っ、レジ袋カネ取るようになったと思ったら、割り箸じゃんじゃんくれるようになったな。』

「もうテレビとか芸能界も関係ないですよね?」

『何年か前に森林伐採が大問題だから割り箸使うなって言ってたのに、レジ袋が問題だって言いだしたら割り箸いっぱいくれるようになったんだよ。そんなにいらねぇよってくらいに。何か?環境問題にもブームみたいなのがあんのか?』

「それはもうツイッターか何かで発信してください。」

 

という訳で今回は久しぶりに書き下ろしの記事となりましたー。

これからもたまに不意打ちでやるかも知れません。

あ、明日からまた「お名前診断」に戻りまーす。

 

あと、こちら「名前の法則」の書籍もよろしくお願いします。

『うちの近所のスーパーのレジのネェちゃんなんか、割り箸わし掴みでくれんだぜ?』

「まだ言ってた!・・・この人、何がしたくて来たんだろ?」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

アリス(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第130回)※2021.4.23改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第130回目の今日はアリスの3人です。

 

流行がフォークソングからニューミュージックに移り替わろうとしていた過渡期に現れたグループで、フォークソング系の曲でデビューした初期の頃はなかなか目が出ず、ニューミュージック系に切り替えた頃に「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」などがヒットし、「チャンピオン」では遂にヒットチャート1位を獲得しました。

なぜフォークの時代よりニューミュージックの時代に適合したかと言うと、それまでのフォークグループと違いドラム担当がいるトリオだったからでした。

ギターのツインボーカルとドラムが生み出すサウンドが新しい音楽、正にニューミュージックを造り上げ、時代を変えていったのです。

 

それぞれのお名前は谷村新司さん、堀内孝雄さん、矢沢透さん、

3人とも本名です。

 

まず谷村新司さんから見ていきましょう。

ローマ字で書くとTANIMURA SHINJIとなり、

苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の最初の文字「し」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

ただ文字で見ると“たにむら”と濁点は付くものの「し」の文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”の方はグループでもソロでも成功する強い運を持っています。 

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谷村新司さんはアリス在籍時からソロでも「陽はまた昇る」「昴(すばる)のヒットを重ね、山口百恵(やまぐちももえ)さんにいい日旅立ちを提供するなど、着実にシンガーソングライターとしての地位を築き上げていきました。

中でも「昴(すばる)」は長きに渡って愛される曲となり、日本国内ではサラリーマンの中間管理職・重役がカラオケで最後に唄う定番曲に。また中国・韓国などアジア諸国でも広く知られる数少ない日本の曲として、谷村新司さんの代名詞的な1曲となりました。

 

続いて、堀内孝雄さんを見てみましょう。

ローマ字で書くとHORIUCHI TAKAO となり、

フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

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実はアリス在籍時にソロでもヒットを飛ばしたのは堀内孝雄さんのほうが先でした。

「君のひとみは10000ボルト」という曲が化粧品のCMソングに起用され大ヒットしたのです。リターンネームはあまり男らしい歌向きではありませんが、充分歌手向きの名前です。女性を褒め称える歌詞の内容もマッチしたのでしょう。

ただあまりにも谷村新司さんのソロ活動が目覚ましく、母体のアリスは活動を停止する事となります。

完全にソロ歌手となってからしばらくはなかなかヒットの出ない苦しい時期が続きましたが、ドラマ主題歌にもなった「愛しき日々」がヒットした事で、「ガキの頃のように」「恋唄綴り」「影法師」など、限りなく演歌に近い路線(ニューアダルトミュージックと称して区別していた)を切り開き、ソロとして面目躍如を果たしました。

母音ではなく文字で見ると(ほりうちたかお)と、「か」と「お」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。

