矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

山下達郎さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第112回)※2021.4.5改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第112回目の今日は山下達郎さんです。

 

ローマ字で書くとYAMASHITA TATSUROとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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また、母音ではなく文字で見ると(やましたたつろう)となり、苗字から下の名前にかけて同じ「た」という文字が続いています。

こういう同じ文字が続くタイプの名前を“連チャンネーム”と呼びます。

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文字が続くので呼びやすい、覚えてもらいやすいという特徴があります。

 

◉早過ぎた?幻のバンド活動時代

 

若い方は山下達郎さんがバンドを組んで活動していた事を知らないのではないでしょうか。

1973年に結成されたシュガー・ベイブというバンドだったのですが、山下達郎さんは大貫妙子(おおぬきたえこ)さんと共にボーカルを務めていました。

同じ文字が続く“連チャンネーム”は“ワンモアネーム”でもあります。

“ワンモアネーム”はグループで成功してソロでも成功する方に多い名前なのです。(斜体文字が加筆した部分です)

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しかし歌謡曲やフォーク、ロックが主流だった時代にシティ・ポップと後に呼ばれるジャンルが斬新過ぎたせいか、当時は知る人ぞ知るマイナーなバンドだったようです。活動期間も4年程度と短かくライブ映像などもほとんど残っていません。

ただ唯一のアルバムとなった「SONGS」の収録曲「DOWN TOWN」EPO(エポ)さんによるカヴァー)や「パレード」が「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマに、「SHOW」が「DAISUKI!」の番組テーマ曲に使用された事などから後世に高い評価を受け、発売から40年以上経った今も「日本のPOPS史に残る1枚」と言われて聴き継がれています。

当時はまだ時代が追いついていなかったと思われ、山下達郎さんの才能が時代を先取りし過ぎていたようです。

 

◉テレビに出なくても・・・

 

シュガー・ベイブの解散後に山下達郎さんはソロデビューをするのですが、前述の通りシュガー・ベイブは当時マイナーなバンドだった為、当然そのボーカルの知名度も低く、直ぐに売れたという訳ではありませんでした。

いくら歌手運の強いなめらかネームでも、名前が知られていなければ売れる訳はありませんからね。

これで売れなければ作曲家に専念しようとしていた4枚目のアルバムからシングルカットされた「LET'S DANCE BABY」のB面「BOMBER」という曲が大阪のディスコを中心に火が付き、徐々に注目を集めていきます。

昨日の吉田拓郎(よしだたくろう)さん同様テレビには出ない方針でしたが、CMソングに起用されたシングルRIDE ON TIMEがヒットし、同タイトルのアルバムがチャート1位となって遂にブレイクするのです。

高い音楽性はもちろん、あの類い稀なボーカルを世間が放っておかなかったという事でしょう。日本を代表するシンガーソングライター、山下達郎の名が世に知れ渡った瞬間でした。

それからというもの自身の曲にはほぼタイアップが付き、

近藤真彦(こんどうまさひこ)さんのハイティーン・ブギや、

フランク永井(ながい)さんの「WOMAN」など、他の歌手に提供した曲も相次いでヒットするなど、いつしかヒット・メーカーと呼ばれるようになっていきました。

竹内(たけうち)まりやさんと結婚したのもその頃で、仕事もプライベートも全てが上手く回り始めたのです。

 

◉「クリスマス・イブ」の誕生

 

1983年6月発売の「MELODIES」というアルバムに収録された「クリスマス・イブ」が同年12月にシングルカットされました。

あの「雨は夜更け過ぎに・・・」という唄い出しはシュガー・ベイブ時代に未完だった曲から引用したそうで、歌詞はあっという間に書き上げたそうです。

5年後の88年にJRのCMソングに起用されて以降、毎年クリスマスシーズンになると街中に流れる定番曲となります。その時期には例年のように売り上げも伸び、「日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数の曲」としてギネス世界記録にも認定されました。

もはや山下達郎さんの代名詞となった名曲ですが、シングルカットされてから5年後にCMソングに起用されたという経緯を見ると、ある程度の“運”を感じずにはいられません。なめらかネームの歌手運、ヒット曲運とはこういう事なのです。

テレビに出ないどころか、自身のミュージック・ビデオにも顔出ししないほど出たがりではありませんが、その分の運が歌手運に注ぎ込まれたという事でしょう。

 

顔出ししない代わりと言ってはなんですが、ラジオでは「サンデー・ソングブック」というレギュラー番組を30年近く担当しています。

吉田拓郎さんと違って、とりわけ話が上手いとか面白いとかいう評判が聞こえてこないのは“リターンネーム”ではないからでしょう。まぁ素晴らしい作品を生み出し続けているのでそんな必要もないんでしょうけどね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

吉田拓郎さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第111回)※2021.4.4改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第111回目の今日は吉田拓郎さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとYOSHIDA  TAKUROとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

また、フルネームの最初と最後の母音も同じ「オ」ある事もよくわかります。

この様なお名前を最初の文字に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

(平仮名で書くと“たくろう”となるので、最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「ろ」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“タクロー”となり、最後の母音は「オ」という事になります。)

つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この様なお名前を、トランプ(ポーカー)の役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。 

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更に、全て平仮名にした場合(よしだたくろう)となり、1文字目に濁点は付くものの、苗字から下の名前にかけて同じ「た」という文字が続いています。

こういう同じ文字が続くタイプの名前を“連チャンネーム”と呼びます。

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同じ文字が続くので呼びやすい、覚えてもらいやすいという特徴があります。

 

「名前の法則」の世界における良い名前の条件を総なめにしていると言ったところですが、

“ツーペアネーム”で苗字から下の名前にかけての“連チャンネーム”と言えば福山雅治(ふくやままさはる)さんも同じタイプです。

 

マチュア時代から音楽コンテストの上位に入賞するなど、才能の片鱗を示していた吉田拓郎さんは、1972年にCBSソニーとアーティスト兼プロデューサーとして契約を結び、本格的にプロとして活動を始めました。その時発売した「結婚しようよ」が40万枚以上を売りあげるヒットとなります。それまでのフォークソングは若者たちの反体制的なメッセージが込められたものでしたが、タイトル通り女性へのプロポーズがテーマのこの曲のヒットにより、一般的な音楽として認められるきっかけとなりました。

さらに「旅の宿」もヒットしたことで作曲の依頼も舞い込む様になります。

この時点でもうなめらかネームの歌手運とリターンネームのプロデューサー運を発揮していますね。

 

◉テレビに出ない歌手の先駆け

 

吉田拓郎さんから始まったと言われているものがいくつかあるのですが、まず1つは曲がヒットしても「テレビに出ない」という事でしょう。

他の歌手の多くがテレビを利用して歌を売り込んでいた事への反発だったと思われますが、「旅の宿」のヒット中にも関わらずテレビ出演を拒否し始めます。

それ以降他のフォーク、ニューミュージック系の歌手浜田省吾(はまだしょうご)さんや中島(なかじま)みゆきさんなども「テレビに出ない」事が当たり前の様になっていった事を考えると、それだけ影響力が大きかったのでしょう。

 

歌詞の字余り、字足らずも拓郎さんからと言われていて、それまでの日本の歌謡曲やポップスは、音譜ひとつにひとつの文字がぴったりとハマるものだったのですが、言葉を自由にメロディに載せる事を優先し、多少の字余り、字足らずは犠牲にしていました。

また、です・ます調の歌詞を多く取り入れる事で、それまでのフォークやロックの反骨心を煽る様な歌詞とは一線を画した、独自の世界観を作り上げました。

 

更に森進一(もりしんいち)さんに提供した襟裳岬のヒットによって、演歌歌手の歌は演歌系作家が作るという常識を払い退け、歌謡曲との境界線を無くしフォークの地位を向上させます。

その後もキャンディーズ「やさしい悪魔」や、石野真子(いしのまこ)さんの「狼なんてこわくない」など、アイドルに提供した曲もヒットしました。

 

同じ文字が続く“連チャンネーム”は“ワンモアネーム”でもあります。

“ワンモアネーム”はグループで成功してソロでも成功する方に多い名前ですが、最初からソロの方は自分で唄った曲がヒットして、他の歌手に提供した曲もヒットするという傾向がある様です。(斜体文字が加筆した部分です)

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またその頃のフォーク歌手では珍しく女性人気が高かった事でも知られ、四角佳子(よすみけいこ)さん、浅田美代子(あさだみよこ)さん、森下愛子(もりしたあいこ)さんと3度の結婚歴がある事も物語っています。

 

◉意外と?話し上手

 

テレビに出ないという選択をする事からも、喋る事は苦手なのかと思いきや、自身のコンサートではMCに時間を費やし、50分のステージで40分喋った事もあったそうです。

単なる喋り好きではなく話が面白かったのでお客さんも聞き入っていたのでしょう。その面白さはラジオのDJでも活かされ、テレビに出ない代わりにラジオでは「オールナイト・ニッポン」など多くのレギュラー番組を担当してきました。

なめらかネームは目立ちたがりな方が多いのでおかしいとは思っていたんですが、リターンネームの話し上手という特性がそこで活きていたんですね。

名前的には福山雅治さんと近いタイプだと申しましたが、女性人気も高いシンガーソングライターで、話も上手くて面白いと、共通点が多いですね。違いは拓郎さんが俳優の仕事をほとんどしてこなかったぐらいじゃないでしょうか。

90年代頃からはそれまで張っていた片意地も緩んできたのか、KinKi Kids の「LOVE LOVE あいしてる」などバラエティー番組にも出始めたので、そちらの印象が強い方も多いでしょうね。

 

昨年4月から月1でレギュラーを務めている「オールナイト・ニッポンGOLD」のパーソナリティーが、1年経って改編期を乗り越え4月からも続く事になりました。

さすがに全盛期よりキレは衰えたかも知れませんが、74歳になった今もまだまだ現役なのです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

改編期恒例?「オールスター感謝祭」風スペシャルクイズ・パート4

「さぁ、今日からまた【お名前診断】の2回目を・・・」

『ちょっと待ったー!』

「どうしたんですか?【お名前診断】なんで有作さんの出る日じゃないですよ。」

『この時期は改編期恒例のオールスター感謝祭」風クイズやらんといかんだろ!』

「恒例って言っても、去年の秋に3回ほどやっただけですけどね。」  

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『先週の土曜日に本家の放送があったから、てっきりまたやるもんだって楽しみにしてたんだぞ!』