自分に厳しいからこそ苦しい時期を耐えたのでしょう。

更に「たか」という音が入る“たかたかネーム”でもあります。

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そもそもアリスの活動停止を提言したのは堀内孝雄さんで、理由は谷村新司さんへの嫉妬だったそうです。“たかたかネーム”はプライドの高い方に多い名前でもあるので、二番手の様な扱いを受けるのがくやしかったのでしょう。正に意地のヒットと言えます。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

そうなると1番困るのはドラム担当のこの方、矢沢透さんです。

ローマ字で書くとYAZAWA TORU となります。

苗字の最後の文字「わ」と、下の名前の最初の文字「と」、

フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「る」の母音が違います。

こちらは完全な“ノーペアネーム”ですね。

この“ノーペアネーム”は不安定になりがちです。 

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アリスが活動停止してもボーカル2人はソロでやっていけるでしょうけど、残されたドラムはたまったものじゃないですよねぇ。案の定この方はその後大きな足跡を残せていません。しかもアリスがきっぱり“解散”したのではなく“活動停止”なので、再始動もある訳です。

現に1981年の活動停止以降、6回もの再始動がありました。その度に呼び出される訳ですから不安定にもなりますよ。

谷村新司さんはワンモアネームの特性を活かしてシンガーソングライターに、堀内孝雄さんはリターンネームの特性を活かしてソロ歌手兼作曲家に、2人の成功の影でこんなにも苦労の絶えない方がいたんですねぇ。

 

以上アリスのメンバーの名前を診断してみました。

もう1度このグループ名についてですが、母音で見ると最初と最後の文字の母音が違います。なのでグループ存続期間が短かくなる傾向があります。

結成してから50年経ちましたが、実際の活動期間はその半分にも及ばないでしょう。たまに同窓会でも開くように集まって活動するのを“存続“とは呼び難いものがあります。

もう3人とも70代、そろそろ矢沢透さんを“安定”させてあげて欲しいです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

THE ALFEE (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第129回)※2021.4.22改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第129回目の今日はTHE ALFEEの3人です。

 

元々はALFIEアルフィーという名前で主にフォークソングを唄うグループでした。

(けん)ナオコさんのバックバンドをするなど、長い下積みの末にALFEEと表記を変えてロックバンドに転向、「メリーアン」「星空のディスタンスなどがヒットしてブレイクしてからTHEを付けてTHE ALFEEに改名したのです。

アルフィーのままだと最初と最後の母音が違うので“ノーリターンネーム”でしたが、THE(ジ)をつけた(Aの前なので“ザ”ではなく“ジ”になる)事で最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”になりました。

“リターンネーム”はテレビとの相性もよく、バンド存続期間が長くなる名前です。(斜体文字が加筆した部分です) 

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それはまるでこれからもテレビに出続け、末長く活動を続ける事を誓ったかの様な改名だったのです。(あくまで「名前の法則」的見解です)

3人のメンバー全員がメインボーカルを取れる強みを活かし、曲に合わせてメインボーカルを交代するなどして、個性的な曲を次々と生み出していきました。

 

それぞれのお名前は高見沢俊彦さん、桜井賢さん、坂崎幸之助さんです。

 

まずリーダーの高見沢俊彦さんから見ていきましょう。

このお名前は本名ですが字が違い、戸籍上は“髙見澤”です。

ローマ字で書くとTAKAMIZAWA TOSHIHIKOとなり、

苗字の最後の文字「わ」と、下の名前の最初の文字「と」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

ただ苗字と下の名前で分けて考えると、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあります。

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いのですが、実はこの方フォークソンググループだった時代はリーダーではなく、ロックバンドに転向してからリーダーになったのです。途中でリーダーになるというのも珍しい事だと思いますが、これもある意味大きな転向でしょう。

母音ではなく文字で見ると(みざわとしひこ)と、「か」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。自分に厳しいからこそリーダーにもなれたんでしょう。

THE ALFEEのほとんどの曲を作詞・作曲していて、ソロ歌手としても活動していますが、残念なのはバンドでもソロでも成功する“ワンモアネーム”でない為か、ソロでは誰もが知る様なヒット曲を出せていません。同じ人が作った曲がTHE ALFEEの曲として出すと売れるのに、高見沢俊彦さんの曲として出すとイマイチ売れないのです。これは可哀想ですね。やはりあの方のボーカルが強過ぎるからでしょう。

女性人気も一番高い“永遠のビジュアル系”ですが立ち位置は向かって右側です。

 

続いてあの方、桜井賢さんを見てみましょう。

ローマ字で書くとSAKURAI MASARU となります。

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「ま」、

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「る」の母音が違います。

こちらも同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”ですね。

ただ文字で見ると「さ」の文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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そのパワフルな歌声でメインボーカルを最も多く務めていますが、ソロ活動は一切行なっていません。なのでワンモアネームの効力を発揮出来ていないのです。

おそらくソロデビューしても成功すると思いますが、サングラスを愛用している事から見ても、あまり目立ちたがりではないのかも知れませんね。

メインボーカルを最も多く務めているとは言え、立ち位置は向かって左側です。

 

ではセンターは誰かと言うと、いまだにフォークソングブームを引きずっているかのような、モジャモジャ頭でメガネのおじさん・・・そう、坂崎幸之助さんです。

ローマ字で書くとSAKAZAKI KONOSUKEと 、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

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この“ロイヤルネーム”の方がグループにいた場合はリーダーになるか、非常に目立つ中心的存在になります。

何を隠そうこの方が初代リーダーでした。母音ではなく文字で見ると(こうのすけ)と、「か」と「き」が入る“お・か・きネーム”でもあります。

だからこそリーダーを任されたんでしょう。 

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ただ私もてっきりリーダーだからセンターに立ち続けているのかなと思っていたんですが、それはブレイクする前の話で、デビューした頃のフォークソンググループだったからこそ、この方がリーダーを任されていたと思えるのです。

ロックバンドに転向した途端リーダーの地位を剥奪された訳ですが、それもそのはず、実は3人の中でこの方だけが芸名を名乗っていました。

本名は坂崎幸二(こうじ)といい、

ローマ字で書くとSAKAZAKI KOJI となります。

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「こ」、

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

こちらは完全な“ノーペアネーム”ですね。

本名はノーペアネームなのに芸名をロイヤルネームにしていた“えせロイヤルネーム”だったのです。だからリーダーの地位を剥奪されたのですね。

しかし、しかしです。リーダーの地位を剥奪されようが、あまり曲を作っていなかろうが、メインボーカルを務める事も少なかろうが、それでもこの方はセンターに立ち続けています。でもそれでファンもメンバーもしっくりいっているんでしょう。

リーダーでもメインボーカルでもないのにセンターに立ち続ける。正にロイヤルネームの真骨頂と言えます。

あと見落としがちですが、苗字の「さかざき」は濁点を取れば同じ文字が2つになる“条件付き”のワンモアネームですね。その点は「オールナイトニッポン」などのラジオや、単独での細々したテレビ出演に活かされていたのでしょう。

 

以上THE ALFEEのメンバーの名前を診断してみました。

リターンネームの効果かデビューから48年(ジ・アルフィーになってからも35年)活動を続ける、非常に息の長いバンドになりました。

ここまで来たら50年目指して頑張って頂きましょう。その頃には3人とも70近いお爺ちゃんになってますけど・・・。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

RATS&STAR (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第128回)※2021.4.21改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第128回目の今日はRATS&STARです。

 

このRATS&STAR=ラッツ&スターという名前は「ネズミ達と星」という意味と、英語表記の逆から読んでも「RATS & STAR」になる事から名付けられました。

元々はシャネルズという名前で「ランナウェイ」「街角トワイライト」などのヒットで人気グループとなりましたが、メンバーの不祥事(便宜上は疑い)により一旦活動休止し、再開するにあたってグループ名も改名したのです。結果的にシャネルズという名前が継続性の低い“ノーリターンネーム”だったから長続きしなかったという事になります。