「あぁ、確かに1回目は本家の放送日に合わせてやったんでしたね。でも先週はまだ原稿の修正が終わってなかったから。」

『もう終わったんだから出来るだろ?』

「でもまだ納得いってない部分もあるから、次の段階に備えて詰めておきたいんですけどねぇ・・・。」

『ちょっとぐらいブログのほうに時間かけても、いいじゃないの〜?』(日本エレキテル連合風に)

「わかりましたよ、そこまで言うならやりますけど、その代わり手加減はしませんよ!」

『おうっ!ドンと来い!・・・で、賞金は出るんだろうな?』

「結局それが目当てですか。いいでしょう、全問正解したら10万円差し上げますよ。」

『本当だな?よーし、10万円頂きだぜ!』

「じゃあ始めますよ。全員スタンダップ

『いや全員って俺しかいないし、立たなくていいだろ!?(前回も言ったな?)』

「雰囲気ですよ、雰囲気。それでは感謝祭風スペシャルクイズパート4、スタートです!」

 

ジャージャン、では早速第1問、

【お名前診断】第141回の井上陽水(いのうえようすい)さんにまつわるクイズです。

 

Q1.井上陽水さんのデビュー当時の芸名は次の内のどれ?

 

『え?最初から井上陽水じゃないの?』

「レディーGO!」

 

①カンドレ・マンドレ  ②アンドレ・カンドレ

③オンドレ・カンドレ       ④アンドレ・ザ・ジャイアント

 

『④のアンドレ・ザ・ジャイアントは昔のプロレスラーだよな?』

「質問には答えられません。」

『別に答えてくれなくてもいいんだけどよぉ、①か②のどっちかなんだよなぁ。』

井上陽水さんのファンか、このブログを熱心に見てくれている方なら簡単だと思いますよ。」

『でも井上陽水の【お名前診断】なんて去年の5月だからほぼ1年前だろ?いくら熱心でももう忘れて・・・』

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

『あーっ!タイムリミットがあるんだった!じゃあこっちだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、①カンドレ・マンドレ

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

 

ジャーン、②番の アンドレ・カンドレ でしたー。

 

『違ったか〜!じゃあカンドレ・マンドレってなに?』

「カンドレ・マンドレは井上陽水さんがアマチュア時代に作った曲のタイトルでした。」

『そんなのわかる訳ないだろ!?』

「ちゃんと井上陽水さんの回で曲名も書いてましたよ。だからこのブログを熱心に見てくれている方はわかる筈です。・・・という訳で10万円のチャンスはなくなりましたー。」

『待て!今のは無しにしてくれ。』

「もう泣きの1回ですか?」

『久し振りなんだからもっと簡単な問題にしてくれよ〜。』

「仕方ないですねぇ。それでは次の問題!」

 

ジャージャン、第2問・読みがなクイズ!

『読みがなクイズか、簡単そうだな。』

Q2.次の人物の名前を正しく読んでください。

『読むだけでいいんだろ?』

「レディーGO!」

 

エレファントカシマシ宮本浩次

 

 ①みやもとこうじ  ②みやもとひろし

 ③みやもとひろじ  ④みやもとひろつぐ

 

『うーん、こうやって似たようなの並べられると分かんなくなる!』

「第5回の“空想”紅白で「悲しみの果て」の替え歌も唄ってたじゃないですか。」 

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『いやそう、そうなんだけど・・・(クシャクシャ)』

宮本浩次さんみたいに頭掻きむしっても分かんないでしょ?」

『いや“こうじ”だった気もするし、“ひろじ”だった気もするし・・・。』

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

『オーッ!時間がない!確かみやもとひろじだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、③みやもとひろじ

 

『これでどうだ?』

「正解はこちら!」

ジャーン、③みやもとひろじ

 

『やったー!』

「お見事!正解です!」

『よーし、これで10万円に1歩近づいたぜ!』

 

ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャ!

『あっ!この音楽ってもしかして?』

 

 

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

『前回もやってたけど、やっぱりCMいくのかよ?』

「雰囲気ですから、雰囲気。」

 

ジャージャン、第3問・並べ替えクイズ!

『並べ替えクイズ?』

 

Q3.ある有名人の名前が一旦かなに変換され、並べ替えられた後で別の漢字やカタカナが当てられています。さて、元の有名人は誰でしょう?

 

『並べ替えりゃいいんだろ?』

「レディーGO!」

 

 シケた男児

 

『シケた男児?誰かディスってんのか?』

 ①武田真治   ②武田鉄矢

 ③武田久美子  ④武田信玄

 

チッチッチッチッ・・・

『チッチッ早くねぇか?待てよ、“だんじ”で“じ”が入ってるから・・・』

5、4、3、・・・

『①の武田真治(たけだしんじ)だ!』

「正解です!」

『えっ、正解でいいの?なんかあっさりしてない?』

「今のは例題でした。」

『何だよ!早く言えよ!』(石原良純(いしはらよしずみ)さん風にキレてます)

「それでは並べ替えクイズ第1問!」

 

 生足だ

 

『えっ、問題になってんのこれ?わっかんねぇなぁ?まぁ選択肢見りゃわかるか。』

「この並べ替えクイズは選択肢なしです。」

『うそだろっ!(ザブングル加藤風に)10万円取らせたくねぇから難しくしやがったな!?』

「じゃあヒント出しましょう、ヒントは子役から有名になった人です。」

『そんなのいっぱいいるだろ!』

「もう、仕方ないなぁ。じゃあ全部ひらがなに戻しますね。」

 

 なまあしだ

 

「これでわかるでしょ?」

『ん?あしだ・・・芦田!・・・わかった!芦田愛菜(あしだまな)だ!』

「正解です!」

『よーし!』

「では次の問題。」

『早くね?』

 

 蒸らしたカカオ

 

『カカオ蒸らしてどうすんだよ!?』

「問題はそこじゃないです。」

『くっそー、わかんねぇなぁ。ヒントねぇのかヒント!』

「ヒントは去年結婚した人です。」

『そんなのいっぱいいるだろ!』

「もう、仕方ないなぁ。じゃあ全部ひらがなに戻しますね。」

 

 むらしたかかお

 

『おぉ!なんか見えてきたぞ!・・・おかむらたかし・・・ナイナイの岡村隆史(おかむらたかし)だ!』

「お見事!これで連続正解です。」

『なんだ、意外と簡単だったな?』

「ここまでは入門編です。」

『何だよ!さっきから例題とか入門編とかよぉ!』

「ここからは上級者編で、並べ替えた上に「、(読点)」が入ります。」

『「、」が入ったってそんなに変わんねぇだろ?』

「それが「、」が入っただけで難しくなるんですって。じゃあいきますよ。」

 

 ツナ、なまこ増し

 

『ツナになまこ入ってんのかよ!?』

「だから問題はそこじゃないですって。」

『くっそー、ホントに難しいなぁ。ヒントねぇのかヒント!』

「ヒントは女優さんです。」

『女優なんていっぱいいるだろ!』

「もう、仕方ないなぁ。じゃあ全部ひらがなに戻しますね。」

 

 つな、なまこまし

 

『ん?“ま”と“な”が2文字ずつ入ってる!・・・わかった!松嶋菜々子(まつしまななこ)だ!』

「正解です!」

『やったー!』

「では次の問題。」

『何問出すんだよ!?』

 

 お、固過ぎる

 

『何が!?』

「いや何が?じゃなくて。言葉の意味にとらわれ過ぎでしょ?」

『くっそー、わかんねぇなぁ。ヒントねぇのかヒント!』

「ヒントは女優さんです。」

『だからいっぱいいるだろって!』

「もう、仕方ないなぁ。じゃあ全部ひらがなに戻しますね。」

 

 お、かたすぎる

 

『おすぎかたる?・・・おすぎとピーコか?』

「それはさすがに間違え過ぎです。」

『すぎた・・・かおる・・・杉田(すぎた)かおるか!』

「正解です!」

『やったぜ!』

「では最後の問題。」

『まだあんのか!?』

 

 さ、お尻だよ

 

『分かった!壇蜜(だんみつ)だろ?』

「いや文字数も違うし“だ”しか合ってないじゃないですか。」

『「さ、お尻だよ」なんて言うやつ、壇蜜しかいねぇだろ!』

壇蜜さんも言わないでしょ!」

『くっそー、ヒントくれヒント!』

「ヒントはアスリートです。」

『だからいっぱいいるからヒントにならないんだって!』

「もう、仕方ないなぁ。じゃあ全部ひらがなに戻しますね。」

 

 さ、おしりだよ

 

『おしりが特徴的なアスリートって誰だ?』

「だから意味に引っ張られ過ぎですって。」

『もうちょっとヒント無いのか?』

「これ言ったら分かっちゃうかな?霊長類最強です。」

『霊長類最強?・・・吉田沙保里(よしださおり)か!』

「正解です!」

『正解はいいけど、吉田沙保里壇蜜扱いして怒られねぇか?』

壇蜜扱いしたのは有作さんでしょ。」

『とにかくこれで全問正解、10万円ゲットだぜ!』

 

ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャ!

『なにっ!CMいったって事は!?』

 

 

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

「それでは10万円が掛かった最終問題です。」

『さっき、最後の問題って言っただろ!』

「あれは並べ替えクイズの最後の問題っていう意味です。」

『紛らわしいんだよ!』

 

ジャージャン、最終問題!

 

Q4. 次の4つのヒット曲の内、歌詞に「きのこ」が出てくるのはどれ?