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RATS&STARとなって最初のシングル「め組のひと」がヒットし、再スタートを切りました。「め組のひと」と言えば一時Tik Tokで倖田來未(こうだくみ)さんのカバーバージョンが流行りましたが、オリジナルはRATS&STARの再起を賭けた曲だったのです。

 

それでは各メンバーの名前を見ていきましょう。

まずはリードボーカル鈴木雅之さん、本名です。

ローマ字で書くと=SUZUKI MASAYUKIとなり、

母音で見ると“ノーペアネーム”ですが文字で見ると「すず」と2文字目に濁点がつくものの、同じ文字が続く“連チャンネーム”です。

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この連チャンネームは芸能界のジャンルに関係なく覚えてもらいやすい名前です。

特に「鈴木」は現在日本で2番目に多いありふれた苗字ながら、次から次へと新しいタレントが登場する、人気運の強い苗字です。

また全体を見ると(すずまさゆ)と、「き」という字も2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

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この“ワンモアネーム”の方がバンドのメインボーカルだった場合、バンドでも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。

鈴木雅之さんはソロ歌手としても「ガラス越しに消えた夏」「もう涙はいらない」「恋人」などをヒットさせ、「ラブソングの帝王」とも呼ばれています。

「す」が2文字、「き」も2文字で“ワンモア”×2の効果なのか、バンドで成功してソロでも成功した後、菊池桃子(きくちももこ)さんとのデュエット「渋谷で5時」もヒットしました。

更にその2つ入る文字が「き」なので“お・か・きネーム”でもあります。

自分に厳しい方なので還暦を過ぎても止まる事を知らず、一昨年には初のアニメソングや、昨年には娘、いや孫ほど歳の離れた鈴木愛理(すずきあいり)さんとデュエットするなど、新しい事に挑戦し続けているのです。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

続いてトランペットの桑野信義さん、

ローマ字で書くと KUWANO NOBUYOSHIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

文字で見ても(くわののぶよし)と同じ文字が続く“連チャンネーム”ですし “ワンモアネーム”でもあります。

桑野信義さんがボーカリストだったら歌手としてワンモアな活躍をしていたかも知れませんが、トランペッターだったので歌手以外のジャンルでワンモアな活躍となりました。

志村(しむら)けんさんの「だいじょうぶだぁ」や「バカ殿様」でコント俳優となったのです。コントとは言えセリフがあってお芝居をするんですから“俳優”ですよね。

なめらかネームは俳優向きの名前なのです。 

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ELT伊藤一朗(いとういちろう)さんはノーペアネームのワンモアネームだったのでバラエティーでイジられ役になってしまいましたが、桑野信義さんはなめらかネームのワンモアネームだったのでコント俳優になったのです。正に名前の適性通りですね。

 

実はこのグループ、他にも良い名前の宝庫でして、

コーラスの佐藤義雄さん(低音のボンボンボンの方)は

ローマ字で書くとSATO YOSHIOとなる“なめらかネーム”で、RATS&STAR活動休止後は音楽プロデューサーとしてゴスペラーズRIP SLYMEを世に送り出した事でも知られています。

 

フロントコーラスの久保木博之(くぼきひろゆき)さんは

KUBOKI HIROYUKIとなる“なめらかネーム”で「き」の文字が2つ入るワンモアネームでもありますし、

ギターの出雲亮一(いずもりょういち)さんは

IZUMO RYOICHIと、なめらかネーム+フルネームの最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”でもある“ツーペアネーム”です。更に「い」の文字が2つ入るワンモアネームでもあります。

 

こうして主要メンバー5人の名前を見ると、その内4人もの方がワンモアネームだったんですねぇ。シャネルズからRATS&STARに改名してすぐに人気を取り戻せたのも、その効力だったのかも知れませんね。

・・・なんて感じで終わりたかったんですが、もう1人残ってましたね。ある意味忘れちゃいけない人が。

 

そう、コーラスの田代まさしさんです。(本名は漢字で政と書く)

ローマ字で書くとTASHIRO MASASHIとなるノーペアネームですが、「し」の文字が2つ入るワンモアネームでもあります。

ノーペアネームのワンモアネームなので鈴木雅之さんと同じタイプですが、メインボーカルではないのでELT伊藤一朗さんと同じタイプという事になります。(伊藤一朗さん、何度も名前使ってスイマセン)そしてなめらかネームではないのでバラエティーで“ワンモア”な活躍をしました。

この方は非常に弁が立つので、バラエティーでも司会者的立ち位置にまわり、一時は多くのレギュラー番組を抱える売れっ子タレントになりました。

しかしノーペアネームの不安定さが出てしまったのか、盗撮容疑に始まり覚醒剤取締法違反などの度重なる逮捕で、世間の人気も信用も失ってしまいました。

懲りない性格なのか依存症なのか、逮捕歴もワンモアどころかツーモア、スリーモアと・・・シャレにもなりませんね。やめておきましょう。

 

以上RATS&STARのメンバーの名前を診断してみました。

もう1度このグループ名についてですが、母音で見るとラッツ&スターと、最初と最後の文字が同じ“リターンネーム”になります。シャネルズとしては3年程度でしたが、ラッツ&スターはまだ正式に解散していません。グループ名はやはりリターンネームのほうが存続期間が長くなるんですね。

なのでいつか活動再開なんて日がくるかも知れませんよ。おそらくそこに田代まさしさんはいないでしょうけど。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

GLAY (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第127回)※2021.4.20改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第127回目の今日はGLAYの4人です。

 

GLAY=グレイという名前は“ドレミファソラシド”と同じく濁音「グ」の後にラ行「レ」が来る事から“ドレミネーム”と呼びます。 

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このタイプの名前を付けたバンドは爆発的な人気を得る傾向があります。

90年代後半にヴィジュアル系と呼ばれるバンドが溢れかえっていた中、GLAYは突出した人気を誇っていました。

グロリアス」「BELOVED」「口唇」「HOWEVER」「誘惑」「Winter,againなど次々とヒットを飛ばし、『GLAY EXPO '99 SURVIVAL』では驚異の20万人を動員するなど、正に時代の頂点に立ったのです。

メンバーそれぞれの名前はTERU、TAKURO、HISASHI、JIROと、やはり90年代頃から主流になり始めたニックネームの様な名義が使われていた為、「名前の法則」もこのままでは通用しません。

よって今回は本名を紹介しながら検証していきたいと思います。

(本名ですので対外的・商業的な影響は少ないと思われます。あくまで個人的・内輪的な話だという前提でご覧下さい。)

 

まずボーカルのTERUさんのお名前から見ていきましょう。

本名は小橋照彦(こばしてるひこ)といいます。

ローマ字で書くとKOBASHI TERUHIKOとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

リターンネームの男性は中性的な魅力を持つ方が多く、ボーカルも優しいバラード系が似合うものになります。GLAYがロックバンドでありながら「HOWEVER」の様なバラードが大ヒットしたのも、そこに要因があると思われます。

元々GLAYの結成当初はドラマーだったTERUさんが、デモテープを聴いたTAKUROさんの猛プッシュでボーカルに転向したそうで、その点にもリターンネームの前に出たがらない奥ゆかしさが感じられます。

更に全体を見るとKOBASHI TERUHIKOと、、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

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この“ロイヤルネーム”の方がグループにいた場合は非常に目立つ中心的存在になります。また芸能界のジャンルに関係なく、モテる方が多いのです。