 

『実際の「オールスター感謝祭」でもこんな問題あったな!でも歌詞に「きのこ」が出てくる歌なんてあるか!?』

「レディーGO!」

シブがき隊「スシ食いねぇ!」

森高千里「私がオバサンになっても」

米津玄師「Lemon」

嶋大輔「男の勲章」

 

『うーん、「スシ食いねぇ!」は魚介類ばっかりだし、「Lemon」は“きのこ”じゃねぇしなぁ。』

チッチッチッチッ・・・

『あー!10万円のチャンスが・・・こうなったらやぶれかぶれだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、③森高千里「私がオバサンになっても」

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

 

嶋大輔さんの「男の勲章」でした〜。

 

『あー!外したーっ!』

「残念でしたねぇ。」

『待てよ!「男の勲章」のどこに“きのこ”出てくんだよ!?』

「サビ前の所です。」

『サビ前?・・・🎵ガ〜キの頃〜、路地裏で見た〜、』

「ほら、が〜きのころ〜って。」

『何だよ!まつたけとかしいたけとか入ってんのかと思ったら、まんま“きのこ”かよ!』

「残念ながら優勝者はいなかった為、10万円はおあずけでーす!」

『最初から優勝させる気なかっただろ?』

 

皆さん長時間お付き合い頂きありがとうございましたー。

また秋の改編期になったら、「感謝祭」風クイズやるかも知れません。

 

あと、こちら「名前の法則」の書籍もよろしくお願いします。

 

『🎵きのこ、のこ〜のこ、元気のこ〜』

「それはもう「きのこの唄」です。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

読者の皆さまに近況報告

「さて、今日もお名前診断の・・・

『待たせたなぁ!』

「うわっ!出た!」

『(小声で)これ読んでくれ。』

「なんですかこのメモ用紙?」

『いいから読めって!』

「・・・兄貴、今日もカッコいいですね、レイバンのサングラス。」

『まぁな!』

「サンローランのジャケット。」

『まぁな!』

「BIGIのパンツ。」

『まぁな!』

福助(フクスケ)の、足袋(たび)。」

『ここでドーン!と大爆笑だ。』

「いやコント赤信号の昔のネタじゃないですか!もう今の若い人知らないですよ!」

『これでつかみはOK!と。』

「それはダチョウ倶楽部のやつ!それももう古いです!」

『そんな事はどうでもいいんだよ!それより俺は一体いつまで“干される”んだよ!?』

「あぁ、そうでした。」 

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2月20日の記事でもお知らせした通り、このブログで毎回最後に告知している私の本「有名人 名前の法則」の第2弾を製作している途中なのですが、出版社から【編集提案】が届き、編集の第2段階に入りました。

そして以前に提出した原稿(第1稿)から大幅な変更、改訂を加え3月15日までに提出しなくてはなりませんでした。

『そうそう、3月15日までって言ってたよな?』

「ところが3月15日までには間に合わなくって・・・」

『ナニっ!?』

「結局3月17日になっちゃいました。ハハハ・・・」

『ハハハ、じゃないだろ!アウトじゃないか!』

「いや実際出版社の要求は3月15日までじゃなく、3月15日ごろをめどにお送りください、だったんでギリセーフです。」

『いやアウトだろ?』

「3月17日は3月15日ごろじゃないですか。」

『何だその“江川問題”の“空白の一日”みたいなやり口は?』

「いやそれももう今の若い人わかんないです。何せいろいろ手直しする必要があったんで時間かかっちゃったんですよ。」

『手直しってまさか?』

「前にも言った通り“替え歌”は大幅にカット(削除対象に)されてました。」

『カットってどんな風に?』

「例えばこんな風にです。」

 

嵐「Happiness

🎵おしり出せ〜、おしり出せ〜』

 

『うわっ!の替え歌が取り消し線でバッサリいかれてる!』 

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「この記事にもある福山雅治(ふくやままさはる)さんの替え歌3部作(別名クズ3部作)も丸ごとカットされてました。」

『お、俺の珠玉の替え歌に、ひでぇ事しやがる。』

「替え歌はまだしも、出版物では正規の歌詞を載せるのも難しいようで、長くなるとJASRACの許諾が必要になるそうです。

だから細川(ほそかわ)たかしさんの「北酒場」も

『🎵北の〜酒場通りには〜長い〜髪の女が似合う〜

 ・・・と、なっていました。」

『北の酒場通りには〜、だけじゃ意味わかんねぇだろ?』

「特徴的なフレーズは良くないらしいです。」

『このブログでは載せてたじゃないか?』

はてなブログJASRACと包括的利用許諾契約を締結しているんで、載せても大丈夫なんです。」

『ほ、ほうかつてきりようきょ・・・なんかわかんねぇけど、はてなブログ「自由だ〜っ!」て事だな。』

「あと、曲のイメージを損ねる替え歌もカットされてました。」

『そんなのあったか?』

「あれですよ、石川(いしかわ)さゆりさんの“あえぎ声”。」

『えっ!?あれもカットなのか?』

「あれはカットされて当然と言えば当然ですけどね。」

『いやあれをカットされたらオチがつかないじゃないか!』

「だから“◯え◯声”って◯で隠して修正しましたけど、出来上がりはどうなるか分かんないです。あと企業名や商品名が入ってる場合も良くないらしく、

和田アキ子さんの『🎵永谷園の、マーボーはるさめ!』

 も、こうなってました。」

『これこそ大事な“大オチ”じゃないか!』

「なので・・・『🎵◯谷園の、マー◯ーはる◯め!』

と、一部を◯で隠して提出したら3日後に「再度確認願います。」とメールが来て「明らかに特定できる場合は伏せ字にしても意味がない」と指摘されました。」

『進研ゼミの通信教育みたいだな。』

「で、他にも指摘された部分を修正して再提出したのが月曜日(29日)だったんです。」

『じゃあ「“空想”紅白歌合戦」も内容が変わってるって事か?』

「特に第7回はダメもとで載せてみましたけど、見事にバッサリ消されてました。」 

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『丸ごとか?』

「はい、1文字も残さずです。」

『チックショ〜!』コウメ太夫(だゆう)風に)