GLAYが圧倒的な女性人気を獲得したのもそこに要因があるのではないでしょうか。

母音で見るとリターンネーム+ロイヤルネームなので充分良い名前ですが、文字で見ても「こ」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”はバンドでもソロでも成功する運を持っています。

ただロイヤルネームがそれより強い“役”なので相殺されている感があり、TERUさんのGLAY以外での活動はゲストボーカリスト的なものが多く、ソロではまだ曲を出していません。もしソロ活動をするなら“TERU”ではなく本名の小橋照彦名義にすればワンモアネームの特性も発揮される事でしょう。

 

続いてリーダーTAKUROさんのお名前を見てみましょう。

本名は久保琢郎(くぼたくろう)といい、

ローマ字で書くとKUBO TAKURO となります。

苗字の最後の文字「ぼ」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「く」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

このままだと「不安定」になりがちな“ノーペアネーム”という事で終わってしまうのですが、文字で見ると「く」の文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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この方の“ワンモア”な活躍と言えば、他のアーティストへの楽曲提供ですね。冒頭に挙げたGLAYの初期のヒット曲をほぼ全て作詞・作曲した事で、音楽業界の評価が上がりオファーが殺到したという訳です。同じワンモアネームでも昨日紹介したELT伊藤一朗さんとはそこが大きく違うところです。やはり優れた作詞・作曲が出来ると違いますね。

 

続いてギターのHISASHIさん。

本名は外村 尚(とのむら ひさし)といい、

ローマ字で書くとTONOMURA HISASHI となります。

苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「と」と、最後の文字「し」の母音が違います。

こちらは完全な“ノーペアネーム”です。 

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GLAYの中でも1番目立たない存在ではあります。作詞・作曲も出来ますがややマニアックでニッチな傾向があり、TAKUROさんの作るメジャーな曲に隠れてしまいがちです。

ノーペアネームの方が音楽業界で自立していくには相当な努力が必要ですが、これまたTAKUROさんが相当な努力家であると共にGLAY愛が強い方なので敵わないのです。

 

さて最後にJIROさんですが、

本名は和山義仁(わやまよしひと)といいます。

は?JIROは何処から来たんだと言いたくなりますが、GLAY加入前に所属していた「ピエロ」というバンドのボーカリストに名前を聞かれ、とっさに「JIRO」と答えた為だそうで、本人も何故自分が「JIRO」と言ったのかまったく分からないらしいのです。

ローマ字で書くとWAYAMA YOSHIHITOとなり、

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「よ」、

フルネームの最初の文字「わ」と、最後の文字「と」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

ただ苗字と下の名前で分けて考えるとWAYAMA YOSHIHITOと、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあります。 

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いのですが、先述の「ピエロ」というバンドは函館では人気があったそうなので、そこからGLAYに加入したと考えれば転向と言えるのではないでしょうか?

それにこの方だけが本名に由来しない名義だとすると、和山義仁からJIROになった訳ですから改名した様なものです。これはもう立派な転向でしょう。

また2005年に結成されたTHE PREDATORSザ・プレデターズ)というバンドの一員としても活動しています。あくまでGLAYと並行しての様ですが、こちらがもし軌道に乗れば本当の転向もあるかも知れません。

 

以上GLAYのメンバーの本名を炙り出して適性を調査してみました。GLAYに限らず昨今のバンドメンバーの名義はニックネームの様なものが多い為、相当有名なバンドでないと私も本名まで調べて診断する気にはなれません。

皆さんそれぞれお気に入りのバンドがあるでしょうから、この「名前の法則」で本名を診断してみると面白い結果が出てくるかも知れませんよ。

 

1994年のメジャーデビューから27年、GLAYも老舗バンドとなりました。

ドリカム、ポルノグラフィティ、E.L.Tなど“ドレミネーム”のグループも“リターンネーム”と同じぐらい継続性が高くなる様ですね。

年内にはニューアルバムの制作、発売が予定されているそうで、まだまだ何かやってくれそうです。(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。