「あぁ、そういうギャグは載せてもいいみたいですよ。」

 

・・・という訳で1ヶ月のはずが1ヶ月半にわたり「お名前診断」の2回目をお送りしておりました。過去記事に少し補訂しただけの記事にスターをつけて頂いた読者の皆さん、ありがとうございました。

『おっ!いよいよ再開か?』

「と、言いたいところですがー、すぐまた再編集依頼がくるかも分からないので、当面の間「お名前診断」の2回目を続行します!」

『なぁ〜にぃ〜!?』クールポコ風に)

「2回目はまだ110回までしかいってないんで、260回の藤原竜也(ふじわらたつや)さんまであと150回もあるんですよ。」

『そういう事じゃなくて、新しい記事書かんといかんだろ!』

「私もその気持ちはやまやまなんですけど、本の内容を充実させたいんでねぇ。」

『ブログより本のほうが大事って事か?』

「はい!」

『キッパリ言いやがった!』

「今は、ですよ。」

 

以上、今回は近況報告とさせて頂きました。もうしばらくの間、過去記事に一部追記や修正を加えただけの、薄〜い内容になるかとは思いますが、本の編集が終わる頃には書き下ろしの記事で帰ってくるつもりですので、それまではサラ〜っと流し読みで結構ですので目を通して頂けると嬉しいです。

『問題作の「第7回“空想”紅白」が読めるのはこのブログだけ!』

「いや“少年ジャンプ”のコピーみたいになってる!」

 

これからもこのブログをよろしくお願いします。あとこちらの第1弾もよろしくお願いします。

『でも明日は特別企画をお送りする、かも知れないぜぇ。』

「嫌な予感が・・・」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

久本雅美さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第110回)※2021.4.1改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第110回目の今日は久本雅美さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとHISAMOTO MASAMI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。 

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今週は吉永小百合さん以外、バラエティーでも活躍された女優さんを紹介してきましたが、最後はやはりこの方にご登場願いましょう。

何で最後にお笑い芸人なんだって?とんでも無い、この方はれっきとした女優さんですよ。えぇ、誰が何と言おうと女優です。ただ、完全にバラエティー向きの人だったというだけです。

 

大阪出身の久本雅美さんは短大卒業後に上京し、佐藤B作(さとうビーさく)さんの主宰する劇団東京ヴォードヴィルショーに入団します。

そこのメンバーだった柴田理恵(しばたりえ)さんや佐藤正宏(さとうまさひろ)さんらと共にWAHAHA本舗を設立するんですねぇ。

ね、劇団に入って更に新しい劇団を自分たちで立ち上げたんですから、経歴だけで見ると女優っぽいでしょ。

ただその劇団でやってた事が、自分の乳首をつまんで「コーヒー豆!」という身体を張ったギャグ芝居だっただけの違いです。

その後タモリさんの番組「今夜は最高!」のミニコントへの出演をきっかけに、バラエティー番組に出演する様になります。

リターンネームはバラエティーに強い名前です。頭角を現すのも早い訳ですね。

また芸名ではなく生粋のリターンネームなのでとにかくよく喋ります。

リターンネームの女性は歌や楽器で自分を表現する方が多いのですが、そうでない場合はお喋りで自分を表現する様になってしまうんですねぇ。バラエティーに強くなる訳ですよ。

 

◉下ネタでも好感度アップ

 

やがてコント以外にもバラエティーに出演する機会が増えていくのですが、つかみとして乳首をつまんで引っ張るふりをする「よろ乳首〜」や、大事な部分を叩くふりをする「ポーン!」など、普通の女性は恥ずかしくて出来ない様なギャグを乱発します。ただそれが男性だけではなく、何故か女性にもウケて大ブレイクするのです。

1つ間違えば引かれたり「下品だ」と批判が殺到したりする筈ですが、むしろ逆に好感度が上がっていきました。放送倫理上ギリギリの、節度を守った下ネタだったからでしょう。本人も「コーヒー豆!」に比べたらどうって事ない行為だったでしょうしね。

余談ですが「ポーン!」というギャグをウィキペディアではどう説明しているかというと、「下腹部を強く叩いて存在感を表す」と表現しています。なるほど、あれは存在感を表していたんですね。

そしてバラエティーで引っ張りだことなり、レギュラー番組もどんどん増えていきました。

中でも「笑っていいとも!」のレギュラーは17年半もの長きに渡って務め上げ、女性では歴代最長記録になったそうです。

好感度もうなぎ登りで、2001年からの3年間は「好きなタレント調査」で女性部門の1位に選ばれました。面白さが下品さを上回ったという事でしょう。

母音ではなく文字で見ると(ひもとまみ)と、「さ」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

“ワンモアネーム”は歌手の場合、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、俳優の方の場合は舞台(劇団)でも成功して俳優(個人)でも成功するという運がある様なのです。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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遂にはバーター的出演の多かった柴田理恵さんや、同じ劇団所属の梅垣義明(うめがきよしあき)さんまで人気タレントに引き上げてしまいました。WAHAHA本舗の看板女優として劇団の知名度まで上げていったのです。

ただそれだけの人気者でありながら、結婚相手には恵まれず未だに独身です。これも今のご時世ならタブーだハラスメントだとなる所ですが、この方の場合は結婚出来ない事も自虐ネタにして笑いに代えているので大丈夫でしょう。

 

◉妹との格差

 

久本雅美さんの話のついでに、妹さんの事も紹介しておきましょう。

6歳下の妹、久本朋子(ひさもとともこ)さんもタレント活動をしているのですが、まぁ顔も喋り方もお姉さんそっくりな方です。

あまりにもそっくりなので「同じ人は2人要らない」と思われてしまうせいか、活躍の場に恵まれていません。名前は“なめらかネーム”なのでバラエティー向きではないとも言えますが、姉妹でこれほど差が開くのも酷な話です。最近はテレビショッピングで大きなリアクションをとって頑張っていますが、格差が大き過ぎますね。

 

1996年から25年にも渡ってMCを務めた「メレンゲの気持ち」が3月いっぱいで幕を閉じました。女性MCで1つの番組をこれだけ長く続けた方は(「徹子の部屋」のような1対1のトーク番組を除き)なかなかいないんじゃないでしょうか。

それでもまだ「秘密のケンミンSHOW」や「ぴったんこカン・カン」などレギュラーが残っていますので、還暦を過ぎてどこまでいけるか“笑いと結婚した女”の生き様を今後も見届けていきましょう。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

米倉涼子さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第109回)※2021.3.31改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第109回目の今日は米倉涼子さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとYONEKURA RYOKO となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

女性の場合リターンネームは歌手業に強い名前だったのですが、ここ数年は女優業で活躍される方が増えてきました。 

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理由としてはグループアイドル主流の昨今、ソロの歌手としてデビューするのが難しい時代になったからと考えられます。

 

また“りょうこ”という名前も女優に向いているのか、

広末涼子(ひろすえりょうこ)さん、篠原涼子(しのはらりょうこ)さん、国仲涼子(くになかりょうこ)さん、字は違いますが坂口良子(さかぐちりょうこ)さんなど、“ノーペアネーム”でも女優として成功した方々がいらっしゃいます。

米倉涼子さんはその“りょうこ”+リターンネームなのです。 

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米倉涼子さんは全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、モデルとしてデビューします。ファッション雑誌「CanCam」の専属モデルなども務めましたが、その頃はまだまだ知名度は低かったでしょう。

24歳になった頃から女優に方向性を定めドラマに出演し始めますが、その頃はまだ脇役ばかりでヒット作にも恵まれませんでした。

そこでリターンネームのバラエティー向きの特性が先に作用したのか「明石家マンション物語」や「夜もヒッパレ」などのバラエティーに出演します。

本人も有名になる為ならと意欲的だったと思われますが、両番組とも終了間際の出演となった為、期間としては長くありませんでした。

ただそれが怪我の功名というか、もし長く続いていたらバラエティータレントになってしまい、後の大女優・米倉涼子は生まれていなかったかも知れません。

 

バラエティー出演である程度人気と知名度が上がったお陰か、ドラマでも主役を任される事が多くなります。

特に「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」の松本清張3部作では悪女役を演じて女優としての格を上げました。「黒革の手帖」の舞台版でも主演して、念願の舞台公演を果たします。これが予想以上の反響を呼び、本人の意欲に益々火が付いたのです。

 

◉ブロードウェイ進出

 

ブロードウェイでミュージカル「CHICAGO」を鑑賞した米倉さんは、日本版の構想を聞きつけると自ら売り込んで主役の座を獲得します。やがてブロードウェイ進出を考え始め、アメリカでジャズダンスやバレエのレッスンを受けました。

そして遂に「CHICAGO」のブロードウェイ公演で主演デビューを果たすのです。日本人女優がアジア系でないアメリカ人の役柄を演じるのはブロードウェイ史上初で、アジア出身の俳優としても初めてだそうです。

実はリターンネームは海外進出運の強い名前でもありまして、

久保田利伸(くぼたとしのぶ)さんや宇多田(うただ)ヒカルさん、野沢直子(のざわなおこ)さんなどの様に海外を拠点にされている方や、

北野武(きたのたけし)(ビートたけし)さんや野茂英雄(のもひでお)さんの様に海外で高い評価を受けた方はリターンネームの方が非常に多いのです。

理由としては海外では姓と名が入れ替わるから、と考えられます。

米倉涼子さんがRYOKO YONEKURAとなり、“なめらかネーム”になる訳です。

海外へ進出して自分がどう呼ばれるかを想像した時、フルネームが言いやすいと感じる為に、より意欲が高まるのではないかというのが私の見解です。

 

海外公演を成功させた米倉さんに「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の主演が決まり、高視聴率を叩き出す人気シリーズとなりました。「私、失敗しないので。」という名セリフと共に女優・米倉涼子の名が一層広く知れ渡ったのです。

 

昨年オスカープロモーションから独立し、個人事務所を立ち上げてからはや一年が経ちました。最近は「楽天モバイル」のCMの印象が強いですが、「新聞記者」のNetflix版オリジナルドラマシリーズの主演が決定し、今年中に全世界へ向け配信される予定です。

またも海外進出運が活かされるでしょうか。

(斜体文字が加筆した部分です)

  

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

杉田かおるさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第108回)※2021.3.30改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第108回目の今日は杉田かおるさんです。

このお名前は芸名で、結婚前の本名は橋本薫といいます。

(一般の方と結婚されたので現在の本名は非公表となっています。)  

 

ローマ字で書くとSUGITA KAORUとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「ウ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

つまり杉田かおるさんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、トランプ(ポーカー)の役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。

 

何故この方を取り上げるかと言うと、あまりにも名前の適性通りに生きてこられた方だからなのです。

まず“なめらかネーム”の特徴ですが、男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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杉田かおるさんは子役でデビューして間もない7歳の頃、石立鉄男(いしだててつお)さん主演のドラマ「パパと呼ばないで」に娘(チー坊)役で出演すると、愛らしい笑顔を振りまいて注目を集め、天才子役と呼ばれました。

石立鉄男さんの「チィ〜坊!」という独特の言い回しもウケてドラマもヒットしたので、チー坊役は当たり役だったと言えるでしょう。

これがまず1つ目です。

 

15歳の頃には「3年B組金八先生」の第1シリーズで最も重要な回と言える「十五歳の母」で妊娠・出産する女子生徒を演じて話題になります。「金八先生」はその後シリーズ化された事からも、ヒットドラマに恵まれたと言えるでしょう。

これが2つ目ですね。

 

金八先生」で卒業した直後のクールには西田敏行(にしだとしゆき)さん主演の「池中玄太80キロ」に出演、3人娘の長女を演じてまたまたドラマもヒットします。

これで3つ目のヒット作ですので、「ヒット作に恵まれる」という意味がお分かり頂けたでしょう。

おまけに挿入歌として唄った鳥の詩(とりのうた)という曲までヒットします。

こちらはリターンネームの女性歌手運が作用したのでしょうか。 

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正に順風満帆、名前の運を活かしきっていると言えます。ここまでは・・・。

 

◉大女優になる筈が・・・

 

映画では「青春の門」、続く「青春の門 自立篇」でヒロインを演じ、ヌードも披露して子役・清純派のイメージを脱却します。

映画は興行的にも成功したので、これが4つ目のヒット作と言ってもいいでしょう。

そのまま大女優への階段を駆け上がるかと思われましたが、若くして運を使い過ぎたのか、

その後しばらくはこれといった作品に恵まれなくなります。

 

しかし低迷状態が続いていた中、リターンネームのもう1つの性質、バラエティー向きの特性が彼女を救いました。

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30代後半になって、それまでほとんど出る事のなかったバラエティー番組に出演すると、歯に衣着せぬ発言で注目を浴びタレントとしての活動が中心になります。

何しろ子役時代から芸能界入りしていたので、そんじょそこらのタレントよりもキャリアは長く、慣れない筈のテレビ界でも怖いものなしでした。

むしろ慣れていないのが良かったのか、テレビで言っていい事といけない事の境目もよく分かっていなかったようで、普通は聞かれても言わないようなSEXの話を聞かれてもいないのに自分から喋り出したり、交際していた男性の会社に乗り込んで職場で暴れ回った(モラハラというか犯罪)話をカミングアウトしたりと、節度の無い発言を連発しました。

共演者(特に若い女性タレント)にも厳しく当たり暴言を吐くなど、いつしか毒舌キャラが身についていきます。

母音ではなく文字で見ると(すぎたかおる)と、「か」と「お」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。 

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自分に厳しいだけでなく、男性(交際相手)にも女性(若いタレント)にも分け隔てなく厳しいのです。(斜体文字が加筆した部分です)

「ロンドンハーツ」や「愛のエプロン」などでは一時期レギュラーの様にほぼ毎回出演してタレントとしても確固たる地位を築き上げていきました。

普通の女優さんならバラエティーに進出してもこうは行かないでしょう。ツーペアネームだからこそ出来る業なのです。

 

そんな杉田かおるさんですがここ数年はテレビ出演が極端に減っています。

実は母親の介護の為に芸能活動を抑えていたそうで、再婚した旦那さんとも協力して介護にあたっていたのです。しかし2018年1月には母親が他界し、現在は旦那さんと農作物を育てながら暮らしているそうです。

 

・・・そうして平穏な生活を続けているのかと思いきや、なんと昨年からYou Tuberとしての活動を始めていました。オーガニック(有機栽培)で育てた野菜の魅力や健康的な生活について語っているようですが、やはりメディアに出ない生活は長くは続かず、じっとしてはいられなかったのでしょう。

その内またテレビの世界に戻ってくるかも知れません。ほら、もうそこまで足音が聴こえてきていますよ・・・。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。